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初のfjkyです!fjの口調あんまり掴めてないので甘めに見てください🙏🏻 ̖́-
fjky ↬ 想い出
fj ↬ 「 」 ky ↬ 『 』
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fj side
俺は突然霊が見えるようになってしまった。そのせいで日々の悪霊などに悩まされていた。ある日の夕方、俺は人気のない屋上へと向かった。人が居ない屋上だからきっと幽霊は2、3人はいるだろう。だけど俺にはやりたいことがあったんだ。がちゃと音を立て、屋上へ足を踏み入れた。周りを見渡した時、見たことの無いスラッとした体型の180cm程の高い青年が立っていた。
「あ…」
不意に声を出してしまった。その声に気付いた青年はこちらを向き、俺の方へと向かってきた。
『君…ここの学生さん?』
「ぇ、いや…君は……」
『あ~…俺は……気にしないで、(笑』
そう言われてしまうと少し怖いな…まぁ、もう、幽霊のせいで慣れたようなもんなんだけど…
「…君、さ…名前は?」
『俺~?俺ねぇ……キヨって呼んで?』
「え、本名は?」
『えー教えたくねーから!(笑』
「…なにそれ、(笑」
何か、懐かしいような気がする。俺は霊がみれるようになってからは人が怖くなった。あまりにもはっきりと幽霊まで見えてしまうから、人間と幽霊…どちらかわかんなくなってしまう。だから話しかけられたら話す。でも自分から話すことはなくなった。……そのせいで、友達なんかいなかなったんだ。
『それに、多分お前は………てると……けどな…』
「え?ごめん、なんて……?」
屋上なだけあって風が強い。そのせいでキヨの声が遮られる。
『なんでもね~』
「えぇ、」
「じゃあ、キヨは何してたの?」
『ん~…ここの景色って綺麗じゃん、だから見に来てた』
「授業放棄して?」
『うっせーな、』
「あ、合ってるんだ」
『それでお前は?つーか名前知らねぇんだけど』
「…名前はフジ」
『……は~?お前本名は?』
「キヨが言ってくんないから言わない!」
『うわでたよ』
「キヨが言う~?」
『ははっ、わりわり…それでここに来た目的はなんなんだよ?』
「……キヨと同じ。景色を見に来たんだ」
「…こういうのは、カメラで撮っときたいんだよ」
『へ~…そのカメラで?』
「そりゃあ、他に何があるんだよ(笑」
俺は写真をよく撮る。昔…暇な時に色々してたら窓が開いてることに気付いて閉めに行ったんだけど、その時に見た景色がとても綺麗で…スマホがあるとしても画質が悪くなったりとするのでいっその事カメラを買おうと思って母にねだって買ってもらった。最初は全然撮り方とか使い方がわかんなくて壊しそうになったりしたけど、今では大切な宝物だ。ここには…俺の大切な思い出が残ってる。きっと走馬灯が流れる時はここに残っているものばかり流れるだろうな…死ぬのは怖いけど
『なぁ、外行こうぜ』
「え?」
『ちょうど昼だし』
「あ、ほんとだ」
『じゃ、決定な』
「え、勝手に決めないでよ」
『拒否権な~し!』
「も~…」
「…キヨって学校から出れたの?」
『ま~…この街全体は歩ける』
「そうなんだ」
『まぁ俺が住んでて色々知ってるからだろうけどね』
「…ふぅん、」
俺達は軽い足取りで街を歩く。どこも見覚えのある場所。それに、キヨと歩いてたら何か……
『うわ”っ、カラス……っ』
「そんな怖がる?」
『俺にはトラウマがあんだよ、!』
「へー」
『すっげぇスルーすんじゃん 』
「ははっ、(笑」
キヨはカラスを見て俺の後ろに隠れる。何もしなかったら何もされなくないか?まぁ、別に嫌じゃないから…いいけど。
『あ、踏切』
「…ほんとだ」
『ね、フジ』
「……何?」
『俺んとこ来てくれって言ったら…どーする?』
「…は?意味わかんな…」
『俺と、ずっと一緒にいて欲しいな…って、馬鹿だよな…こんなの』
キヨは辛そうな顔をこちらに向ける。きっと死んでから1人になって、話せるやつらなんて全員イカれてるやつばっかで…キヨみたいに意識が保ててないやつが多くて…俺だったら、死んでもキヨみたいに…
「…そうだな、(笑」
『おいそこは否定しろよ!』
「ごめんって」
『……なぁ、知ってるか?』
「え?」
キヨは俺の横を走り通り踏切へと向かう。
今は通れない。もうすぐ電車が通る。キヨは幽霊だから、電車が通っても何も_
『…俺は、本当は…人間だってこと』
「は、」
キヨは、身を投げ出し電車に轢かれた。
「は、っ……?」
俺は地面に倒れ込む。目の前で人が死んだ、キヨが…目の前で、っ
上手く呼吸ができ_
あれ、俺…呼吸……
『来たよ。』
「え……」
“来た”?どういうことだ、さっき死んだ…そこにキヨの死体があるというのに目の前にキヨが立っている。
『まだ、分かんない…?』
キヨはふ、と俺に笑いかける。なんで…この状況で、笑ってるの…?キヨは…幽霊じゃ、
『フジ、気付いて……?』
キヨは目頭に涙を浮かべながら俺に聞いてくる。なんで泣いてるの?
『やっと、お前に触れられる……』
「……っ、」
あぁ、そうだ……俺も…ここで、
「死んでたんだな……(笑」
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この後はご想像にお任せいたします💭
個人的にはメリバのようになったので嬉しいですね🙌💕
次回 ↬ 終り
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