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#snjn
のりもちさん
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み!
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柔太朗side
俺は、仁ちゃんから最後のチャンスをもらった。
だからこそ今度こそ絶対に後悔させない。
撮影が始まる前俺は仁ちゃんが好きだと言っていたコーヒーを買いに行った。
そして、仁ちゃんのところへ向かう。
柔太朗「仁ちゃん、可愛いね。はい、コーヒー買ってきたよ」
仁人「あぁ、ありがとう」
……あー戸惑ってる可愛いなぁ。
そんな仁ちゃんを見ていると
仁人「柔太朗、近いよ。みんなも見てるし……」
そう言われ周りを見渡してみる。
確かに、みんなこっちを見ている。
特に勇ちゃんなんかニヤニヤしちゃって。
俺たちのことを細かく知っているのは勇ちゃんくらいだし、きっと勇ちゃんのことだから仁ちゃんと話してくれたんだと思う。
だから、勇ちゃんには感謝している。
……しているんだけどそんな顔で見ないでよ(笑)
柔太朗「俺は気にしないよ。仁ちゃんのそばにいたいもん」
そう伝えると仁ちゃんは少し照れたようにコーヒーに口をつけた。
あー、ほんと愛おしいな。
ずっと見ていたい。
そんなことを考えているとスタッフさんから声がかかり、俺たちは衣装に着替えてメイクをしてもらった。
その後、無事にMV撮影を終え帰る準備を始める。
荷物をまとめている仁ちゃんのところへ向かい、声をかけた。
柔太朗「仁ちゃん、今日一緒にご飯食べに行こ!」
仁人「うん」
少し考えたあと、仁ちゃんは頷いてくれた。
……よかった。
勇気を出して誘ってみてよかった。
二人でタクシーに乗り俺の行きつけのご飯屋さんへ向かった。
お店に入ってからは仕事のことやメンバーのこと、他愛もない話をしながら食事を楽しんだ。
久しぶりに仁ちゃんと二人きりで過ごす時間。
こうして向かい合って話せることがこんなにも嬉しいなんて。
仁ちゃんが笑ってくれるたびに胸の奥が温かくなる。
少しお酒も入っていい感じに時間が過ぎた頃、俺は帰ろうと声をかけた。
柔太朗「じゃあ、そろそろ帰ろっか」
仁人「うん、そうだね」
仁ちゃんがトイレに行っている間に俺は会計を済ませておいた。
戻ってきた仁ちゃんにそのことを伝えると、
仁人「え、払ってくれたの?ありがとう」
柔太朗「いいよ、今日は俺が誘ったんだから」
そんなやり取りをして二人でお店を出た。
夜風に当たりながらくだらない話をして歩く。
俺の話に笑ってくれたり仁ちゃんの話に耳を傾けたり。
そんな何気ない時間がすごく心地よかった。
……この時間がずっと続けばいいのに。
ふと、俺は仁ちゃんの手に自分の手を伸ばした。
そしてそっと握る。
仁ちゃんは驚いたように俺の方を見た。
でも、俺は前を向いたまま何も言わなかった。
仁ちゃんも何も言わない。
ただ、繋がれた手の温もりを感じながら歩いた。
少しの間無言が続く。
そして、先に口を開いたのは仁ちゃんだった。
仁人「……柔太朗」
柔太朗「ん?」
仁人「俺たち、やり直そっか」
……え?
今、なんて?
そう思った瞬間仁ちゃんが俺の手をぎゅっと握り返してくれた。
俺は驚いて思わず仁ちゃんの顔を見る。
すると、優しく微笑んでくれていた。
その瞬間目の奥が熱くなった。
気づけば目から涙が溢れていた。
柔太朗「……仁ちゃん」
声が少し震えてしまう。
仁ちゃんはそんな俺を見て小さく笑った。
仁人「なに、そんなに泣くこと?」
柔太朗「だって……嬉しいんだもん」
ずっと欲しかった言葉。
もう一度聞けるなんて思っていなかった言葉。
握っている手に少しだけ力がこもった。
柔太朗「ありがとう、仁ちゃん……」
俺はもう絶対に仁ちゃんの手を離さない。
今度こそ幸せにする。
もう悲しい顔なんてさせない。
これから先何度だって愛を伝えるから。
……仁人。
愛してるよ。
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急ぎになってしまいましたが、これで完結です!他の作品も出してますので暇な時に読んでみてください!
コメント
1件
第9話、完結おめでとうございます!柔太朗の「絶対に後悔させない」という決意が行動のひとつひとつに現れていて、コーヒー持って駆け寄るシーンからすごく胸が温かくなりました。最後の「やり直そっか」で仁ちゃんが握り返してくれた瞬間、涙が溢れる柔太朗の気持ちが痛いくらい伝わってきて…ずっと欲しかった言葉がやっと届いたんだな、と私も一緒に泣きそうになりました。ふたりのやり直し、心から応援しています!