ーーー次の会議の日ーーー

青「黄くん、コラボしよー」

黄「はい」

橙「赤、コラボるべ」

赤「コラボるべ」

桃「…………」

ーーーそのまた次の会議の日ーーー

橙「青ちゃん飯いこ」

青「おおっ！いいね！」

赤「お酒飲むなら程々にー」

黄「あの二人じゃ止める人いないですね」

赤「それな」

桃「……っ」

赤「桃ちゃんどうしたの？元気ないね？」

桃「別になんでもない」

なんでこんな急に……アピって来ないんだよ

俺がいつも冷たくするから？

うるさいとか酷いこと言ったから？

俺は2人に嫌われたのかな……

桃「帰る」

赤「あ、うん。お疲れ様」

ーーー桃の家ーーー

桃「……嫌われた」

あんなに絡んでくるの嫌だったはずなのに

なのに……なくなったら……寂しい……

俺……

桃「2人のこと好きだったんだ……」

赤と黄が誘われてる時なんで俺じゃないのって思った……いつも俺なのに……嫌な気持ちになった。

苦しぃ……

このままだと辛い……このままは嫌だ……

ーーー会議の日ーーー

青「桃くんどうしたの？集合時間より早く来てくれって」

橙「なんかあったん？」

桃「…………っ」

まだっ……駄目っ……

橙「桃ちゃん？」

桃「ふ、2人は……俺の事……」

青「うん？」

桃「嫌いに……なったの？」

橙「え！？なんでや！」

青「なってないよ！？大好きだよ！」

桃「ホントの事……ｸﾞｽｯ…言ってよぉ…ｸﾞｽｯ」

我慢してたのにっ……涙出ちゃった

橙「さ、桃ちゃん！？どしたん？本当やで大好きやで！？」

青「あわわ、泣かないで！本当に大好きだよ！」

桃「うそつきｸﾞｽｯｸﾞｽｯ」

橙「なんでなん？」

桃「だって……2人ともｸﾞｽｯ」

青「うん」

桃「いつもみたいに来なくなった」

橙「あー……それな」

桃「俺の事っ……嫌いになったから」

青「違うよ！いつも桃くん、迷惑そうにしてたからやめよって橙くんと話してたんだ！」

橙「せや、ごめんな？酷い思いさせて」

桃「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、じゃぁ、来てよ」

橙「嫌やない？」

青「迷惑じゃない？」

桃「俺っ……ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ」

橙「うん」

桃「2人のことｸﾞｽｯ……好き」

橙「メンバーとしてやろ？」

桃「違うの！ｸﾞｽｯ……恋なの！」

青「え？」

桃「恋の方で好きなの！」

橙「ほんま？」

桃「ｸﾞｽｯ……何回も言わせんなっ///ばーか」

青「僕も桃くんの事だーいすき！」ｷﾞｭｯ

(前から抱きしめる)

橙「俺も大好きやよ」ｷﾞｭｯ

(後ろから抱きしめる)

桃「……///」

青「でもどっち？」

橙「付き合うなら普通1人やで？」

桃「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ選べないっ」

橙「桃ちゃん優しいなぁ」

桃「3人……じゃだめ？」(涙目、上目遣い)

橙青「うっっっっっ！！」

桃「……だめ？」(首ｺﾃﾝ)

橙青「ガハッッッッッッ」

青「か、可愛いっ……」

橙「尊すぎるっ…………」

桃「えっ？？？」

青「いいよ、3人で付き合お！」

橙「ん、3人で幸せになろな」

桃「……うん！」

橙「ｸｽｯ……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

作戦成功やな、押してダメなら引いてみろ……青と相談して良かった。優しい桃ちゃんだから見事に罠に掛かってくれたんよね

青「…………桃くん好きだよ」

橙くんが提案した作戦に乗ってよかったよ。本当は僕だけのにしたかったけど僕らの物になればこっちのもんだよね…

橙青「これからよろしく、桃ちゃん・桃くん」

これからも罠にはまって堕ちてきて