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「…ッ、!//!!」
今まで美血だとバレないために怪我には気をつけていたが部員を庇ってしまったがゆえに、怪我をしてしまった!
千空視点
保健室はここから遠すぎる。俺が廊下を歩いた瞬間、吸血鬼が暴走するに決まってる。
それなら今すぐここで止血するしか…いや、この出血量じゃ無理だ…//
ここにいる部員は 全員普通の人間だからとりあえずまだ大丈夫だが、いずれはバレる。
人間の俺には全くわからないが確か吸血鬼は美血の匂いに必ず反応するってゲンが言ってた。
クッソ、、、!!
…他の吸血鬼が匂いに気づく前にゲンに傷口塞いでもらうしかねぇ!
「わりぃ、!俺のスマホ取ってきてくれねぇか…」と焦って千空が部員に頼む。
「え、?スマホ、、?いや、、分かった!取ってくる」と言って理科室のほうに部員が行き、千空のスマホを取ってきた。
「おありがてぇ…てめぇら理科室に先に戻ってろ」と言う。
「え、?でも千空怪我してるから保健室に…」と戸惑う部員達。
「気持ちはおありがてぇが、先に戻っとけ」と千空が言った。
当たり前だが千空の事情を知らないため、周りの部員達は千空に先に戻れと言われて困惑したが千空の言ったとおりに従うことにした。
準備室でたった一人になった千空。
正直、一人は危険すぎる。
けれど、部員達と一緒にいたら最悪の場合、巻き込むことになってしまう。
それはしたくなかったのだ。
千空はスマホを取り出し、ゲンに急いで電話しようとしたら、
プルルルッ
「、?」
……あ”?ゲンからだ。
千空から電話をしようとしたのにまさかのグッドタイミングでゲンから電話がきた。
ゲンからの電話に出ると、
「…ッ千空ちゃん!今どこ?!てか無事?!//かすかに千空ちゃんの血の匂いがするんだけど!!?」 とゲンが電話越しで話す。
「…マジかよ。」
美血の匂いってこんなに遠い距離でも吸血鬼に気づかれるもんなのか。と思わず、驚く千空。
千空がいる準備室は4階。おそらくゲンがいるのは3年生の教室がある2階。
こんなに離れているのに、千空の血の匂いを察知することができるなんて。
美血の甘い香りは、理性が壊れてしまうほどに吸血鬼を惹きつける。千空が準備室で一人、扉を閉めて隠れようと傷が塞がらなければ甘い香りは消えることはない。
だいぶ遠くにいるゲンが美血の匂いを察知できるなら、校内にいる吸血鬼達はもう美血持ちがこの学校にいると気づいたと言う事。
「一応今のところ無事だが、色々あって怪我して血が全く止まんねぇんだ…!理科室近くの準備室に俺はいる……!」と返答する。
ゲンは「ジーマーで!?すぐ、行くから、なんとか耐えて!!匂いはもう吸血鬼に気づかれてるけど千空ちゃんの居場所はまだバレてないんだよね?!」
「あぁ、奇跡的にバレてねぇよ。黙ってここで待たせてもら…」
バタンッ
「”美血”の子みぃつけたぁ…♡♡♡」と恐ろしいほど理性を失った吸血鬼が千空の元へ
ドガッ
「アッ"…」
「千空ちゃ…」とゲンが電話越しで千空の名前を呼び終える前に吸血鬼に千空のスマホを奪われてしまい、ゲンとの電話は切られてしまった。
千空は吸血鬼が来た時用にとニンニクから作った匂い袋を投げようとしたがそれも気が付かれて取られてしまった。
「無駄だよ?吸血鬼に逆らおうなんてねッ!!♡♡♡」と吸血鬼が愉快に喋ながら千空近づいてくる。
「ッ…、、イッ」
ドシッ
床に押し付けられ軽く頭を打ってしまった千空。
「美血持ちでまだ契約されていないなんて…本当にラッキーだなぁ♡今ここで俺が君と契約すればもうこの血は俺のものになるからねぇ♡♡♡」
完全なる興奮状態の吸血鬼。
「ヤメッ…」
「…その前にあ・じ・み♡♡♡//////」
ガ”“ッブッ”
「…アッ”………イッ、、、アァ”“」
い、、…痛、痛い、、…ッッ痛い、、………
ゲンの…時と全然違うッ!//こんな痛てぇのか、、ッ普通は……ッ
「うっまぁ♡♡♡♡/////////でも、ほんのかすかに誰かの匂いが混じってるような……」
ドゴッ!!
急に大きな音がしたので千空は瞬きをした。
千空が目を開いた時にはさっきの吸血鬼が倒れ込んでいた、、、!!