いっけなーい遅刻遅刻!!
私はどこにでもいる高校生加藤結愛!!
最近、夜に推しがライブ配信をしているから寝る時間がついつい遅くなっちゃうの!
今日から新学期なのに遅刻なんてできないよぉぉ〜!
あともう少し!これだったら間に合いそう!!
って…「 あうっ!痛ぁ〜…もう!!どこ見て歩いてるのよ!!」急いでいた私は焦りで声を荒らげて怒鳴ってしまった。
「は?知らねぇし!走って来たお前が悪いだろ?!」相手も急いでいるようで相当怒っていた。
もう!!急にぶつかって来てなんなの?!その態度!ありえないんですけど!!って…あ!忘れてた!遅刻〜!!
はぁはぁ…間に合った〜!!っと安堵しながら教室へ向かった。
ガラガラっと少し立て付けの悪い扉を開けながら私は教室へ入った。
「おっはよ〜!結愛!今日来るの遅かっじゃん、どうしたん?」っと少し心配してるいるような安心しているような表情を浮かべながら歩いてきた。この人は平野凛、私の一番の理解者である。
「おはよ〜!はぁ、今日はちょと寝坊しちゃって、あはは…」
「あ、 わかった!昨日ライブ配信見てたんでしょ?」クイズの答えを言い当てたような顔をしていて私は図星なことにドキッとした。
「正解!流石凛だね、なんでも見破っちゃう」少し悔しそうに答えた。
「結菜だからわかっただけだし、たまたまだよ〜w」少し嘲笑われた気がした。
「そういえばさー、今日転校生来るって噂だよ!」
「へぇ〜珍しいね!こんな田舎に転校生って、可愛い子だといいな〜!」私は、期待に胸を膨らましていた。
「はーい、みんな席に着いて〜!朝のホームルーム始めるぞー」転校生が来るということにワクワクしながら席についた。
「早速だけど今日は転校生が、来ています。仲良くしてやれよー」ドキドキと心臓が高鳴った。
「入っていいぞー」っと先生の合図と共にガラガラっとドアが開き始めた。
影から見る感じ身長が高そうだな〜男子か〜、せめて喋りやすい人がいいな〜。っとキラキラとした目で見つめていた。
そして教室に、入った。
「まずは、自己紹介してくれ。名前と、軽く趣味とか適当に話してくれ」っと指示にあわせ前を向いた瞬間。思い出した。
「あなたは!朝の!」驚きから席から立ち教室に響き渡る声で叫んでしまった。相手もそれで私のことに気づいたようで驚いた表情を浮かべていた。
「おー!2人とも知り合いか!よかったな!なかよくしろよ!」何も知らない先生は少し驚いたように言った。
「は?なんでお前がいるんだよ?!」
「だってこの学校の生徒なんだもん!別に良いでしょ?」
「なんで同じ学校なんだよ…ましては同じクラス」ため息混じりな声で言った。
「自己紹介忘れてるぞー!」
「あ、すみません」と軽く会釈しもう一度前を向き直した。
「初めまして!藍沢 蓮と申します!趣味は、ゲームとかです!よろしくお願いします!」
「はーい自己紹介ありがとう!じゃあ席 は結愛の隣な〜後、結愛放課後内だけ紹介してやってくれ頼むぞー」っと言って先生は教室を後にした。
「え?」困惑した私は石のように固まってしまった。これから私どうなっちゃうの〜?!
コメント
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誤字りましたw ありがとうごさいます!
題名に?ってついているから、典型的なよくある展開でも先が読めなくてどきどきしますね…! とても面白かったです!小説書くの頑張って下さいね!!