テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
90
ネコの退屈
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
⚠️口調が変かもしれません。
申し訳ございません
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
真夜は山崎をつれ、ある部屋に入った。真夜は山崎をベットに横たわらせる。
「真夜ちゃ、」
山崎は息絶え絶えに、真夜の名前を呼ぶ。
真夜は山崎の方を振り向き、探していたであろう、救急箱を片手にベットに横たわる山崎の手当を始める。
怪我の治療を静かにしている真夜に山崎はドギマギしていた。綺麗な顔が近くにあるから。
「椿に、やられたんですよね、」
その言葉に、山崎は体をカチン、と固まる。
なんで、真夜は山崎の傷が椿にやられたと特定できるのかが疑問だからだ。
「ど、どうして、」
山崎は真夜にそう質問する。
真夜は山崎の腕に巻く包帯をピタリ、と止める。
「…椿は…刀…使うから…他の子はマジックに使う剣だったり……チェーンソーだったり……糸だったり……」
山崎は真夜の泣きそうな顔から目を逸らすことができない。あぁ、この子は許しているんだと。
「椿は右手、使わないから。」
____
「右手を使わない?」
そう聞き返すと、真夜は深く頷く。
「傷を負ってるの?」
真夜は首を横に振った。
「椿の、力は椿の花を変化させる。まるで狐に化かされるように。」
そう呟く真夜は、何かを悟っていたような顔をしていた。