テラーノベル
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rbru/nmmn/ご本人様関係なし
・誤字脱字しょっちゅうあるかも
・ドタバタ合切みたいな常に慌ただしいDyticaさんがrbruの関係を問いただす話。nmmnの時点でとてもファンタジーなのだけれどら本当にファンタジー。まじでファンタジーということをお忘れなく。妄想だから駄作。
・18の若干の匂わせはあるけれど直接的なのはありません。キスシーンだけ。
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事の発端は、小柳の熱だった。
…………………………………
普段小柳は体調を崩さなければ、それを顔に出すこともなく非っっ常に分かりにくい人で、とんでもない高熱が出ない限りは気づく人はいない。
そんな中、さすが恋人と言えるのだろうか。
星導はほぼ同棲状態になりかけの小柳の些細な変化に気づいて、そのまま推し進め予測の熱測りを使って脇に挟むとあらびっくり。熱があるではないか。全員大慌ての中、熱を出した本人は放置されていた。
おい、と小柳が声をかけると一旦ね…と皆落ち着き、役割分担を開始。
とりあえず小柳は拠点の休憩室へ放り込む。
まぁこのご時世インフルエンザとかあるから、とライが言い放った。
一番最初に役割分担で声を上げたのは驚くことに星導。
『俺ここで小柳くんの看病するから、ライとカゲツはなんか食べやすそうなもの買ってきて。俺そういうの詳しくないから』
2人は同時にお、おう…とまるで驚いたように返事をする。
まさか、星導が指示をするとは思っていなくて。こういう時星導って嫌々買い物に行く人じゃないの、と。同期で約3年間も一緒にいる2人は謎の解釈不一致を巻き起こしていた。
2人は驚いたまま適当に服を着替えて、スーパーにダッシュできるように。変身した姿のまま出ていったら街で人気者のヒーロー君らは引き止められてしまうものだから。
「うし、行ってくるから星導頼んだよ」
「そうやぞ、ちゃんと見ときやよ。」
『わかってる、行ってら』
「いってきまぁーす、ダッシュで帰ってくる」
『了解w』
ドタバタ、そんな効果音が流れそうなまるで嵐の2人が出ていって星導はさて、と声を放つ。
とりあえずはココア?エナドリ?スポドリ……?いやまぁ病人にエナドリはえぐいか。スポドリ持ってこ。
そんな脳内会議を繰り広げたあとスポドリを手に取り、星導は小柳が寝ているであろう休憩室へと向かう。
『小柳くん、大丈夫ー?』
『って、大きな声出せないか。』
「ん、頭いってぇけど特に何もない…………あと、動けないくらい……?」
『うん、動けないのはだいぶ重症。それならスポドリとか飲めないよね』
「むりやね、だるくて動かん」
『えーでも、熱の時って飲まないとやばいよね。どぉしよ……ー、』
だってペットボトルの飲み口を口に突っ込んだら噎せるだろうし、かと言って飲める状態でもないのに………。
『え、うーん。ゼリー系も無理そう?』
「液体しか入らん、けど動けん。から、寝てからでいいよ。」
『いや、熱上がるだろうしそれは出来ないって。ごめんけどまだ寝させられないかも』
「まじかぁ、……ごめ、寝てたら叩き起してくれ………」
『叩き起しはしないけど意識は覚まさせるかも』
キツイだろうから早く深い眠りにつかせてあげたいし……、と葛藤する星導に天から舞い降りてきたのはだいぶ賭けている案。
それは、口移し。星導がスポドリを口に含んで小柳に口付ければきっと飲めるだろう。
けど、星導に熱かなんらかが伝染る可能性は高い……。でも、目の前の恋人は苦しんでいる……。
ここは漢星導。背に腹はかえられない。
『……やるかぁ、』
『ごめん、小柳くん。ちょっとだけ起きて』
そう言ってマスクを外し、スポドリを口に含む。
ちょうどそのタイミングで星導の方を向いて起きた。
星導は飲む時苦しくならないようにと小柳の頭の位置を少しだけ上げて、口をつける。
それはとてもやさしいキスとは言えない。口を無理やり開けて、注ぎ込む。
仕方ない、人命救助とそんなに変わらないものなのだからーーーー。
『ごめん、何とか飲ませたいけど思いつかなくて。』
『もういいよ、ゆっくり寝て。』
そう言ってマスクを戻し後ろを振り向くと、
開いた扉の前に伊波と叢雲は赤面で立っていた。
「……ぐ、グットタイミングやな……」
「カゲツ、違う。バッドタイミング。」
『え、えぇっと。どこから………?』
「うーん、お前が口にスポドリ入れてるとこから?」
結構前じゃねぇかというツッコミと、”入れてるところ”という口回しで完全に俺がしていたことは見られていたんだなと笑うことしか出来ない。
「別に否定しようなんて気はないよ。このご時世多様性だよ、多様性……。うん、多様性だからね。同期なのは驚きが隠せないけど」
『いや、違うんだよ。合ってるけど違う。うん、いや全部合ってるんだけど違う。いや全部違う。』
「動揺しすぎw。まぁ、病人のいる部屋で話すのもなんだから1回この部屋でよう。」
「…そ、そうやな。とりあえず出るぞタコ。」
「ちょ、どうなっとる……、」
『おわっ!!!いや、小柳くんは寝てて。寝てて。』
「……?ん、頭かち割れそーだからしばらく寝る、……んやすみ、」
『う、うん。おやすみ』
「おアツいね2人とも。とりあえずお前はこっち来な」
『ははっ……おわった、俺小柳くんに殺される……』
「まぁまぁ、どうせ水飲ませたいけどどうにもできなくてとかそんな感じでしょ。」
『大正解。ははっ、終わったぁ〜……、まじで無理ぃ……』
そんなことを言いながらリビングに近しいその部屋に戻り、2対1の構図で座る。もちろん1は星導だ。
「で、どういうことなんや。」
「僕なんも飲み込めてへんのやけど」
「カゲツ、多様性って言葉だけは覚えとけよ」
「それくらい僕も知っとるわ。んで、なんでキ……ちがう、人工呼吸……?ちがう、口移しや。口移ししとったんや」
『いや、ライの言う通りで小柳くん動けないしどうしようも出来なくてですね……』
「ほんで口移ししとったと。まぁ、その度胸は凄いな……」
「ははははっwは、w、カゲツ、ちがうwwwこいつら、w多分、w付き合ってるw」
「はぁ!?!?おいタコ、!!!ほんとなんか!!!」
星導は手で顔を覆い隠しながらこくりと頷く。
「……ど、同期でか……。まぁ、おめでとう……?」
「そうだね、たしかにおめでとう。何ヶ月?」
『…………もう1年ちょいくらい』
「はぁ???????1年だぁ????」
「お前まじか。よくそんなに言わずに過ごせたね。まぁ、どうせあいつからきつく口封じでもされてたんでしょ」
『多分いま俺なんでも言える。小柳くんに殺されるからもうなんでも言える気がしてきた』
「諦めてるやん。」
「へぇ、二人でか……。やっば、距離近いくらいには思ったりしたけど、付き合ってるとは思わないって。」
「……おおかみから言ったん?お前から?」
『小柳くん。まぁ、同時ってのが近いけど。』
「へぇ〜……、おもろ。マナに言ってもいい?」
『小柳くんが俺のこと殺さなくてなおかつ良いって言ったらいいんじゃない?』
「 じゃあ星導のこと庇ってやるかぁ……」
『そんな重い腰あげて……みたいな感じで言わないでよ、見捨てないで?』
「え、やっぱ定番のこと聞くけどさぁ、ロウのこと好き??」
『いやまぁ、そりゃぁね。』
「なんだよ〜、言えよ〜」
まるで男子大学生のノリ。それに乗ってしまうのがおじいちゃんタコ。
『好きだよ、1番にね』
「ヒュヒュー、お熱いねぇ!ー!」
「、い、伊波……とまれ……」
「はぁ?なんで?」
「お熱いってどしたん。随分と盛り上がってんな、お前ら。」
ひゅ……と喉が鳴る。低い声の聞き馴染みのあるその声。
白狼の回復能力はもちろん凄いものだと思ってたけど、これほどまでにその能力を尊敬して、そして憎んだことは1度もない。
『こ、小柳くん……起きてたんだぁ……〜』
なんだかデジャヴだ。小柳との時もこんな反応だった気がする。
「お陰様ですぐ熱下がったけど。なにやってんの、お前ら」
『いやぁね?その、うん。恋バナって言うのかね?うん。』
「おっ前……、恋人いたんだ。うん。誰の話しとったん」
『いやぁね、そりゃ小柳さんしかいないっすよ、ね。』
わなわな、ふるふる。そんなオーラが漂う小柳を伊波とカゲツは震えながら見つめる。
尚、震えながらもいつでも逃亡できるように星導は準備している。
「お前ぇぇぇぇ!!!!何回も言うなって言っただろうがぁぁぁぁ!!!!!!!」
『わぁ!!!!!!!ごめん、まじでごめんって!!!!!!!』
ドタバタドタバタと生死をかけた鬼ごっこをする2人を見つめながら、伊波と叢雲は話す。
「いやまぁ、キスマある時点で恋人いるのかわかってたけどね。ロウは。」
「それ言ったら星導もあったんよなぁ。猫の引っ掻き傷みたいな?おおかみのオトモかと思ったけど、そういうことかいな……」
「まぁ、俺らは見守るか。」
「そうやな。とりあえず星導助けに行ったるか。」
「そうしよー、ほんとたまったもんじゃない……」
……………………………
「って感じだったよな、確かだけど」
「ね、懐かしー、もうあれから1年でお前らは2年目記念。」
「いや、あん時は本当に別れてやろうかと思ったけどな」
『でもこの狼俺がキスしたらすg………ぐはっ!!ちょっと、殴らないで!!』
「余計なことが聞こえて……」
「ま、とりまおめでとう。今日は2人の奢りね」
「うし、星導さんおなしゃす」
『ちょっと、おい。小柳くん逃げんな。』
ドタバタ合切は2年目も3年目になろうが健在なようだ。ヒーローの名物カップル、というところだろう。
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なんとしてでもキスバレでグッドタイミング、バッドタイミングのくだりを書きたくなったためとても駄作。次何書こうか。
コメント
3件
あー、良すぎるー…😭😭😭😭勉強疲れに染みます🥹💗
るべも小柳もかわいすぎる💘ちょうどいいドタバタ感でした👍️