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今回は初めて恋愛小説を書いてみました!
(シリーズ化する予定です)
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私は昔から愛想がなく、学生時代の頃も友達やもちろん好きな人もいなかった。
その理由は簡単だ。
みんな私の事を、いや私という存在に気づいていなかったのだから。
私は、花坂 美麗。
親は美しく華麗でいてほしいと言う意味で付けた名だと思うが、実際のところ私は美しくもないし華麗でもない。
むしろその名前が取り柄みたいなものだ。
社会人になってもそういう対応をされ続けると思っていた。
あの人に出会うまでは。
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社会人になって3年。
未だに私は、友達0、彼氏0、好きな人0、なのだ。
私はなぜかその歴でも落ち込んだり、欲しいとか思ったことがない。
もちろん、同じ会社に勤めてる人たちにまだ存在を確認されているのかも分からない状態だ。
そんなある日、取り引き先が大手企業の会議の時。
あ、話に入る前になぜ私みたいなのがここにいるかって?それは…。
私が担当していた資料を部長に確認して貰ったところ見事その資料が認められ、ぜひ今回の件でも挑戦して見てほしいと頼まれ、現在に至る。
部長がこの件で担当するものを1人づつ紹介していたのだ。
最後に私だったのだが…。
まぁ見事に存在を忘れられていたため紹介されなかった。
それに周りの人も気づいていなく、部長に伝えようとしたら。
1人手を挙げた人がいた。
「あの、桜坂さんの紹介はしないのですか?」
なんと私の存在に気づいてくれていた人がいたのだ!
部長はやっと私に気づいて改めて紹介してくれていた。
会議が終わった後、私の存在に気づいてくれた人のところに行き、感謝を述べる。
「あの、!本当に先程はありがとうございました、!」
「いえいえ、!そんな、普通に僕が不思議に思ったので発言したまでですよ!」
爽やかな顔をしながら、私にそうやって言う。
まるで天使?と普通に思った。
彼の名は、天塚 颯真というらしい。
いかにも、名前だけでイケメンとわかるこの…。
(てか名前も顔もイケメンって、普通に勝ち組なのでは??)
そう思いながらも私は彼の顔を見て話を進める。
私は目付きも悪いからすぐ嫌われるだろうと思っていた。。。
のだが……。
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「ふふっ、可愛い……。やっと君と話せた。」