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どうもななひです。



新連載、始めます!



今回も桃橙です。



始めてのノベルなので至らない点、

多々あると思いますが温かい目で見守って

頂けたら幸いです。







Prologueープロローグー


パチュッパチュッパチュッ



「うッ………♡はぁッ♡♡ぁあッ♡イくッ♡♡」



薄暗い部屋に、水温と甘い声が響く。



「ッ………おい、中出すぞ…?」



「あッ♡♡うッ♡らッしてぇッ♡」



ビュルルルルルルルルルルル



俺は躊躇せずに、自分の欲望を彼の中に注いだ。



「うはッ♡♡あッ♡あん”……♡♡ぁあ”♡」



中から自分のモノを抜くと、彼は疲れたように

俺にぐったりともたれ掛かかってきた。



「はぁッ♡さッ、桃ちゃ……♡♡」



彼の肌には汗が滲んでいる。



息遣いも荒く、疲労していることが伺える。



そんな姿が、なんともいえない色気を

醸し出していて、俺を興奮させる。



俺の胸に何やら尖ったものが当たっている。



「さ、桃ちゃ……♡つづ、き、して……?♡♡」



それは彼の胸の先だった。

先程絶頂に達したばかりなのに、自分と同じように

未だに興奮しているようだ。



「…明日、腰痛くなっても知んねぇからな。」



ここで否定された所で行為を止めるつもりは

ないのだが、一応雰囲気に任せて断りをいれる。



「こ、し痛くしてぇ?♡」



赤い顔が俺を煽る。



「遠慮しねぇから。」



そう言うと俺は自分のモノを挿れ、

勢いよく動かした。



「はぁッ♡♡ぁあ”ッ♡あぉ”ッんん”♡」



再び、彼の甘い声が響いた。



耳に心地のよいその声は、まるで貴族が聴くような音楽のように思えた。



「ぅお”……♡♡らんかッ…きちゃ…♡♡」



プシャァァァ



彼から、無色透明な液体が溢れ出た。



世間一般的には、これを「潮吹き」と言うらしい。



「もッ♡むいッ♡♡」



その言葉を最後に、彼は眠りについた。



「っ……寝たか………」



彼の就寝を確認し、寝顔を眺める。



ーこれが何回目だろうー



そんなことをぼんやりと考えながら、

スマホの画面を眺める。



ピロン



着信音が鳴る。



それはセ○レ専用

マッチングアプリの通知音だった。



そういえば、俺と彼の出会いもここだった。



そう、つまるところ、彼との関係はこの夜だけだ。



夜しか、彼と俺はお互いを求め合わない。



ー俺たちはずっと、この関係だろうー



スマホの画面を見ているのも億劫になり、

俺は睡魔に任せてそのまま眠りについた。




桃橙 君との関係は身体だけの筈だった。

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