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わっちの低い声に
思わず身体がびくっと
反応してしまう
それが伝わってしまったのか
わっちが俺の耳元で
「ね、うきちゃん。お願い」
なんて少し甘えるような声色で言う
俺は何だか堪らなくなって欲情した
「……ぁ、も」
欲情している。
なんて恥ずかしくて
言える訳がない、
舌が回らない俺は
訳の分からない言葉しか
口から出ない
「ね、だめ?」
トドメのように
更に甘えた低い声に
俺は身震いした
「あ、も……わっち、なら………」
すごく恥ずかしいことを
言ってしまっている気がする
「ふふ、ありがと」
わっちがそう応えたから
なおさら恥ずかしさが増してしまう
「じゃ、ごめんね。いただきます」
言ってから
徐々にわっちの顔が
下に下がっていく
「ふぁ……ゃ、んんっ///」
脚の付け根に
ざらついた舌の感触、
ねっとりと
ゆっくりと
大腿を這う
さっきとしちゃんとシた所為か
敏感になっている気がする……
そう考えたのも束の間、
また身体を這い上がって来たあの快感、
今度はわっちが俺のものを
くわえ込んだ
「んっ、らめぇッ///……ぁ、や…んんっ…///」
また情けないような声が口から漏れた
「ね、浮ちゃん。気持ち良さそうだね」
にこにこしながら
としちゃんが俺の頬に手を添える
そして軽く口づけられる
「ん……ぁ、///」
「亮介本当、色っぽいなぁ」
亮介、、!?もっと恥ずかしいよぉ、。
相変わらずにこにこなとしちゃんが
俺に言う
でも、否定する余裕が俺には無かった
そうしている間にも
わっちの舌は俺のイイ所を撫でる
同じ男だからか
イイ所ばかり攻めたてる
「ふふ、うきちゃん。また勃って来た」
舌を離さないまま
わっちが呟く
その声にまた俺の身体は
いちいち素直に反応するから厄介だ……
あ、!
この時点で気づいてしまった。
俺本当に嫌なら
逃げることも
拒否することも
できたはずなのに……
(二人がかりだから難しいかも知れないけれど、)
でも、そんなに嫌ではない
そう思ってる自分が居て
急激に恥ずかしくなった
顔が熱いから
きっと今、真っ赤だ
布団でも何でも
頭から被ってたい気分だったが
両手が縛られていることを
思い出して必死で
これでもか!
ってくらい
顔を横に向けた
としちゃんは笑って
「はは、亮介。何やってるの。」
と俺の項辺りに
舌を軽く這わせた
「ぁ、やぁ……としちゃ…///♡」
正直言って
俺は首が弱い。
としちゃんの舌が
這う度にびくびくと反応する
「もしかして…」
としちゃんは一言呟いて
俺の首筋にまた
つーっ、と舌を這わせた
そんなに直ぐに
刺激に対して強くなれるはずもない
俺の首はとしちゃんの舌先に
敏感に反応を返す
「らめ!///も……や、だ…止めて、…!」
舌を離して
にやりと笑うとしちゃん
「へぇ、亮介。首筋弱いんだ(笑)」
………なに。としちゃんの勘の良さは何なの…?
誰に聞くでもなく頭の中で呟く
そして、あの
にやり。はとしちゃんがSになる時に
よくするあの、にやり。だ……
嫌な予感通り、
としちゃんの舌が再度俺の首筋をなぞる
「ぁあ!ゃ、あぅ……!」
抵抗したくとも
こんな状況じゃ首を竦めるか
頭を振ることしかできない
首をとりあえず
精一杯竦める
くく、と喉で笑ったとしちゃんは
一旦首筋から耳元の方へ舌を
這わせて行く
熱っぽい声で
「抵抗された方が俺は燃えるけど、ね」
なんて、まさしくドSなことを言う
その声の含む熱っぽさに
頭の中がくらくらしてる
ろくな返答も出来ないまま
としちゃんの熱い舌が首筋を伝う感触に
俺はただ感じることしかできなかった……