テラーノベル
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―とある関東某所のスタジオ―
4人「お疲れ様でしたー!」
スタッフ達に挨拶して帰宅する声優の野口瑠璃子と礒部花凜そして上田麗奈と中島由貴は
そのまま帰宅して寝ていたら何故か異世界にタイムスリップしてしまう。
その1人、野口瑠璃子だけ野原にいた。
野口瑠璃子「…痛たた。ここはどこ…」
建物もなく野原で辺りを見渡すが…
そこへ声を掛けられたのは何と上田麗奈に似ている受付嬢であった。
「大丈夫ですか?」
野口瑠璃子「ありがとうございます。あのここは…」
受付嬢「ここはセカイですよ」
野口瑠璃子は頭がポカンとしてこんがらがっていて頭がパンクして気絶する。
受付嬢「ちょっとーー!?」
受付嬢「ちょっとーー!?」
野口瑠璃子が気絶すると、受付嬢は慌てて近くにいた職員たちを呼んだ。
受付嬢「誰か来てください! 人が倒れました!」
数分後――
野口瑠璃子は柔らかいベッドの上で目を覚ました。
野口瑠璃子 「ん……ここは……?」
見慣れない天井。
周囲を見渡すと、そこは白を基調とした部屋だった。
受付嬢 「あっ! 気が付きましたか!」
野口瑠璃子 「えっと……私、どうして……」
受付嬢 「突然気絶したんですよ。」
野口瑠璃子 「そうでした……。」
すると受付嬢は優しく微笑む。
受付嬢 「落ち着いてください。まずはお名前を教えてもらえますか?」
野口瑠璃子 「野口瑠璃子です。」
受付嬢 「野口さんですね。私はこの案内所の受付をしています。」
野口瑠璃子 「案内所……?」
受付嬢 「はい。ここは様々なセカイへ向かう人たちの拠点なんです。」
野口瑠璃子 「様々なセカイ……」
ますます頭が追いつかない。
その時、窓の外から賑やかな声が聞こえてきた。
野口瑠璃子が外を見ると――
そこには現代の街並みとファンタジー世界が混ざったような不思議な光景が広がっていた。
野口瑠璃子 「な、何これ……本当に異世界……?」
受付嬢 「信じられないかもしれませんが、本当です。」
野口瑠璃子 「みんなは……?」
受付嬢 「みんな?」
野口瑠璃子 「一緒にいた礒部花凜さんと上田麗奈さん、それに中島由貴さんです!」
受付嬢は少し考え込む。
受付嬢 「その方たちは見ていませんね……。」
野口瑠璃子 「そんな……。」
不安そうな表情を浮かべる野口瑠璃子。
しかし受付嬢は励ますように言った。
受付嬢 「大丈夫です。この世界に来た人は、別々の場所へ飛ばされることがあります。」
野口瑠璃子 「じゃあ、みんなもこの世界に……?」
受付嬢 「その可能性は高いと思います。」
野口瑠璃子は少しだけ安心した。
野口瑠璃子 「よかった……。」
だがその時――
部屋の扉が勢いよく開いた。
??? 「大変だ!! 街の外に魔物の群れが現れたぞ!!」
受付嬢 「えっ!?」
野口瑠璃子 「魔物!?」
突然の知らせに、案内所の中は騒然となる。
そして野口瑠璃子はまだ知らなかった。
この事件が、4人の運命を大きく動かす最初の出来事になることを――。
こはる🍀🌸
さなみき
コメント
1件
異世界転生……じゃなくて、声優さんたちがまるごと飛ばされちゃったんですね!しかも瑠璃子さんが最初に目覚めた時、上田麗奈さんに似た受付嬢が出てきたのがちょっと面白かったです。一緒にいたメンバーがバラバラなのも気になりますし、「魔物の群れ」の知らせで一気に物語が動き出した感じがして、続きがすごく気になります。