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#ちゃのざき
かわそ🍼💙 ☁️💫
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D a i ©
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部屋に戻ると、彼は僕をソファーに座らせて、すぐにお風呂の準備をしてくれた。
部屋のチャイムが鳴る。
仲居さんが替えの浴衣と、温かいミルクを持ってきてくれた。
足の傷の手当てに必要な救急箱も、お盆の隅に添えられている。
彼が裏で手配してくれたのだろう。
「じゅう、これ飲もか。ちょっとあったまろ」
舜 太がマグカップを僕の両手に握らせてくれた。
冷え切った体に、ミルクの温かさと優しい甘さがじんわりと沁みていく。
彼は何も言わず、隣で僕の震える背中を優しく摩ってくれた。
「しゅん、ごめんね」
掠れた声で呟くと、舜 太は悔しさに耐えるような顔をした。
「ううん、俺が悪いんよ。じゅうが起きた時、俺がいなかったから探してくれたんかなって。離れずそばにいたらこんなことにはならんかった…ほんまにごめん」
「違う、俺の問題。しゅんはなんも悪くない、」
「…でも、見つけられてよかった…。ほんまに、よかった…」
彼の大きな手が、僕の頬に残った涙の痕をそっと親指で拭う。
その手が少しだけ震えていて、彼にも怖い思いをさせてしまったのだと胸が痛んだ。
「ありがと、」
……。
彼は僕がどうしてあんなに取り乱してしまったのか、理由は何も聞かなかった。
ただ、僕が今ここに無事に戻ってきたことだけを、全身で受け入れてくれている。
「じゅう、お風呂準備できたし入れそう? 足の傷、お湯に浸かったらちょっと痛むかもな、」
「うん、」
「なぁ…心配やし、一緒に入ってもええ?」
今一人になって、あの暗闇や恐怖の記憶に引き戻されるのは、なんだか怖くて。
僕は彼の言葉に、甘えることにした。
「うん、」
……。
「いこか」
彼は僕が立つのを支えるように腰に手を添え、ゆっくりと、僕の歩調に合わせて浴室へと歩き出した。
彼の手が、僕の汚れてしまった浴衣をそっと脱がせ、それが床に落ちる。
そこで彼の動きが止まった。
どうしたんだろう……?
「しゅん、?」
”あぁ、しまった。”
そう思った。
僕の身体には傷がある。
左の脇腹あたりが、特にひどい。
もう痛みもないし、見た目もだいぶ良くなったんだけど、傷跡は綺麗にはならず、今も痛々しく残っている。
こんな汚いからだ、見られたくなかった。
さっきの貸切風呂では、タオルでうまく隠せていたから…。
彼は静かに、その傷跡を指でなぞる その指先が、微かに震えているのが伝わってきた。
「汚い身体でしょ?……笑」
そう言って自虐気味に笑う僕を、彼は何も言わず、ただ強い眼差しで見つめる。
そして、壊れ物を扱うように、そのまま静かに僕を抱きしめた。
「しゅん……?」
僕の声に彼はそっと離れる。
そして僕の両肩に手を置き、切ない顔で僕の目をまっすぐ見つめる。
「……じゅうは、誰よりも綺麗や」
その言葉が、僕の心の奥深くにしみ込んでいく。
彼は自分の浴衣を脱ぎ、そのまま僕の手を引いてお風呂場に入っていく。
僕はもう頭がごちゃごちゃで、ただ彼のされるがまま。
洗い場に座らされ、彼は僕の身体を丁寧に、優しく洗ってくれた。
パニックで汚れてしまった肌も、足元の血の痕も、温かい泡で包み込むように落とされていく。
彼自身も身体を洗い、お互いの泡を流す。
彼の指先や手のひらが触れる部分が、いちいち熱を持つ。
あつい……。
また手を引かれ、そのまま湯船に一緒に入る。
溢れるお湯の音だけが、静かな空間に響いていた。
to be continued………
コメント
2件

受け止めてくれるの流石すぎて、!!!まじ展開神すぎませんか?
