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寧々said
『ほら、頑張れ頑張れ』
爆「クソがぁああああああああ!!」
爆破を繰り返し続けている爆豪が、叫びまくっている
その隣で、頑張れとエールを送っている私
『ほら、もっとできるでしょ』
爆「うるせぇえええええええ!!」
いいな、これ
面白いし、爆豪のやる気にもなる
相「なにやってんだ?」
『爆豪を煽ってんの』
相「やめてやれ」
『私、何すればいいの?』
相「トレーニングでもしとけ」
『え、私だけ扱い酷くね。ちょっと、どこ行くの?ねぇ、』
私の言葉を無視して、どっか行くイレイザー
仕方ない
筋トレでもしとくか
夕方になって、私たちはやっと施設に戻る
キツいトレーニングのせいで、みんなヘトヘトだ
さて、夕飯作るか
ピク「さっ、昨日言ったね?世話焼くのは今日だけって!」
ラグ「己で食う飯ぐらい己で作れ!カレー!」
みんな同じようにげんなりしている
ラグ「あははっ!全員全身ブッチブチ!だからって雑なねこまんま作っちゃダメね!」
相変わらずだな、ラグドール
ピク「ほらっ!寧々はもうやってるよ!」
麗「いつの間に!?」
飯「確かに災害時などの消耗した人々の腹と心を満たすのも、救助の一環。さすが雄英、無駄がない!世界一美味いカレーを作ろう、皆!!」
元気だなぁ。飯田
『イレイザー、絶対飯田のこと便利って思ってるでしょ』
相「まぁな」
やっぱりな
芦「寧々ちゃん、野菜切るの速っ!!」
葉「料理得意なの?」
『まぁ、家族の分を作ったりしてるからね。得意っちゃ得意だよ』
野菜切り終わったし、焼くか
『轟くん、火ちょうだい!!』
轟「わかった」
『サンキュー』
フライパンを振りながら肉を焼く
轟「上手だな」
『ありがとね~、いい嫁になるでしょ。貰ってくれる人がいるかわかんないけど』
轟「俺が貰ってやる」
『・・・爆弾発言するな!!』
瀬「爆豪、爆発で火つけれね?」
爆「つけれるわクソが!!」
自信満々に釜戸に火をつけようとした爆豪だったが、派手な爆発音が響いただけだった
『爆豪ww壊したじゃんww』
爆「うるせぇ!!」
そう言って、どっか行った爆豪
ウケる
まぁなんだかんだあって、カレー作りは無事に終了
『美味し〜』
カレーを頬張っていると、
芦「ほっぺにカレー付いてるよ」
『ん、ありがと』
八「おかわりいりますか?」
『欲しい!!』
蛙「私のカレー少し分けてあげるわ」
『いいの!?』
蛙「ええ」
『ありがとぉ』
なんか、私の周りに女子が集まっているんだが
切「店とかで出したら微妙かもしれねぇけど、この状況も相まってうめぇ!!」
瀬「言うな言うな、ヤボだな!」
切島の言う通り、確かに店とかでは微妙かもしれない
だけど、みんなで頑張って作ったから、トレーニングで疲れていたからという状況も相まって、とても美味しく感じる
こうやって楽しく食べるから、っていうのもあるかもしれないね
芦「ヤオモモ、がっつくね〜!」
八「ええ。私の個性は脂質を様々な原子に変換して創造するので、たくさん蓄えるほどたくさん出せるのです」
瀬「うんこみてぇ」
瀬呂の言葉を聞いて、ももちゃんはショックを受けたのか、落ち込んだ
『謝れ、バカ野郎!!』
私はムカついて、瀬呂にビンタした
瀬「すみません!!」
葉「今のは瀬呂くんが悪いね」
耳「あれは誰が見ても明らかにそうでしょ」
おしゃべりしながら食べていると、あっという間にカレーを食べ終えてしまった