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レ 「 らっだぁ、ぴくとさん起きたよ! 」
あれかられうがぴくとさんに付きっきりで看病してくれていた。
気絶させただけだったのだが、半日以上起きなかった。
ら 「 今行くっ! 」
ぴくとは元々ギャングなんて作ってなかったし、なんなら殺しすらもしてないただの高校生だったはずだ。
そんな彼が何故…?
駆け足で東棟を出て、ぴくとが居る部屋のドアを開ける。
ぴ 「 お、らだおじゃ〜ん 」
ら 「 ぴくさん! 」
ぴ 「 …なんで俺ここにいるのか知らね?なんか黒服の怖い人ばっかなんだけど… 」
ら 「 ここは俺達のアジト。ぴくさん何時ギャングなんて作ったの…? 」
ぴ 「 …は?ギャング?漫画かよw 」
ら 「 …覚えてないの? 」
ぴ 「 何を? 」
ら 「 …じゃあ逆に最後の記憶は? 」
ぴ 「 学校から帰ってて、それで、……あれ? 」
ぴ 「 青い瞳の黒猫を見かけて、追っかけてて……急に目眩がして、その後からは覚えてない… 」
記憶が抜けてる…?
考え込んでいると、勢いよくぺいんとが入ってくる。
ぺ 「 ぴくさん!なんで学校ずっと休んでたんだよ! 」
ぴ 「 え、俺昨日まで学校行ってたよ…? 」
ぺ 「 え?何言ってんの?
だってぴくさん、
1か月前から学校来てないよね? 」
ぴ 「 …は? 」
ら 「 ぴくと、今日は何月何日? 」
ぴ 「 んー、多分○月✕日? 」
ぺ 「 丁度ぴくさんが休み出した頃だ… 」
ら 「 ぴくと、今は丁度1ヶ月後だよ…? 」
ぴ 「 は? 」
あれから意識の戻ったぴくとさんに話を聞き、四天王とぐちつぼ、ぺいんとと話した。
ぴくとの話をまとめると、
青い目の黒猫を追っていたら目眩がして倒れた
そこから1ヶ月の記憶は無い
そもそもぴくとは戦えない
そして、うっすらと意識はあったらしい
ぴ 「 なんか、物騒な夢を見たんだよね 」
ら 「 物騒な夢? 」
ぴ 「 そう、何も考えてないのに、しなきゃ行けないことがどんどん頭の中に浮かんできて 」
ぴ 「 それでやらなきゃ行けない事をするんだけど、そのやらなきゃ行けないことってのが人を殺したり、痛めつけたりすることばっかなんだよね… 」
ぴ 「 んで、人の殺し方も分からないハズなのに身体が勝手に動くの。人を殺したくないって思っても、動いて、身動きが取れない…そんな夢 」
ら 「 …それ、夢じゃないよ……((ボソッ 」
ぴ 「 え? 」
ぺ 「 いや、なんでもない!ありがとね〜 」
……確かに知らない方がいいのかもな。
自分が人を殺してたなんて。
と、まぁ、色々あり、話し合った後俺達が出した結論は、
ぴくとは何者かに操られていた
だった。
一体なんの為に、何故寄りによってぴくとなんだ?
深まる謎のせいで頭が痛い。
コ 「 あ、そういえば3人とも明日から衣装もちね〜 」
ぐ 「 え、軽っ 」
ぺ 「 やったー!これでパーカーで大丈夫になる〜 」
ら 「 私服か… 」
俺のファッションセンスが輝いてしまうぜ…