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ー知らない感覚ー糸師凛side
(試合終了後)
糸師凛(心の声):
「あのバカ女、ちゃんと観にきてやがったな。」
「バカみたいに突っ立って、あっけに取られた顔して……。」
(凛、微かに笑みを浮かべる)
チームメイト:
「おい、凛。何ニヤけてんだよ?」
糸師凛:
「あ? ニヤけてねぇよ。話しかけんな、クソ。」
(心の声: 「早くあいつに煽りやがった責任を取らせねぇと……。」)
(凛、急いで荷物をまとめて立ち去る)
(ドアが閉まる音)
チームメイト:
「なんだあいつ? やけに上機嫌だな……。てか早っ! もういねぇ。」
(会場)
糸師凛(心の声):
「……いねぇ。」
「あのクソ女、どこいきやがった……。」
(周囲を探すが、夢主の姿はどこにもない)
糸師凛(心の声):
「なんで、何も言わずに帰ったんだよ。」
「お前が煽ったんだろ?」
「なんで……いねぇんだよ。」
(凛、拳をぎゅっと握り締める)
あんな顔して、俺を観てたくせに。
糸師凛「ふざけんなよ。」
糸師凛:
「……あいつはマジで許さねぇ。」
「潰す。」
……不快感を感じる意味なんて――。
その時の俺には、分かるはずもなかった。
あとがき
凛くんの行動の
全て無自覚、本能で完結してて欲しい。