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お待たせしました。最終話でございます。
御本人様に関係ない
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈sm視点
…あいつらは、きっと生前の友人だ。だが俺にきずいてくれなかった。逆に彼奴らのせいで辛い過去を思い出してしまった。許せない。俺を善良な霊にしてやるって?巫山戯るな。俺は、そんなものになる為に霊になったんじゃねぇ。
……今日の夜、作戦を決行する。
あいつらといた時間なんて、どうせただの要らない物だったんだ。…たとえ、どれだけ楽しかったとしても……
kr「sm〜?まだ戻ってこないのか〜?」
「…関係ねぇだろ」
kr「こんな所に居たって風邪ひくだろ!」
「俺は霊だ。お前ら貧弱な人間とは違う。」
kr「お前も元々人間だろ?一緒だろ。現に触れるし」
「それはお前らが霊能があるからだろ」
kr「だから人間と霊はもう関係ないのー!ほら戻るよ」
「…はぁ、」
kr「sm連れてきた〜」
nk「ないすー!もー、心配したよ?!特にshkが」
shk「言わなくていいだろ、」
kn「結界に触れて消滅したかもだっけ〜?心配性だなぁw」
br「面白かった〜w」
「…ふっ、」
nk「…待ってsm笑った?!」
br「え!もう1回!」
kr「初めて見たわ、」
kn「そんなふうに笑うのね…」
shk「えっ、見れなかった、」
「…笑ってねぇよ」
nk「嘘だ〜w」
「うるせぇっ!」
kn「…さて、寝る時間ですが」
nk「え〜、もうちょっと!」
shk「今いい所だから!」
kr「ダメです〜、寝ろ!」
br「すやぁ……」
kn「寝るふりするなぁ〜?」
nk「しょうがない…寝てやろう。」
「…俺はまた気絶させられんのか?」
nk「え〜、めんどくさいし〜、襲ってきたらみんな予備の御札使えばいいでしょ、俺の体力温存したいし〜」
shk「別に俺はそれでも…」
br「じゃあけってーい!」
kr「knだいじょぶそ?」
kn「え〜〜、いいんじゃね?どうせ襲ってきてもsm弱いし」
nk「確かに」
「てめぇら舐めんなよ…」
shk「実際そうだしな、」
br「最初僕を襲うの失敗したよね〜?」
「…ちっ」
kr「あー、ほらさっさと寝た寝た!おやすみ!」
nk「おやすみ〜」
shk「おやすみ」
br「sm僕の部屋おいでよ〜!」
「いや、いい」
kn「振られてるwおやすみ〜」
……全く警戒心のない奴らだ。
俺はこれから……
まずは……彼奴だ。あの時殺すのに失敗した…brだ。
br「ん〜…むにゃ、」zZ
「…」
これから殺されるのに、呑気に寝やがって。
「…じゃあな、」ググッ
br「…ッ、ゲホッ、すまッ」
「…」
br「…はぁッかひゅっ」
…何故だ?何故笑っていられる?何故札を使わない。金縛りもなってないのに?なんで?自分から死に行こうとしてんのか?
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈br視点
「はぁッ、」
ねぇ、sm。ほんとは殺したくないんでしょ?力も込めてるみたいだけど全然緩い。苦しいよ?でもこんなんじゃ死なない。金縛りもやっていない。本当は、自分が祓われるようにしてるんでしょ。
……僕、smとの2人だけの記憶にしたかったんだ。2人だけの。昔のこと、全部分かってるのにみんなに言わなかったんだよ。だって…
…苦しくて声が出ないけど、きっとknならきずいてるよ。こんなに憎しみが溢れ出てるんだもん。
ほら、クライマックスの時間だよ
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈kn視点
「…っ、なにこれッ」
寝てしばらく経った今、ものすごい憎悪を感じて起きた。…きっとbrの所だ。smはずっとbrを見ていた。みんなを起こして急いで行かなければ……
「nkッ!brが危ない!部屋に行くよ!」
「krッ!brの部屋!」
「shkッ!smを止めてッ!行くよ!」
3人とも困惑はしていたが、すぐにbrの部屋へと行った。どうやら、俺の予想は当たったようだ…
「brッ!」
br「かひゅっ、はッ、」
酷い状況だった。brは結構死にかけ。久しぶりに深い眠りについていたから、途中迄気づかなかったのだろう。smも、無言だが焦っている。汗がすごい量だ。
nk「ッ、shkっ!」
shk「分かってるッ!」
この中で1番霊を祓うのに特化しているshk。そのshkが殴りに行ったんだ。大体の霊は、それでやられる。だが…違ったようだ。
sm「ッ、ふーッ、」
……俺は居ないから知らなかった。
nk「ッ、ぁ、そうだ、」
小声でぼそぼそと焦りながら話すnk。
nk「…sm、shkの動き止めることが出来たんだ、だから、smも相当強いんだッ、」
「…え、?」
彼等は考えなかったのだ。
kr「…そんなの……無理ゲーじゃん、」
shk「どうすればいいんだよッ」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈sm視点
殴られたところが痛い。手も震えてる。あぁ、いつだろう。殺したく無くなったのは。嫌だ。これからも一緒に居たい。でも自分の体が勝手にやる。
カランッ
br「はッ…ほらッ…ひゅっ、刺しなよッ」
俺が極限になると出てくることが多いナイフ。そいつが俺のポッケから落ちてきた。
それをbrが俺の手に添えたんだ。
br「ッ、はッ、」
そして……笑顔で自分の首を切った。
「…ぇッ、」パラ…
nk「brッ!」
shk「ッ、nk!強い御札ッ!」
kr「それまでは俺らが相手だよッ!」
kn「友人が殺されたんだ。許さないよ。」
待て、俺は殺したくなかった。br、なんで?なんで自分から刺しに行った?俺を祓えばよかったのに。お前らとも戦いたくない。苦しめたくない。
あぁ…誰か…俺を救ってくれ。
kr「い゙ッ、強ッ!」
kn「油断すんなッ」
…俺の身体は、ほんの少しだけ欠けた。brが死んだ時に。片手が消えた。痛い。痛い。痛い。誰か、この痛みから解放してくれよ…
nk「shkッ!今だッ!」
shk「じゃあなッ!」
「…あ」
…自分の体がどんどん欠けていく。やっと救われるのか。
「…kn、お前は…最初から心を読まれてクソ野郎だと思ってた。お前に近ずかないよう、何度試したか…」
kn「…今更、なんだよ」
「…shk、お前は弱いと思っていた。だけどこんなに強いとはな。最後…心配してくれてありがとう、」
shk「…はッ?」
「kr、お前と話すのは、楽しかった。さっき、人間と霊なんて関係ないって言ってた時、すごい嬉しかった。人間だったら、友達がよかった。」
kr「…ッ、悪霊なんかと友達なんてッ」
「…nkは、時々出る人格のようなものが凄く怖かった。それと同時に、かっこいいと思ってしまった。頼れると思ったよ。」
nk「…、」
「…最後に、br、お前がなんで自分で死を選んだか分からない。でも、お前なら全てをわかってくれると思ったんだ。……そして、俺を消滅して欲しかった。」
「…ごめんな、お前らの友達を殺して。じゃあな」
パラ…
最後の言葉を言うと同時に、俺の身体が無くなる。最後の方はちゃんと言葉が聞こえただろうか。…短い間だったが…ありがとう。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈kn視点
「…どういうこと、?最後の」
nk「…br、なんで死んだの、ねぇ、」
kr「nkッ、」
shk「うッ、」
…最後のsmの発言、なんだったのだろうか。ねぇ、br、元々これが作戦だったの?ねぇ。
「…答えてよッ、」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈??
「やっほ〜、“スマイル”」
sm「ッ…“Broooock”、?」
br「うん。祓われちゃったか」
sm「なんでッ、なんであんな真似ッ」
br「…スマイルなら、殺されてもいいんだ。あの時たった一日だけど、遊んだ友達なんだから。」
sm「ッ、お前ッ」
br「ごめんって、せっかくなら2人だけの記憶がいいからさ、」
sm「お前がそれを言えばッ」
br「まぁまぁ、せっかくだし、公園…遊びに行こっか」
sm「ッ、おう」
…これが、本当の最高な最後なのかもしれない。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
END
ハッピーエンド(?)♡が結構大量に来たら書こうと思ってます。ここまで見てくださった方、ありがとうございました。
NEXT1000…?