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橙紫

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橙紫

1 - 『かまちょな彼女』

♥

1,673

2022年10月03日

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🍓‎ ‎ ꒰ 注意 ꒱ 🍓

・橙紫

・R


苦手なひとはさようなら!

通報❌転載❌



「好きだよ」


いつもそうやって言うけどさ。

それってほんとに思ってる??

口だけなんじゃないの?


「ね、なんで怒ってるん?俺悪いことした?」


「………………。」


「なーなー…紫ぁーくーーん !」


「………………。」


今日の紫ぁくんはご機嫌斜め。気付いてくれるまで口聞かないもんね。


「紫ぁくん…」


「……………………」


「はぁ…。もうええわ、どっか行く」


橙くんはそう言い放って玄関へと行こうとする。


「………………」


やべ…。


今日はシカトするって決めたのに思わず抱き着いてしまった……。


「なに…って、え?泣いてんの?」



「かまってよ…っ」


どこにも行ってほしくなくて、抱き着く力を強くする。


「いかないで…ずっとそばにいて…」


……やっば…、


お、俺…今めっちゃ恥ずかしいこと言ってる…!!!


顔あつ…これなんの拷問?


「………………」


「……な、なんか言えよばかっ//」


恐る恐る顔をあげると、りんごみたいに真っ赤な顔の橙くん。


「え、えぐ…なんでそういう………だぁ〜〜もう!!/// …可愛すぎ……//」


照れ隠しなのか橙くんは口を手で隠しそっぽを向いた。


なんだよ……そんなんされたらこっちも恥ずかしくなるじゃん……。


照れててもかっこいい橙くんに少し嫉妬心を抱きながらも俺も恥ずかしくて目を伏せる。


「紫ぁくん顔真っ赤やで……///」


「そ…そういう橙くんこそっ//」





「へ?」


な、なんでお姫様抱っこされて……。


「ね…、橙く…」


「ベッド行こな」


へ……それって…。


そういうコト!?!?!?/////


「や、まだ朝だよ…?//」


「今日は休みやで?一日中満喫しようや♡」


慌てて抵抗しようとするが、キスをされて何も考えられなくなる。


「無駄な抵抗やな」


「…………//」


ベッドに押し倒され至近距離で見つめられる。


やばっ、顔あつ……//


「寂しい思いさせちゃった分、しっかりかまってあげな」


「う……」


そんなかっこいい顔で言われたら俺__。


「よ、よろしくお願いします…//」


「……っ//手加減せぇへんからな」



目を覚ますと見慣れた部屋の天井。

ここは………寝室か。


「……ぁ、起きた?」


隣から聞き慣れたかっこいい声。


………俺、寝てたんだ。


「いま何時…?」


「今な…えーと」


橙くんがスマホの画面を開く。


時刻は夕方の5時半………


「ってちょっと!?//」


「え?」


慌ててスマホを取り上げようとするが、上手く避けられた。


「ふ…w顔真っ赤っか…w 何?ロック画面のこと?w」


「け…消せ!////」


「は?何その顔、どっかのAV女優?」


強く睨み付けても橙くんは本気にしてくれない。


「これ今日撮ってん。ハ メ撮りってヤツ?」


橙くんはスマホをニヤケ顔で見せびらかしてくる。


そっか……さっきまで俺達………。


「……////」


駄目だ思い出すだけで恥ずか死する…!


「この写真の時の紫ぁくんはなぁ…散々嬌声あげてイキ狂っててな…腰浮きまくりやって_____。」


顔から火が出そうなくらい、

というか、もう出てるのでは無いだろうかというくらい赤面する。


「ぅ…、う…//」


やば、恥ずかし過ぎて涙出てきた。


「あ…泣かんといてや…w」


「ひどぃ……//」


「ごめんごめんw…ちょっと意地悪してもうたわ…」


そんな優しく撫でられると心臓が持たないからやめてほしいけど……心地良いからもうちょっとだけ…。



「ん……」


「落ち着いた?」


「うん…それよりそのロック画面やめてよ…」


「え?それはどうしよっかなぁ〜〜♪」


無言で俺は橙くんの股間に蹴りを入れる。


「ァ”……ッ」


「変・え・ろ・!!」


「ハイ……」


相当痛いのか股を抑えて震えている。

……やりすぎたかもしんないな…。


ボソッと「紫ぁくんとの子供作れんくなる……」と橙くんの方から聞こえたような気がするが、無視しておくことにした。


ゴミ箱にはティッシュ。ゴム。自分の腰の下には枕が置いてあり、色々と俺に負担を掛けないようにしてくれたんだなと思うと思いっきり蹴ってしまった橙くんに罪悪感が沸く。


自分の我儘に付き合ってくれる橙くん。


最近構ってくれないから不安だったけど、思い違いだったみたいだ。


「ありがと、橙くん。大好き」


彼に聞こえない声で呟く。


「さて、ちょっと早いけどご飯にしよっか!」


俺は服を着てゆっくりと立ち上がると橙くんに声をかける。


「おけ……」


未だに股を抑えている橙くんと一緒にリビングへ向かった。


「ロック画面どうしよ……他の紫ぁくんのアヘ顔に_ぐぇッ…」


思いっきり橙くんの腹を殴ってやった。




オチが分かんなかったので腹パンENDにしました。

今度こそは良い終わり方にさせます(大嘘)。


どーでもいい話ですが最近カゲプロの小説を読み直してます。20歳近くの年齢の方なら「あぁあれね」と思うかもしれません。

すっげぇ面白いです。そしてまた何かに目覚めそうです。

もしかすると私のスマホにも可愛い女の子が出てきてスマホがぶっ壊され電気屋さんに行くとテロに遭遇して未知の戦いに引きずり込まれるかもしれません←←

古本屋とか行けば多分あります10年程前の作品なので!あと曲も聴きましょ。私はサマータイムレコードとロスタイムメモリーが好きです。


ということで猫背はテスト期間なうというお知らせでした!(そんな話してないと思った貴方は紫くんに腹パンされます)


おつねこ!

この作品はいかがでしたか?

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コメント

3

ユーザー

カゲプロいいよね! 僕、小説全部持ってる!

ユーザー

お話&腹パンEND最高でした🙌🏻 カゲプロ小説読んだことはないけど曲だったらカゲロウデイズと夕景イエスタディが大好きです✨

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