テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「10代目、図書館で勉強しません? 」獄寺くんにそう言われた。
もう少しでテストが迫っている。
だけどもちろんなにも分かっていない……
だから、獄寺くんと勉強することになったのだが……
学校だとどうにも集中できない。
だから獄寺くんに提案された案だった。
「そ、そうだね!図書館行こっか」
そう伝え、図書館へ行くことになった。
正直、嬉しい。
友達と二人きりで勉強することは滅多にない。
図書館に来て、早速席に座ると、獄寺くんは勉強を教えてくれた。
勉強を教えてくれていた合間に、獄寺くんに話しかけられた。
「10代目」
「ん?」
「その、言いたいことがあるんですけど…」
獄寺くんはペンを置いて話始めた。
「たまに、10代目が10代目じゃ思えない時があるんです。」
少し暗い顔で、そう俺に問う。
「…へ?!つ、つまり…?」
「いえ、よく詳しく自分でも分かってないんですけど…」
「なんというか…」
「その、意識しちゃうんですよね」
「い、意識…?」
「はい、なんというか…」
「俺って、10代目のこと…恋愛対象と思ってるみたいなんですよね。」
「れ、れんあっ?!」
つい、大きい声が出てしまう。
「じゅっ10代目っ!すみませんすみません!右腕の俺がこんな…!」
すごい勢いで謝ってくる。
「あ、いやいや!全然全然!」
その後、獄寺くんの顔が俯く。
「なので…その、させてくれません?」
「…えっ?」
「その…キス…とか…」
色々同時に事が重なり、混乱してしまう。
「き、キス…?!?」
「ご、ごめんなさい…!もう我慢できなくて!」
と言って、俺の頬に彼の髪と唇が当たる。
至近距離に、彼が居た。
「すみません…10代目…」
「俺が…こんな…」
「あっ、いや!全然全然!」
2人揃って顔は真っ赤。
「べ、勉強の続きやる…?」
「そ、そうですね…笑笑」
オワレ!!!!(私の照れ隠し)
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!