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テラーノベル(Teller Novel)
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⚠注意⚠

本編の話にそったものではないです(多少は本編にそってる)

キャラ崩壊あり

腐要素なし(多分)

虎杖宿儺仲良し

虎杖愛され

都合良すぎだよ

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ある日、宿儺の器が現れた。名は虎杖悠仁。当時2歳。興味本位で宿儺の指を食べてしまった所から彼の人生はひっくり返った。

ーあれから11年後ー

「悠仁〜着いたよ〜起きろ〜」

「うぇあ?うお悟くん。あ、着いたの?」

「ほら小僧目を覚ませ」

宿儺にお姫様抱っこをされた状態で起きた虎杖は赤子のようにむにゃむにゃと目をパチクリさせながら目覚めた。

虎杖は宿儺から降りて準備体操をし始めた。

ここは特級呪霊がいると確定されている廃墟。

本来は虎杖単独の任務だったのだが、宿儺はまだしも五条悟まで勝手についてきていた。

虎杖悠仁 特級呪術師 宿儺の器

五条悟 特級呪術師 六眼の持ち主 五条家当主

両面宿儺 特級呪霊 呪いの王 現在虎杖悠仁に受肉しているが、なぜか分裂することが可能

特級の者が3人もいるとなると、呪霊も日和りすぎて出てこないであろう。

「あのさぁ」

虎杖が両隣にいる背の高い2人を嫌な顔で見つめた。

「これ俺の単独任務だよね?2人要らなくない?」

「悠仁に何かあったらどうするの!」

と五条。

「俺は小僧の監視役だ。領域展開がまだ失敗するときがあるからな。」

と宿儺。

虎杖ははぁとため息をつき、頬をバシッと叩いて言った。

「別にいいけどさ、邪魔だけはしないでよね。呪霊が怖がっちゃうから呪力ださないで。」

と言ったところでこの2人は意識してもしなくても呪力量が常にダダ漏れだから意味がないのだが。

「はーい」

「…せいぜい頑張れ。」

※この回はこの世界の虎杖がどれだけ強いのかを皆さんに知ってもらうための回です。

五条「うわぁ…気味悪いね。」

早速廃墟に入っていった3人は辺りを見回しながら呪霊を探した。

虎杖「なんか廃墟全体がとんでもない呪力放ってるから本体の場所がとんでもなく分かりにくい。」

宿儺「…そうだな。」

虎杖は床に手をついて目をつむった。

虎杖「あ。場所わかったかも。」

五条「お!やっべ悠仁に越される。」

宿儺「ケヒッ、流石俺の器だ。」

五条「で、どこなの?」

虎杖「上。」

虎杖がそういった瞬間、3人の真上にあった電球がビリっと音を出し、攻撃をかけてきた。

ーバゴオオオオンー

天井が壊れ、3人の頭上に瓦礫が落ちてきた。

虎杖「うぉっあぶね。」

素早く回避した3人は姿を現した呪霊を見つめた。

五条「なんか瓦礫電気流れてたよね。触れてたら感電して終わる感じみたいだった。」

虎杖「電気タイプ?」

宿儺「そうだな。あまり触れないほうが良いかもしれん。」

そういった宿儺は虎杖を見つめてニヤリとわらった。

虎杖「ハイハイ分かりましたやりますよ。」

「ふぅー。」

虎杖が深呼吸をし、準備を始めるときにはすでに宿儺と五条は外に逃げていた。

「成功すっかなぁ…」

「……領域展開」

虎杖は手を組み、声のトーンを1つ落として言った。

「伏魔御厨子」

ーモワッー

そう言った時にはもう領域が完成しており、虎杖は呪霊を祓うことだけに集中した。

虎杖の領域展開はたまに外れることがあり、まだ余裕に展開できるレベルまで達していない。

なんにせよ、伏魔御厨子は結構な呪力量と技術を必要とする。(オリジナル設定)

領域を展開できるだけでもとんでもなくすごいことだ。

ー一方見学組はー

宿儺「お、今回のは上出来だ。」

五条「ほんとすごいよな悠仁。年齢ではまだ中学生だっていうのに。早く悠仁の先生になりたいな〜。」

宿儺「ん?小僧は今いくつなのだ。」

五条「え、15歳。中学3年生だよ。今は学校も行ってないけどね。」

宿儺「そうなのか。」

宿儺はそう言い、意外だという目で五条を見つめていた。

五条「あ、終わったのかな?早いなぁ」

いつの間にか虎杖がグラウンドからこちらに向かって手をぶんぶん振りながら走ってきた。

虎杖「どうだ宿儺!さっきのは良かったろ?!」

宿儺「まあ、そうだな。最近の中では1番出来が良かったかもしれん。俺には及ばんがな。」

虎杖は頬を膨らませた。

虎杖「はぁ?最近呪霊祓ってなくて体鈍ってた割にはすごいと思うんだけど〜?」

宿儺はケヒッと笑い、虎杖の頭に手を置き、髪をくしゃりと乱暴に崩した。

宿儺「流石俺の器だ。」

虎杖は「にひひ〜ん」と自慢げに笑った。

それを見ていた五条は宿儺に嫉妬したのか、虎杖に抱きついた。

虎杖「うお!悟くん?!」

五条「相変わらず悠仁は軽いな〜、身長もそこそこ、体もこんなにゴツいのに。筋肉しかないのか?」

虎杖はきゃはきゃはと笑い、それを見ていた宿儺は少し、本当に少しだけ微笑んでいた。

ーこの事件は一件落着し、虎杖が単独任務に行くことを知らされていなかった特級呪術師夏油傑は虎杖が帰ってくると、速攻で飛びつき、大変なことになったのだったー

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