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#文スト&暗殺教室
Luz🍀* ゚
88
7,861
#クロスオーバー
太宰の質量が抜けていく喪失感と、代わりに溢れ出す自身の蜜のぬるい感触に、中也は酷く短い呼吸を漏らした。
身体の芯までαの因子で徹底的に暴かれ、蹂躙された肉体は、自分のものとは思えないほど弛緩しきっている。
指先一つ動かそうとするだけで、脳の奥が痺れるような疲労感に襲われ、ベッドに沈み込んだ肢体はピクリとも動かない。
太宰は乱れた衣服を悠然と整えると、乱暴に扱っていたはずの中也の身体を、今度は壊れ物を扱うように優しく抱き起こした。
「……っ、 触、 るな…… 離れ、ろ……」
中也は掠れた声で必死に拒絶の言葉を紡ぐが、その声には太宰を遠ざける力など毛頭残っていなかった。
むしろ、喉の奥から零れ出る吐息のような喘ぎは、太宰を誘っているようにさえ響いてしまう。
悔しさと屈辱で、中也の涙に濡れた睫毛が激しく震え、視界が歪んだ。
「 ひどい 言い草だね、 中也。 私の中であんなに狂ったように啼いていたのは誰だい?」
太宰は酷く穏やかな、慈しむような笑みを浮かべながら、中也の濡れた頬を容赦なく指先で撫でた。
その瞳の奥に揺らめく独占欲は、昨夜よりも確実に深く、昏い。
太宰は中也の華奢な肩を抱き寄せ、自身の胸へと完全に閉じ込めるように腕を回した。
「 身体は こんなに 私の匂いを欲しがってる。 君のすべてが、私のものだと刻み込まれた証拠だよ」
太宰の胸に顔を押し付けられる形になり、中也は否応なしに彼の濃密なαの香りを肺いっぱいに吸い込まされる。
その瞬間、 拒絶しようとする精神とは裏腹に、 Ωとしての本能が歓喜に震え、太宰の身体にしがみつきたいという衝動が込み上げてきた。
「……くそ、 離せ…… 太宰……っ」
己の身体の浅ましさに絶望しながら、中也は悔し涙を溢れさせ、太宰の胸に額を押し付けた。
太宰はそんな 中也の髪を幾度も優しく撫で下ろし、耳元で逃げ道を塞ぐような低い声を囁き続ける。
「 もう どこへも 行かせないよ、 中也。 君の 誇りも、 身体も、 心も、 すべて 私が 飼い慣らしてあげるからね」
太宰の腕の中という逃げ場のない檻の 中で、中也は 屈辱と 抗えない 快楽の 残滓に 苛まれながら、 じわじわと 意識を 闇へと 沈めていくのだった。
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