テラーノベル
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ネコせんせー「えーこれより裁判を開始します」
ネコせんせー「議論を始めてください」
なるほどぉこういう感じなのかぁ
議論開始
ラフィーナ「まずは昨日私が来ていた服が一部ちぎられていましたわ」
ラフィーナ「だから犯人が私に冤罪を擦り付けるために」
ラフィーナ「ちぎって血をつけたのだと思いますわ」
クルーク「僕はそれは違うと思うね。このメンバーの中に服をちぎれるような怪力を持った人は君以外いないから…」
ゆずる「ちょっと待って!」
ゆずる「怪力なんて使わなくても鋏を使えば服くらい切れるよ!」
クルーク「たしかに。それはそうだな」
クルーク「でも、その鋏はどこから持ってきたんだい?」
ゆずる「それは、はさみやいろいろなものが置いてある部屋があったんだよ!」
ゆずる「だからそこから持ってきたと考えれば辻褄が合うはずだよ!」
ふぃん「確かにそんな部屋あったぁ」
クルーク「でも、なんで君たちが知っているんだい?」
クルーク「もしかしたら、君たちが犯人の可能性もあるだろう」
う、正論……共犯って可能性も無いわけじゃないからねぇ
ゆずる「じゃあ逆に聞くね!君はアリバイを持っているの?」
クルーク「それは!」
フェーリ「私、まぐろさんの叫び声が聞こえる前、そこのメガネとは対面があったのよ」
フェーリ「だから、そのメガネは犯人の可能性が低いワ」
あれ?意味もないのに可能性が低いことを証明した?
ニンゲンって自分さえ生きてればいいだけじゃないの?
ゆずる「それなら、全員のアリバイ確認をしようよ。アリバイが確認できるだけでグッと容疑者が減るよ!」
ラフィーナ「それはいいですわね」
ラフィーナ「私はずっとアミティさんと一緒にいましたわ」
アミティ「うん!」
レムレス「僕はずっとシェゾといたかな」
シェゾ「あぁ」
まぐろ「僕は、りんごちゃんが〇ぬ前はりんごちゃんの部屋の前で、りんごちゃんが起きてくるのを待ってたかな☆」
まぐろ「その時にシグ君と顔を合わせたね☆」
シグ「まぐろ、とちゅうまでいっしょにいた」
ゆずる「僕はずっとふぃんと一緒にいたよ!」
ふぃん「うん」
今のところはまだ誰も違和感はないけど…共犯が紛れてる可能性もあるし……
アルル「ボクはずっと1人で調査をしてたよ」
たしかにあえて人と関わらないのも賢明な判断だけど
今はさすがに……
ゆずる「アリバイがないのはアルルだけか。今のところ、すごくアルルが怪しいね」
ふぃん「そぉなるね」
アルル「でも共犯の可能性だってあるよ!」
やっぱりそういうよね
アルル「そもそもボクは2人きりになって殺されたら嫌だから、極力人とはくっつかないようにしていたんだよね」
アルル「だから、今日はりんごとも話してないし、アミティとも話してない」
ホントウの話だったら賢かったかもね
アミティ「確かに今日アルルと話してなかった!」
話に本当を混ぜてる…
アルル「今日ボクは、りんごと顔を合わせてないんだよ!」
ふぃん「もしそれがぁ殺した後だったらぁ?」
ふぃん「話してないのもなっとくかなぁ?」
アルル「ボクが友達を殺すわけないじゃん!」
あれ アルルって噓つくの初めてなのかなぁ?
フェーリ「あと占いで茶髪の子がやったとでたワ」
フェーリ「茶髪の子は2人しかいない、そのうちの1人はアリバイを持っているワ」
フェーリ「これが言い逃れもできない証拠よ」
アルル「そのうらないって本当に当たるのかな?」
……動揺しすぎだよぉ……
ゆずる「その占いは、ぼくが百発百中って身を持って実感させられたから……」
アルル「その時だけ奇跡的に当たったのかもしれないよ?」
確かにねぇ
レムレス「もし君が犯人じゃないのなら、指紋検査してくれるよね?」
アルル「いやだ」
レムレス「じゃぁ君が犯人ということでいいのかな?」
アルル「指紋は、ボクたちのプライバシーであり、個人情報だから。」
アルル「そんなことを言って、キミたちがボクに濡れ衣着せようとしているだけじゃないの?」
ゆずる「僕たちは、こんなものも見つけたんだよね」
あ、血だらけのアルルの服
ゆずる「これはどういうこと?」
アルル「…っ!」
アルル「なんでばれて……」
シェゾ「「なんでばれて」、とはどういうことだ?」
シェゾ「アルル・ナジャ」
アルル「ちがっ!」
ラフィーナ「言い逃れできない証拠を吐いてしまったようですわね」
アルル「っ!」
アルル「……」
アルル「そうだよ。ぼくがやった」
アルル「僕はとても大切な人を失ったのに」
アルル「なんでりんごだけ?」
アルル「なんでまぐろくんだけ?」
アルル「そうなったの」
アルル「許せなかった」
アルル「殺さなきゃって思った」
アルル「ダメだとわかっていても、僕にはその選択肢しか残っていなかった」
アルル「はいとやるしか選択肢がなかった」
アルル「やってはいけないことをして」
アルル「ごめんなさい……」
ネコせんせー「犯人が自首したので投票タイムということでいいでしょうか?」
アルル「好きにして……」
ネコせんせー「そそれでは投票を」
おー!外道!生物はやっぱりこうじゃないとねぇ!
あ、画面投票か
ぴこんっ
ネコせんせー「犯人が決まりましたので」
ネコせんせー「処刑執行ボタンを押してください」
みんなで押すんだ、罪悪感が分割されるはずからだいぶ優しい設定なんだねぇ
つー_
ぴこんっ
アルル「ひっ!?」
アルルが化け物に引きずられてる、髪引っ張らなくてもいいのにねぇ
あ、アルルさんが大きな十字架に縛られてる
アルル「いやっ……」
あ、たくさん槍が飛んでったぁ
アルル「うぁぁ……」
アルル「っぁ!」
あれれ?急所じゃないところ刺してる
鬼畜だなぁ
でもそれがすっごくニンゲンらしくてぇ
すっごく安心するなぁ
アルル「あああ!!!」
即死禁止だから結構苦しそうかも~
アルル「ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
う、耳が痛いなぁ
ゆずるさんが僕の腕にしがみついた
拍子に袖の刃物がまた深く刺さって
抉れて
アカイロが体から抜けていく
ゆずるさんの左目からは涙が落ちてない
なんでだろう
でも悲しくないのに左目から黒いドロドロが零れ落ちた
コメント
15件
うわぁぁぁぁぁぁぁん!!!! ぼくの左目はなんで呪いの魔眼なんだぁぁぁぁぁぁ!!!(泣泣)
わあ、ついに裁判と処刑のシーンですね…! 犯人決めの議論が本当に自然で、それぞれのキャラの性格がよく出てて引き込まれました。特にアルルが追い詰められていく心理描写がリアルで、「なんでばれて…」の一言が重く刺さりました…。それと、処刑シーンで「即死禁止だから結構苦しそう」って冷静に見てる語り手の視点が独特で、かえって残酷さが際立ってて印象的でした。読後もずっと胸に残る回です😢