この国の王族は人間ではなく能力者だ。
それでもそこらにいる能力者と違って人間の為の能力。
その為、民にも慕われている。
ゾムの家系は王族に使える貴族会の柱、三代公爵家の1つだ。
そして、その能力は特殊だ。
ゾムの家系の能力は代々癒しの能力として受け継がれている。
それなのにゾムは違った。
父や母とも違う茶色の髪、吸い込まれるような翡翠色の瞳。
そして、極めつけは能力。
石化、爆発。
これらは古代の能力の筈なのだ。
幼い頃から数え切れない程の罵倒を浴びせられいつも周りからは後ろ指を指されていた。
zm:「……父上………俺は……」
「私は忙しい。後にしろ。」
zm:「あ……はい……。すみません、でした………」
「……はぁ……本当に気持ちが悪い……公爵家の恥だな……」
zm:「ッッッ………!!」
父上。どうしてそんな目で見るんですか。
俺が、何したって言うんや。
zm:「あッッ、母上……」
「きゃぁぁあぁぁ!!!こっちに来ないで!!!気持ちが悪い…!!!!
お前なんか………ッッ
産まなきゃ良かったわッッッ!!!」
zm:「ッッッッ!!!」
母上は兎に角近寄るなと言う。
「ゾム様の夕飯はこれです」
zm:「……え、…これ……虫、やけど…」
「あら?虫はお好きじゃなかったですか?いっつも虫みたいに歩き回るもんでしたから虫がお好きなのかと笑笑」
…残酷な事に、この屋敷に自分の味方はいなかった。
父も母も、使用人さえも。
能力者である父は俺と違って人間から慕われていた。
きっと、俺が治癒の能力を持たず人に害を成す古代能力で産まれてしまったから。
俺が、こんなに寂しいのも、
全ては能力のせいなんや。
母上。
さっきは「産まなきゃ良かった」って言うたよな。
逆に、何で俺を産んだんや?
そのせいで俺は……
もう…こんな家出て行くか。
父も母も使用人も俺の味方じゃない。
俺の事を………助けてくれない。
こんなクソみたいな家にいる価値も、無い。
_____そうだ、俺をバカにするやつ皆殺そう。
俺の、敵になるやつ。
殺せばいいんだ。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡500
最近新しい連載考えてたんすけど、なんか、没になりそう…笑笑
ガチで出そうか迷ってますね。
あの、なんだろね、青春系書こうと思って。
部活関連の学生の悩み。(僕の悩みを募ったやつ笑)
取り敢えず、いずれか投稿すると思うんですけど、その投稿が上がった時はマジで無心で見てください🙇♂️
それではまた次回〜
コメント
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🟢「コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスロコロスロコスロコロスロコロス....!!!!!」 主]『ドリミー!?おちついてええええええええええええ!!!!!!!!!』
こんのッッ、公爵家ッッッッッ。民に優しくしてんならゾムにも優しくしろし。後悔しても知らんって言うしかない。