テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
捏造です
チャラ男じゃない京夜が見たかったんです……
◯◯は名前入れても🙆
京夜の腕の中で
目を覚ましたとき、最初に感じたのは温もりだった。
京夜「……起きた?」
低くて落ち着いた声。
視界に入ったのは、すぐそばにある京夜の顔で、近すぎて一瞬思考が止まる。
◯◯「な、なんでこんな近……」
京夜「逃げようとした」
即答だった。
しかも、あなたの腰に回された腕はがっちり外れる気配がない。
◯◯「逃げてないし!」
京夜「寝ぼけてた。俺の名前呼びながら」
京夜はくすっと笑って、額を軽く合わせてくる。
距離が近すぎて、呼吸まで重なる。
京夜「夢の中でも俺探すとか、可愛すぎだろ」
からかうような口調なのに、指先はやけに優しい。
髪を梳く動きが、慣れたみたいに自然で。
◯◯「京夜……恥ずかしいんだけど」
京夜「今さら?」
そう言って、私の頬に自分の額をすりっと寄せる。
◯◯「お前がここにいるの、当たり前になってきてさ」
声が少し低くなる。
京夜「離れるの、正直無理」
心臓が跳ねた。
京夜「鬼だからとか、危ないとか、全部分かってる」
京夜はあなたの手を取って、自分の胸に当てた。
京夜「それでも、ここが騒ぐんだよ。お前のことになると」
ドクドクと速い鼓動。
嘘じゃないって、嫌でも伝わる。
京夜「……守るとか、強いこと言うつもりはない」
そう言って、京夜はそっと私の額にキスを落とす。
京夜「一緒にいる。それだけでいい」
さらにもう一度、今度は少し長めに。
京夜「だから、離れんな」
囁く声は独占欲たっぷりなのに、触れ方は驚くほど丁寧で。
そのギャップに、何も言えなくなる。
◯◯「……京夜ずるい」
京夜「知ってる」
満足そうに笑って、再び腕の中に閉じ込められる。
京夜「次起きたら、また言えよ」
「何を?」
「好きって」
耳元で、甘く囁かれて。
逃げ場なんて、最初からなかった。