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#夢小説
Moon🌙Lunaly
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8
コブタ
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アリス「……で、急に何の用ですか、?」
急にボーダー隊員(二宮隊)に話しかけられたアリスは身柄を拘束されてボーダー本拠地に連れてかれる。
忍田真史「急にすまないな。……単刀直入に聞くが、君は近界民か?」
アリス「……近界民、?」
空閑遊真「あ〜、つまり、あっちの世界の住民かって事。」
アリス「……はい、そうですが」
沢村響子(意外と素直、)
忍田真史「…どこの国からやってきた?」
アリス「…ルアニア国という国からやって来ました。」
空閑遊真「お、予想的中だな」
アリス「、?急になんですか、?」
忍田真史「どうやって玄界に来た?」
アリス「遠征艇で来ましたが」
忍田真史「理由は?」
アリス「……お母様が全てが終わったら玄界へ行きなさいと…玄界はルアニア国と違って住民を一人一人尊重すると仰ってました。」
城戸正宗「だから此処へ来たと?」
アリス「はい、」
二宮匡貴「全てが終わったら、とはどういうことだ?」
アリス「…私は1年前の6月17日。ルアニア国で大規模な戦争を起こしました。」
空閑遊真「なんでそんな事したんだ?」
アリス「…お母様との約束を果たす為です。」
忍田真史「約束?」
アリス「7年前、私がまだ10の頃。私の母親であるヴィル・セルフィアは死亡しました。」
アリス「貴方達は《トリオン増殖・移植プログラム》という実験はご存知ですか?」
空閑遊真「大体は知ってるよ。エネドラから聞いた。」
忍田真史「確か、トリオンが生成されるトリオン袋を無理矢理こじ開けて大きくさせる…と言っていた。」
アリス「まぁ、大体は合ってます。実際はもっと複雑ですけど…」
アリス「この実験には様々の犠牲者がいました。お母様以外にも確か、300人程。」
根付栄蔵「300人?!」
鬼怒田本吉「凄い数だな、何故それほどの時間と労力を割いてまでトリオンが重要なのか?」
アリス「それは、おそらく王であるハーシュ様が“強さ”を求めたからでしょう」
城戸正宗「強さ?」
アリス「ハーシュは強欲なので。おそらく近界でトップをとりたかったのでしょう。」
アリス「その所為で何人の人が死んだか、」
空閑遊真「実際、どれくらい死んだんだ?」
エネドラ「お前容赦ないな」
アリス「…実験台にされていた約300人はお母様も含め全員死亡。兵士へと育てようとしていた子供達は成人になるまで8割は死んでいました。成人…うちの国では成人は16なのですが、成人した女性は戦争等で約9割が死んでいました。男性は5割程ですね。」
空閑遊真「成人女性の死亡率がやけに高いな。何かあったのか?」
アリス「成人した女性は必ずその日に王との子をお腹に宿さなければならないんです。そして妊娠したまま戦争へ出るんです。」
沢村響子「っ、そ、それって無理矢理、」
アリス「はい。無理矢理…まぁ強制的にしなければならないですから、」
アリス「成人女性は子を最低でも5人は産まなければならないんです。」
空閑遊真「5人?!多いな、しかも強制的にって、」
アリス「王は兎に角人を増やしたかったのでしょう。だとしてもあんなやり方はないと思いますが」
エネドラ「って事はお前もその王とやったのか?」
アリス「そんな事ないです。言ったでしょう? 私は1年前の6月17日に大規模戦争を起こしたって。」
エネドラ「……なるほどな、」
エネドラ「じゃあお前はただ単に王とやるのが嫌だったからルアニア国を滅ぼしたのか?」
アリス「いえ。違います。と言ってもそれも理由の中に入りますが……」
アリス「私は6年間《トリオン増殖・移植プログラム》の被験者として暮らしてきました。その実験台にされながらも訓練をしなければならなかった。」
アリス「《トリオン増殖・移植プログラム》の詳しい内容は麻酔や睡眠薬等をしないままトリオン袋をこじ開けそのトリオン袋に他の人のトリオン、つまり死亡した人のトリオンを中に入れるんです。ですがそのトリオンにも合う合わないがありますからそれを入れた途端拒否反応が出て死亡する方も何人もいました。」
空閑遊真「ねぇ、なんで麻酔をしないの?」
アリス「トリオン袋は寝ていると閉ざされてこじ開けるのが難しくなってしまうんです。」
ヒュース「なるほどな、だから起きたまま…」
エネドラ「考えただけで悍ましいな。」
アリス「トリオン袋に死んだ人のトリオンを入れるのは正直リスクが高いんです。まぁこの内容が《トリオン移植プログラム》の大体の流れです。そして次は《トリオン増殖プログラム》の事に着いてお話します。」
アリス「《トリオン増殖プログラム》はトリオンと似たような、と言ってもほぼ同じエネルギーをトリオン袋に無理矢理入れ込むんです。」
ヒュース「トリオンと似たようなエネルギー?」
アリス「それについてはハーシュとその医療部下しか知られていません。」
アリス「その実験は《トリオン移植プログラム》より遥かに簡単でした。ですがハーシュの強い欲求により殆どの人が死亡しました。」
空閑遊真「強い欲求…つまり強さを求めた事と関係あるってこと?」
アリス「はい。その通りです。トリオンは多ければ多い程有利になります。」
空閑遊真「確かに。千佳の炸裂弾は凄い。」
アリス「ハーシュは強さを求めすぎた所為でそのエネルギーを人々に多く入れすぎました。」
アリス「その結果トリオン袋は破裂。そして死亡。」
エネドラ「おいおい、そのハーシュっつー王は頭付いてんのか?今の話を聞くにただの強情馬鹿クソジジイじゃねーか。」
アリス「はい。その通りです。」
寺島雷蔵(その解釈でいいんだ…)
変なとこで終わってsorry
コメント
1件
うわっ…今回めっちゃ重かったね。でもその重さがちゃんと刺さったよ。 アリスの過去、壮絶すぎる。《トリオン増殖・移植プログラム》の生々しさと、成人女性への強制生殖の描写に息が詰まった。無麻酔でトリオン袋をこじ開けるとか、想像しただけで鳥肌が立つ…。それでも彼女が「お母様との約束」を胸に戦争を起こしたっていう芯の強さに、胸が熱くなったよ。 「変なとこで終わった」って言うけど、全然気にしないで!むしろ続きが気になりすぎてドキドキしてる。次の話も静かに待ってるね🌙