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⚠️ホラー注意
ご本人様には関係ないです。
「夜道は気をつけて。」
みんな、最近暑いよね
気温も高いし…人は多いし…
そういえば、みんなは”怖い話”…好き?
俺は好き
夏の暑い日に怖い話をするとゾッとしてひんやりするよね
だから、みんなにもひんやりしてほしくて俺の実体験の怖い話をお話するね
…くれぐれも。
目を。
逸らさないように
そして、食べられないように
これは、友達と遊んだ日の帰り道のことでした
赤)ふぅ…今日は楽しかったなぁ〜!
赤は1人で今日の感想を呟きながら自分の家へ帰っていました
ですが、帰っている途中、奇妙な声が聞こえてきました
「お〜い、だれかぁ、…」
「食べ物を…、おめぐみくぁさ、ぁ、い…」
力の尽きた声で誰かに食べ物を恵んて貰えないか、小さく蹲りながら喋っている老人がいました
赤)誰だろう…あの人
俺は考えました
(あんな人この近くに住んでいた人だったかな? 服はボロボロで痩せ細っている。今にも死にそうだ)
赤)…あの、少ししかありませんが…どうぞ
俺は老人 に食べ物をあげた
あまりにも可哀想だったのと、ずっと食べ物を食べていないと死んでしまうと思ったからだ
「いいのかい…?」
赤)はいっ!
「ありがとうね…」
その老人は食べ物をもらうとすぐ闇夜の中に消えていった
赤は
赤)なんだったんだろ…
と思いながら自分の家へ帰っていきました
次の日も赤は友達の家に遊びに行き、夜中に帰りました
赤は、またあの老人に会わないか、考えていたところ
「だれ、か…」
「食べ物…みず…」
またあの老人の声が聞こえました
赤は「また?」と思いながら老人に近づきました
赤)あの…これ、どうぞ
「ありがとう…」
赤は自分が夜食で食べる用の食べ物をわたしました
そうするとまた、老人が闇夜の中に消えていきました
ひゅ〜〜…
赤)さむ、…?
夏の暑い夜中に冷たい風が吹き赤の背中を凍らせました
赤)早く帰ろっ…
赤はなにか不気味な雰囲気がしたので早く帰ることにしました
赤)ただいま〜…
赤が家につき、お風呂も入ってスキンケアもして全部終わった後に明日の予定を確認しているとき
<ピーンポーン
家のインターホンが鳴りました
赤)え、誰…?
インターホンがなった時刻は夜中の3時44分こんな時間にインターホンがなることはここに引っ越してから1度もなかったので赤は不審に思いました
赤)…
赤は怖くて無視をしました
ですが、インターホンがまた、なりました
<ピーンポーン
赤)…
<ピーンポーン
<ピーンポーンピーンポーンピーンポーン
赤)っ…
あまりに何回もなるので赤は息を殺して座り込んでいました
すると
ドンドンドンドンドンッ!!!!!
ドアを勢いよく叩く音が聞こえました
赤)ひ、ッ…
声をだしては中に居ることがバレると思い、怖いがずっと黙っていました
数十分たつと音は収まり、
赤)はぁ…
赤は一安心して、そのまま眠りにつきました
次の日も、次の日も毎日忙しくて夜中帰りで、家に帰るとインターホンの嵐
もう我慢できないと思い、ついインターホンがなった後赤が話しました
赤)迷惑ですっ!!
「食べ物をよこせぇぇ〜…!!!!」
「お前を…」
赤)うわぁ”っ、!!?
返ってきた声はあの、老人の声でした
ドンドンドンドンドンと何時間も叩いてインターホンを連打し、お腹がすいたと喚いていました
赤)やめて、やめて、やめて…
赤がそういったとき、音がなり止みました
もう、あの老人は帰ったのだろうか
確認するために、赤は勇気を振り絞りドアスコープを覗きました
見えたのは優しそうな老人
大きな目玉でした。
赤)ひ、ッ…あ、ぁ…(泣
「おぉい…食べ物をくれぇ”…」
「昨日はくれたじゃないか”ぁ”…」
赤)いや、ッ…
「なんでだぁ”…なんでだよ”ぉ”…」
赤)どっか、行ってッ…、(泣
「…」
「いただききまぁ”ぁ”ぁ”ぁ”す」
赤)へ、ッ…?
どう?怖かった?
その後、赤はどうなったんだろうね
赤、覚えていないんだ!
最後にみんなに伝えたい
夜道でガリガリに痩せて食べ物をねだっている老人には食べ物をあげないで
赤みたいに、ねらわれちゃうから
そういえば、赤ね?
今、お腹すいてるんだ!
食べ物がなくて困ってたの
だから、いい食べ物が来てくれてうれしい!
いただきます!
「夜道は気をつけて。」
この物語はハックションです