テラーノベル
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「うん。送ってくれて、ありがとう、って伝えておいて」
ぞっとするほど丁寧な言い回し。
怒ってる?なんて聞けるはずがなかった。
引きずられるまま、寝室の前にたどり着く。
そのままぐい、と腰を引かれた。
「っ…!」
バランスを崩して、ベッドの縁に倒れ込む。
背中が跳ねて、視界が大きく揺れた。
次の瞬間には、元貴がすぐそばにいた。
「….。」
元貴は黙ったまま、
Tシャツを、ぐいっと上に引き上げる。
「…っ..まって…」
「なに、脅えた顔してるの。
脱がされるの、初めてじゃないでしょ?」
そのまま、元貴の手が胸元に触れる。
そのまま、迷いなく、乳首を指で弾かれた。
「ひゃ……っ、や……っ!」
反射的に背中が跳ねる。
「ん?」
指先が、乳首をくるくると撫で回す。
絶妙な力加減。優しいのに、逃がさない。
「や、だ……っ、そんな触り方……っ」
「やじゃないでしょ」
唇が近づいてきた。
顔が近い。元貴と目が合う。
口元は笑ってる。
でも、目は刺すように冷たかった。
「ねえ若井。今日の記憶、どこまであるの?」
耳元で囁くように言われて、
俺は目を逸らしながら、曖昧に答える。
「っ……あんまり……よく……」
その瞬間
乳首を、いきなり強く引っ張られた。
「──っあ゛っ!!」
元貴の指が、乳首をつまみ、限界まで引き上げる。
柔らかい皮膚が無理やり持ち上がって、胸ごと引っ張られる感覚に背中が跳ねる。
「う……っや……っ、もと、きぃ……っ!」
力をこめたまま、今度はその乳首をくりくりとねじるように回される。
「ひっ……ぁっ、や、だっ……っあ、あっ!」
「やなの?」
「んっ……やっ……っ、んんっ!」
「あーあ、声、出ちゃったね」
わざとらしく呟きながら、元貴の指が乳首を強くつまみ、
限界まで引っ張ったあと
ピン、と勢いよく弾いた。
「っあ゛っつ……!」
熱がこもった胸元がじんじんして、酔った頭はクラクラと
何も考えられない。
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コメント
12件
続き楽しみにしてます!
こんな企画やってたんですね〜!一気読みしてきました✨ ザクザクお話が進むスピード感が新鮮! 続き楽しみにしてます!
あぁー 🫧さんの作品めちゃ好きー 学校から帰ってきて読んだけど疲れ吹っ飛んだわー!!ありがとうございます!