/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
桃 源 暗 腐
真 澄 × 四 季
3 . 夜 2 人 き り
目を覚まして時計を見ると午後3時を回っていた。
ふと隣を見ると馨がパイプ椅子に座っていた。
「馨さん！」
「おはよう四季くん。身体は大丈夫？」
「もうすっかり元気です！！」
「馨さんはなんでここに？」
「隊長が心配だから見とけってね」
「え！！真澄隊長が！？」
「驚きすぎだよ四季くん」
クスッと笑いながら言う馨を見て四季も、楽しそうに笑う。
「今日は特訓禁止だって 、起きたら言えって言われたから」
「もう大丈夫なのに…だめなんすか？」
「1度なるとなりやすいみたいだからね。明日からいいみたいだから今日は我慢できるかな？」
「…はーい」
「いいこいいこ」
穏やかに笑って四季の頭を撫でる。
くすぐったそうに片目を閉じて首を少し傾げる。
「僕行くけど見学くる？それだったらいいかもだよ。」
「行く！！」
「じゃあ行こうか。」
「うぉー！！すっげ〜！！」
練馬の隊員達が血色解放の特訓をしていた。他の能力を付けようと特訓するもの。自身の持っている能力を磨くもの。色々いたが全て四季がやらなきゃいけないこと。
見て学ばなきゃと目を輝かせた。
あんな感じでやるんだなとか考えてるうちに外は暗くなってくる。
馨がみんなに集合をかけると特訓の終わりを告げていた。長い長い2時間だと思ったけどこうして見ると短い時間だった。
ゾロゾロと出口に向かってみんな歩いていく。俺もみんなに続いて歩こうとすると馨と真澄が四季のところへ向かった。
2人に気づいてパタパタと大きく手を振ると、馨は笑顔になり、真澄は舌打ちをする。
「四季くんも一緒に行こう」
「ありがとうございます！」
「7時までは各自自由に過ごす時間だよ。」
「そうなんですね うーん、なにしよっかな。」
「じゃあさ、僕と一緒にホラー映画見ない？真澄隊長も一緒に。」
「楽しそー！！見たいです！！」
「俺は見るなんて言ってねぇからな」
「俺隊長とも見たいです！！」
「……チッ、クソガキ」
馨の部屋に行ってテレビの前に3人並んで座った。
ホラー映画が始まるとまだ怖いシーンにいってないのに四季の身体は固くなって心臓がドクドクうるさく鳴る。
馨は楽しそうに、真澄は無感情そうに映画を見ていた。
叫び声と同時に顔の怖い幽霊がドアップでうつった。
うぉっと声を上げて隣に居た真澄の肩を掴んだ。
するとゆっくりこっちを向いてこれが怖いのか？と面白そうに聞く。
怖くねーし！と言って肩から手を離すとケッと笑う。馨は怖かったら手握ってあげようか？と冗談を言った。
「馨さんもいじわる！！」
そんな会話をしてまた映画に熱中する。終わりはバッドエンドで、しっくり来ない終わりだった。
「ぜんぜん怖くなかったな。」
「ですね。」
2人の会話を聞くとものすごく怖かったのに怖くないと言うのだ。これを怖くないとかお前らが怖いわ。そんな馬鹿なことを考えていた。
その後ご飯やお風呂を済ますと、午後10時になっていた。特にすることもなく馨とお別れして真澄 四季の2人は部屋に向かった。
「真澄隊長はもう寝ますか？」
「眠くねぇけど今日やることねぇしな。」
「じゃあ眠くなるまで話しましょーよ！！」
「あ？てめぇと喋ることはねぇな」
「じゃあ俺の話聞いて！」
「……しょうがねーな。」
部屋についてベットに体重を乗せて話し始める。
「そういえば今日ありがとうござました！運んでくれて、」
「ケッ、熱中症なんざ情けねぇな」
「ふはっ、ですね！！」
何も喜ぶことなど言ってないのに嬉しそうに、楽しそうに笑う四季に疑問を持つ。
「そういえば今日不思議なことあったんすよ！」
「俺のポケットに塩分タブレット入ってて！俺入れてないのに、誰かいれてくれたんすかね？」
「…さぁな。」
楽しそうに話す四季とは違って全てを冷たく返す。
そんな返事をしても起こりすら、へこみすらしないでずっとペラペラと喋っている。
これが2時間経った頃、四季がウトウトし始めていた。
「もう眠いんだろ。もう寝ろよ」
「ん〜、たいちょ、今日一緒に寝ていいですか？」
「はっ…？なんでだよ」
「…ホラー映画みたら、ずっと怖くて…」
「…ほんとガキの子守りなんかメンドクセーのによ、」
だめか、としゅんとしていると肩を真澄に掴まれる。
「だめとは言ってねーだろ。今日だけな。」
「ん、やった。」
2人は同じベッドに寝転んだ。
1人用のベッドなので広くなく、2人の距離はすごく近くなった。
四季は映画の事を思い出すと怖くて背筋が凍る。無意識に真澄に抱きついてしまった。
「あ……？おい。」
声をかけると手が震えてることに気づいた。真澄は明日ころすと心の中で呟くと目を閉じた。
四季は真澄に抱きついてるうちに、真澄の温かさで、だんだん瞼も重くなる。
抱きつきながら四季は眠りについた。
この3日間夜は2人きりの時間だ。
━━━━━𝙚𝙣𝙙 .
二人で添い寝して欲しいなっていう願望いれました〜！
話思いつかなすぎてやばいです、、
終わりが見えない、、、
️♡ 💬
▷モチベ⤴
コメント
19件
ハグして寝るだと!?流石に死ぬて😇
初コメ失礼します！ますしき最高すぎません！？ 添い寝とか最高すぎて発狂仕掛けました！😆😆 続き楽しみにしてます！
おい、添い寝なんて聞いてねぇよ😡💢最高じゃねぇか😡💢💢
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ