テラーノベル
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思い出 ↬ usky(#2)
※人数多い為書き方変えてます
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ky side
後日、仕事がなく休みだったのでいつも通りテレビやらスマホやら使ってゴロゴロしていた時、一通の連絡が入った。
ky「えっ、と…今日、」
前言ってた集まり…今日にすんのかよ、休みだからいいけどさぁ…
ky「唐突すぎね?」
まぁフジもフジで実況者+バンドをしてるし、他にも色々大変で空いてた日がまさかの今日だったんだろうな…
ky「まぁいいや、どうせ暇だし」
「どこ行けばいい?」と連絡を返し、フジからの返信を待つ。この時間も暇で何をするか迷うが何も思いつかない、
そういえばフジのチャンネル、”フジ”って検索したら出てくっかな…やってみよ。
ky「あれ、これか?」
まさかの1発目に見つかるとは…チャンネルを開くと色々なゲーム実況が投稿されている。ショートの方にはベースの動画も投稿されていて、4つのうち1つはグラサンマスクの変質者。
ky「こいつこんな感じで実写出してんのか、ただの変質者じゃねぇか」
思わずツッコミを口に出してしまう。なんでだろうか、なにかの癖…?でもそんな癖は俺には_
フジの動画を漁りながらそんなことを考えていたら、茶髪に後ろ髪は赤色の俺が映っていた。
ky「は、これ…俺…っ?」
困惑しながらもその動画を再生しようとした時に丁度フジから電話が入った。
ky「うおっ、」
色々なことが頭の中で起きていてパニックになっている最中に電話が入ったせいで思わずスマホを落としてしまう。落としたスマホからはフジの声が聞こえてくる。
fj「キヨ~?今俺らそっちに向かって_」
ky「え”っ、あ……迎えに来てくれんの」
fj「え?うん。ていうか声遠くない?」
ky「あ、ごめん」
床に落としたまま話していたせいで急いでスマホを拾い、いつも通りのように話す。
fj「で、俺とうっしー以外_」
ky「え”っ、」
fj「うわっ、何急に…」
ky「うっしー…って、」
fj「代わろっか?」
ky「え、いや…」
us「うっしーってのは俺ですけど」
聞き覚えのある声、あの時…コンビニで会った人と同じ声…
us「…よろしくお願いします」
ky「え、ぁ…はい…よろしくお願い、します」
なんでなんだ?なんでこの人の声を聞いたら胸騒ぎが…
fj「まぁとりあえず用意して待ってて」
ky「あ、うん」
いつの間にかうっしーという人からフジに電話が代わっていた。
また少し話し、「また後で」と電話を切った。まだ胸騒ぎが取れない、というか…
ky「俺実況者だったのか、?」
インターホンが鳴り、ドアを開ける。
fj「準備できた?」
ky「うん、」
us「…あんま変わってねぇな」
ky「ぇっ、」
fj「部屋はね」
us「まぁな」
ky「ちょ、何の_」
fj「あ、ごめんごめん。行こっか」
ky「うん…」
…きっと前の俺の話をしてるんだろう。実況者だった時の俺を、動画は生憎もまだ見れていない。でもサムネの顔を見る限りとても楽しんでいた、とても嬉しそうな笑顔を浮かべていた。
…俺にも、あんな笑顔で実況撮れっかな。
ふと自分でも思いがけない事を考えていた。もしかしたらこんな俺でも”復帰”という形だったら…いや、無理だろう。準備が終わったあと、俺はエゴサした。実況者の俺はどんな人物だったのか、どのくらい実況者を続けていたのか。他に誰と実況を撮ったりしていたのか…それでもう結果はわかってるはずなんだ。チャンネル登録者は500万人越え、からの15年間も実況者を続けていて…コラボしている人は少なかったけど大体の人はチャンネル登録者100万人超え…こんな俺でもできるわけが無い。そんな技術もないんだから…
fj「_ヨ、」
fj「キヨ?」
ky「えっ、ぁ…ごめん…何?」
rt「相変わらずなんやね、キヨくんは」
gt「まぁちょっと根暗感強いけどね」
rt「確かに」
fj「ちょっと、2人とも…そんなん言ったら_」
ky「…そう、ですよね…あんな元気いっぱいじゃねぇし…俺、」
fj,hr,ksk,us「えっ、」
ヒラやこーすけ、フジもうっしーという人も驚いた顔をしている。俺がこんな発言をしたからだろう、俺が元実況者だったということが自分でわかっていたということが。
hr 「…知ってたんだ」
ヒラはなんだか嬉しいような表情と共に辛そうな表情を浮かべて発する。
ky「…フジのチャンネル調べたら、さ…俺が映ってたから…」
fj「あ” 」
rt「そういえば実写動画あったね」
fj「そんな軽い感じで言わないでよレトさん」
rt「いやでも俺のやつでも実写上がってるし…誰のチャンネル教えてても一緒じゃん」
gt「でもそんな俺上げてないよ?実写」
us「ガッチさんはホラーばっかだから」
gt「そんな事言わないでよ」
話についていけずとも耳に聞き入れていく。それでもあまり話が飲み込めない。
ksk「つーか、フジは隠す気なかっただろ」
fj「え”!?」
rt,us,gt,hr「それはそう」
ky「…たしかに?」
fj「キヨまで!?」
ky「いやだって、実況者っていうワード出したのもフジだし…俺が前電話で冗談のつもりで言った「もしかして前俺実況者だったとか?」って言ったら「うん」って言おうとしてたじゃん!」
rt「そうなのフジくん!?」
fj「…ソウ、デシタネ」
ksk「片言…」
ky「…でもそんなに前のこと思い出せてねぇんだよな、自分の動画見て見たらなんか変わるかな」
hr「確かに…今見たらどーお?」
ky「え、今?状況おかしくね?」
rt「善は急げだよ、キヨくん」
ky「これ善なの?」
us「…これ本当にキヨ記憶無くしてんの?」
fj「なんかいつもと同じだよね」
ky「…これ、ほんとに俺?」
rt「そうだよ」gt「うん」
ksk「まぁそんな実感湧かねぇかもな」
hr「じゃぁ、実写じゃなくてグループのゲーム実況見ない?実写だけじゃあ思い出すには時間かかるだろうし…」
ky「どれ見たらいいかわかんねぇしほぼ1時間超だぞ」
us「これがお前のスタイルだったからな」
突然牛沢は俺の横に来て話す。なんだかむずむずして恥ずかしい、?
rt「…うっしー、距離近い」
us「え?」
gt「キヨくん顔真っ赤じゃん~」
ky「へぁ、っ!?//」
us「っ”!?//」
fj「…いちゃつかないでくんない?」
hr「そーだそーだ!」
ksk「…(フジ、キヨって牛沢さんのこと好きなのかよ?)」
fj「…(え?あぁ、うん…実ってはないけど…)」
ksk,fj「バレバレでしょ/だな」
us side
rt「ねー、うっしー」
us「なんだよ…」
rt「もー告っちゃえば?」
us「はぁ”っ!?」
gt「うっしーうるさーい」
rt「だって見るからにキヨくん、うっしーのこと好きだし…」
us「でもあいつそんな俺の事_」
gt「キヨ、ずっとうっしーの方ちらちら見てるよ~?」
us「は?」
「告れば?」はおかしいに決まってるだろうが!こいつは何言ってるんだ?キヨが俺のことを好き?記憶を無くしてそんな希望は消え去ってしまったというのに…
rt「いーじゃん、もう酔いの勢いで言っちゃえよ~」
あ、こいつ酔ってる。だからだ、こんな無茶な…
gt「ていうかうっしーだって気付いてるんでしょ、キヨが好意抱いてくれてるって言うの!」
us「あーもー、ガッチさん飲むのやめよーねー」
gt「話逸らさないで!」
rt「大丈夫だって!無理だったらすぐ寝たフリとかすれば!」
us「アホか!」
fj「…あの、お三方」
rt「んぁ?」
ky「…聞こえて、ます…」
キヨが思わずぷしゅー、と音がなりそうな顔をしている。これは…本当に好意を抱いてくれているで合っているのだろうか…?(酔ってる)
rt「じゃーもー言っちゃえーー!」
gt「がんばれうっしぃ!」
us「えちょ」
ky「へ、っ」
ぐいぐいと2人に押されキヨに段々近付く。ちょっと待て、このままじゃ_
「んむ、っ 」
…最悪だ。まだ何も伝えていない、伝えられていないのに…
ky「き、っき…!//」
us「…//」
キスをしてしまった…
rt,gt「…(やっちった)」
fj,hr,ksk「…」
なんだ、この無言の時間。話してるのはテンパったキヨだけ…
fj「…とりあえず、キヨ…言おっか?」
ky「へ、何を…」
フジはキヨの耳を借りてこそこそと話している。その光景を見ると気持ち悪さが背中にぴったりとくっついて来る、嫌だ…なんだよこれ、さっきは公開処刑されて?からの…これは、
辛すぎんだろ…
ky「ぇ、あ…っと、」
hr「ゆっくりでいいと思うよ、俺らは知ってるから俺らが言ってもいいんだけど…」
ky「ゃ、いい…俺が言う…」
…なんだろうか、キヨの雰囲気がガラッと変わった気が_
us「もしかして…記憶、」
ky「…っ、戻り…ました、っ」
いやいや、急展開。さっきキスしたけど…その前に思い出してたってことか?ならあの話してた内容はなんだったんだ?
…あれ、これ…聞こえてたっつーわけは…好きバレして…
rt「めっちゃ急やね…?とりあえず、おめでと~!」
gt「そんな急に思い出すものなの?」
ky「ぁ、っ…と」
fj「キヨ特例の急ブレーキを沢山聞かせたり…ライブとか、あったでしょ?その写真見せたりしたら、段々思い出したっていう感じだよね」
hr「急ブレーキはあんまり意味なかった気もするけど…」
ksk「𝑆𝐴𝑆𝑈𝐺𝐴𝑁𝐼…も言ったけどイマイチだったしな」
rt「あ、それも聞かせたんだ…」
ky「その…まぁ、完全に戻ったっていう…んじゃないんだけど。大体はって感じかな…」
fj「まぁ元々記憶無くしてたのは実況者してた間っていうわけで…段々古い記憶から伝えて言ったらスラスラ~って出てきてたね」
ky「そ、その…うっしー、」
us「ぅおっ、な…なんですか」
話が段々と進んでいく中で俺は好きバレということで頭がいっぱいになり、話についていけなかったのだが…急にキヨに話しかけられた。
久しぶりのキヨの「うっしー」という俺の名前を呼ぶ声。ずっと聞けなかったその名前を…やっと聞くことが出来て、それだけでももう胸がいっぱいになりそうだった。
ky「そ、その…俺らっ、て」
us「ぇ?あ…っ」
先程まで考えていたはずの好意について、好きバレについてが頭から吹っ飛んでいたせいか急に俺は焦り出す。これは告白をした方がいいのか…でもこんな公共の場で?それは…
ky「こ、恋び_」
us「ちょ”っ、と待って!」
ky「!?」
急に俺が止めたせいで周りの皆も目を丸くする。一応実況者ということもあるので完全個室…とはいえここで言うのか?でも俺はちゃんとした場所で_
…また改めて告白をすれば一件落着、なんじゃないか?なら…告白してもいいか。(ヤケクソ)
us「俺から言わせて…」
ky「ぇ”っ、あ…うん、//」
us「…その、俺と…付き合っ、てくださぃ…//」
いざ告白をする、となると恥ずかしい。それにみんなに見守られながらという時点でさえ恥ずかしい。こんな場面で失敗するのは良くなかったのだが恥ずかしさからは逃げられず、詰まったり段々声が小さくなってしまった…
ky「ぉ、っ俺からも…っ、お願いしまっ、す!!」
rt「おっし!うっしーよくやった!」
gt「おめでとぉ~」
ksk「お祝いとして飲むぞ~!!!!!!!」
3人は酔いに酔ってるせいでハイテンション。
fj「…とりあえず、一件落着だね」
hr「そうだね、」
2人は色々とキヨに付きっきりだった為酔ってはいないが…この場面に呆れてるようではある。
us「…まぁ、ハッピーエンドっつーことで…」
ky「はは…っ確かに…」
us「また記憶なくすのはやめろよ?」
ky「しないって、多分…ていうかまだ全部思い出せてないから!」
us「あぁ、そっか…」
us「まぁ、よろしくな…キヨ」
ky「うん、よろしく。うっしー」
一時はキヨが記憶を無くしてどうなるかと思った俺の恋の末路。だけど待っていたのは…待ってくれていたのはハッピーエンドで。
横で笑うキヨは向日葵のような明るい笑顔を浮かべていた。
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ふざけました。めっちゃ私らしくない終わり方に書き方、終わってます。というか(ヤケクソ)と書いてありましたがどちらかと言うとうっしーじゃなくて私がヤケクソになったということですね。(何書いてるんでしょうか私は)
最近没しかできなくて辛たんです🥺(キモイ)
後、うっしー16周年おめでとうございます🎉祝えるところがここしかないので許してください…(祝うために二日連続投稿したのも…)
これからも頑張って欲しいですね🥺
次回 ↬ こんな夜には_(微🔞)
コメント
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おほほほほほほほほほほほほほ あは、あはあは、ははははははは おめでとう(^^)