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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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「んん〜暇だなぁ」



あの日を境に俺は幽霊になってしまった



幽霊、と言っても地縛霊なので


死んだ近くしか歩けない。



通行人に気づかれない、声を伝えられない

寂しすぎ…






もう朝の登校時間か


近くの学校の生徒がチラホラやって来る



「いいなぁ…」



聞こえもしない独り言。



楽しく喋りながら登校している生徒を見てると

辛い。



永遠に僕は人と喋れない



「…」



ふと目に止まった生徒がいた。



赤いマフラー、青いニット帽を被った人。



別の3人と仲良く話している














僕も話したい…



🟦)パチッ(ウインク)


ぇ…?こっちに向かってウインクしてくれた?



いや、見えるはずないもん。



気の所為だ。








帰り、あの人が帰るの待とうかな



セ イ ナ ナ

あの制服、青七高校かな



俺が受験で入りたかった学校だっけ?



もう、死んで数十ヶ月経ったから忘れちゃった



はぁ…



俺が生きてた時の友達元気かな?



あれ、、、友達、、、どんな人だっけ?



アオ、、、なんだっけ?



まぁいいや
















あの人のこと、待とう

















もうそろそろ帰ってくるかな?



そう考えていると今日の朝赤いマフラーの人と一緒に居た人達が来た。



帰りは一緒じゃないらしい



一緒に過ごして、話して、笑って、、、



生きてる人っていいなぁ…



少しだけ3人組の話が聞こえる。



🟨「今日帰ったらゲームしようぜ」



🟥「何やる〜?」



🟪「何でもいいよぉ〜」



🟥「何でもいいが1番困るんだけどw」



🟨「後でラインであいつもゲーム誘うか」



っ…



普通の日常会話。



それでさえも羨ましい。



ボクも友達と喋ったりゲームしたい




そんな事を考えていたらかいつの間にか時間が経っていた。



ア、あの人だ!



『あの…!』



🟦「ん?なんですか?」




『僕のこと見えるんですか!?』



🟦「何となーく。君、普通は見えては行けない人でしょ?」




『っ…』












その言葉は喋り相手が出来る嬉しさと

改めて自分が死んだということ自覚させられた



𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩500♡

幽霊さんは少し(?)鈍感です!

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コメント

3

ユーザー

最高やろ…… 推しの絡み最高!! フォロー失礼します!! これからも頑張ってください!!

ユーザー

伝い忘れていましたが 『』は主人公、みどりくんの声です 「」は主人公以外の声の吹き出しです

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