テラーノベル
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「ちょちょっ!一緒帰ろうぜっ!な?」
「え、えぇ…?僕と…?他の人は居ないの…?」
「皆部活でさ〜、な?お願いだよ〜」
「わ、わかったよ…。」
正直面倒だ…皆が居ない暗い時間帯に帰りたかったのにな…
「サンキュー!そんじゃ、行こうぜ」
ー帰り道ー
「なぁ、リク。」
「な、何…」
「あれ、見た?」
「な、何が…?」
な、なんなんだ?
「今日の昼、俺が誰かといたの。」
「えっ…み、見てない見てない…」
「見てたでしょ」
ば、バレてる…
「う、うん…ごめん…勝手に見ちゃって…。で、でもそれがどうかしたの…?」
「どう思った?」
「べ、別に何も思わなかったけど…。」
「そっか、変な事聞いて悪かった」
「う、うん…」
何がしたいんだこの人…
「じゃ、俺家こっち側だから!」
「わ、わかった…それじゃあ…。」
「おう!」
その後僕も家に帰り
ー家ー
「ただいま…」
「あら、お帰りなさいリク。遅かったのね。」
「本当は課題を終わらせてすぐ帰ろうかと思ったんだけど…ユキヤくんが一緒に帰ろうって」
「あらあらユキヤくんって子、お友達?」
「いやいや!違うよ…ユキヤくんはただの一方的に絡んでくる子。」
「そう?一緒に帰るとか言うくらいだから、友達かと思ったわ」
うふふっと笑うお母さんを見て僕は苦笑する
「ユキヤくんは多分色んな人と帰るから、友達とかの判定ではないと思う… 」
「浅く広くって感じの子なのね〜」
…そうなのかもしれない。
「ご飯出来てるわよ。お母さんはこれからお仕事があるから、ちゃんと夕飯食べてね。」
「うん…。」
そう言って僕は夕飯の焼き魚に箸を立てる
黙々とご飯を食べ進め、食べ終わったらいつも通りお皿を片付けて自分の部屋に戻る
「はぁ…疲れた…今日はいつもよりストレス溜まらなかったけど、疲れ具合は変わらないな…」
自分のクローゼットから服を取り出して風呂場へ向かう
体を洗って、湯に浸かると疲れが取れた気がした
「あったかいな…」
「…明日もユキヤくんが絡んでくるのかな…面倒臭いな…いなくなっちゃえばいいのに…」
愚痴が止まらず、一人でボソボソと言いながら、
数十分湯に浸かり、出て服を着て髪を乾かす
そして歯を磨き寝室のベッドに横になる
「おやすみなさい…」
そうして僕は今日を終える
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コメント
1件
うん、読み終わったよ。リクの「一人でいたいのに巻き込まれる」感、すごく伝わってきた。ユキヤくんの「見てたでしょ」って追及、あの距離感の詰め方がちょっと不気味で、何か企んでるのかなって気になる。家での母親との会話や風呂のシーンでリクの内面がじわじわ見えてくるのもいい。3話にしてまだ謎が多くて、続きが気になる。