いるまside
なんか、息がしずらい。今は、家になつがいる。だから、心配はかけたくない。
「っ、はぁ、」
「いるま?どした」
「いき、くるし、ぅ、は、」
大丈夫、と言って背中をさすってくれる。優男だ。
「はぁ、げほっ、え゛っ」
「大丈夫。気にしなくていーよ。後で片付ければいいし」
「ご、めん、はぁ、」
ゆっくりね、と大袈裟に息をしてくれるなつに合わせ、息をする。ちゃんとした呼吸になり、安心と申し訳なさで涙が滲んでくる。
「ごめん、ほんと、」
「なぁんで泣くのよ〜大丈夫だよ」
トン、トン、と心地いいリズムで、眠ってしまいそうだ。
「ふわぁ、」
「ん、寝ていいよ。」
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