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ある日…
コネシマと食事を取っているときに、遠い国の言葉を教えてもらう約束をした。
そして、今日。
三日目のコネシマ教室が開かれる筈だったのが(コネシマ曰く)ショッピ?に教えられることになった。
…そう、茶髪の奴隷。
「…なんで俺が」
「いや!いい機会やん!なぁ!?」
当日に唐突に連れてきた、私は驚いていたがショッピ君は結構落ち着いていた。
…あぁ、慣れてるんだな…と察した。
「私も反対かな…」
「なんでや!いいやん!またな!」
適当に押し付けて、当の本人はバタンと音を立てて出ていってしまった。
残された可哀想なショッピ…、仕方ない日本語は諦めよう。
「…、ごめんショッピ君?…帰って大丈b」
「ちゃんと教えろよショッピ!頼んだで!」
バタン。
大声で、もう一度開いた既に閉じられた扉。声はコネシマさんの声だった…つまり釘を指していったコネシマ。
まぁ3度は出てこないよな…?と思いながら扉を睨む。
「あのクソ先輩…!」
「いいよ。コネシマはもう来ないと思うし…。こっちは口裏合わせるから教えてもらったって事で…」
「いや」
拒否されたことが驚きでえ?と思いながらショッピを見る
「これで、貴方が出来なかったら俺が馬鹿にされるんで…!」
そこにはやる気に満ちたてぉーちぉー(ティーチャー)が…。
「…嫌だと言ったら…?」
勉強が苦手な私が断ろうとすると
「さっさとやりますよ!!!」
肩をガッツリ掴まれて、机に座らされる。
つまり強制だった。
そして現在に至る。
「…え?あー違うのコレ?」
「はぁ…。なんでわかんないんすか?」
あれからシゴかれても一向に理解出来ない日本語、一回教えられてももう忘れてしまう事が多かった。
なんだよこんにちはとおはようとおやすみって。
good morningとHelloと good nightでいいじゃないか。
「…わからんもんはわからん。」
「…なんか、蝶使って俺より子供じゃないですか?」
「はー?まぁ地頭は負けてる自信ある」
歳は肌年齢私のが上、絶対そうその肌欲しいもん。
と思いながら机に突っ伏しショッピを見つめる。
すると、ショッピはそっぽを向いた。
「じゃあ、俺の妹にしてあげましょうか?」
「お願いするわ。」
なんか見つめると背けられるんだよな、さっきから。
だがお願い発言は聞き逃せなかったようで驚いて私を見た。
「まじすか。」
「いえーす、はろーおにーちゃん」
「…本当にされるがままですね」
「別にいいでしょ」
ショッピは少し呆れていた、まぁ敵だと思ってたら唯の人間だったんだもんな。そうもなるわ。
「じゃあお兄ちゃんとして、もう一息指導頑張るかー」
「…お兄ちゃんやめて?やめて???」
その日は勉強疲れでゆっくり寝れた。