テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
金欠チャン
690
#イケメン
蒼乃 月
637
第10話「狙われた美桜」
【夜・美桜の部屋】
スマホの画面に表示されたメッセージ。
『次に消えるのは、君だ』
美桜
「……誰が送ったの?」
怖い気持ちを押さえながら、蒼空に連絡する。
美桜
『蒼空くん……』
数秒後。
蒼空
『どうした?』
美桜
『変なメッセージが来た』
すぐに返信が来た。
蒼空
『絶対に1人で行動しないで』
美桜
『分かった』
その言葉だけで、少し安心した。
【翌日・学校】
美桜が教室に入ると、机の上に古い封筒が置いてあった。
美桜
「……また?」
中には一枚の紙。
『旧校舎の屋上に来て』
美桜
「……」
迷っていると――
蒼空
「美桜」
美桜
「蒼空くん……」
蒼空は紙を見る。
蒼空
「行くなら俺も行く」
美桜
「でも危ないかもしれないよ」
蒼空
「だから一緒に行くんだよ」
【放課後・旧校舎】
2人が屋上へ向かう。
そこには、古い箱が置かれていた。
美桜
「これ……何?」
蒼空が箱を開ける。
中には――
3年前の日記。
蒼空
「凛さんの……?」
ページを開くと、最後の日の日記があった。
『私は、友達を信じたい』
『でも、本当のことを言ったら、誰かが傷つく』
美桜
「友達を守ろうとしてたんだ……」
その時。
後ろから声がした。
???
「やっと見つけたね」
美桜
「……!」
そこにいたのは、先生だった。
蒼空
「先生……何でここに」
先生
「その日記を渡すつもりはなかった」
美桜
「じゃあ、今まで私たちを呼び出してたのは……」
先生は黙る。
蒼空
「先生が犯人なのか?」
先生
「違う」
先生は苦しそうな顔をした。
先生
「私は……凛さんを守れなかっただけだ」
美桜
「え……?」
先生
「本当の犯人は、まだこの学校にいる」
蒼空
「誰なんですか」
先生は小さな声で言った。
「凛さんの一番近くにいた人」
美桜
「……」
その瞬間。
屋上のドアの向こうから声が聞こえた。
???
「先生、余計なことを言いましたね」
全員が振り向く。
そこに立っていたのは――
まさかの人物だった。
【第10話 終】
次回
第11話「最後の証言」
コメント
1件
うわああ第10話めっちゃヤバかった!!😭💦 冒頭の「次に消えるのは君だ」からもうドキドキ止まらなかったよ…!蒼空くんが「一緒に行く」って言ってくれるの、頼もしすぎてキュンときた/// で、先生の「凛さんを守れなかった」って言葉が切なすぎる…。最後の「まさかの人物」って誰だよ!?!?!続きが気になって今夜眠れない…!!次回も楽しみにしてるよ、うなさん!🌸