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アラスターside
アラスター「まぁ、戻りたくないと言って諦める彼らではないでしょうねぇ」
アラスター「皆、貴女を連れ戻そうと躍起になっていたようですから」
できることならば見せてやりたかった。ホテルで大騒ぎしていた彼らの姿を。
・・・彼女は、いつになったら気付くのだろう。
自分が周囲に、どれほど大切に思われているのか・・・ということに。
アラスター「でなければ、こんな所まで来るなんて馬鹿なことはしないでしょう?」
ホテルの住人たちは皆、良くも悪くも己に正直だ。
自分のやりたくないことはしない。利のないものに尽力したり、ましてや命を賭したりなどしない。
―――まあ、あのプリンセスにおいてはその限りではないのかもしれないが。
・・・・・・その彼らが、全員揃って彼女を連れ戻そうと一丸となったのだ。
少しくらいは、自信を持てば良いものを。
アラスター「皆、それだけ貴女を大切に思っている・・・・・・そういうことではないですか?」
チャーリーたちの姿を呆然と見つめる彼女の隣に立って言葉を掛ければ、
何かを考えるように目を伏せ、〇〇は口元に微笑をたたえる。
その目元は嬉しそうに細められ、少し気恥ずかしそうに赤らんでいた。
〇〇「そっか・・・・・・・・・」
〇〇「そう、だよね・・・・・・」
小さく呟いて視線を上げた〇〇の表情には、もう先程の不安な色は見る影もなくなっていた。
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コメント
8件
毎回最高なのよぉ…(´;ω;`)
アラスター視点、すごく沁みました……! "少しくらいは自信を持てば良いものを"っていう、彼のちょっと呆れつつも優しい視線が好きです。彼女がようやく自分が大切にされてるって気づけて、嬉しそうに頬を染めるシーン、こっちまでほっこりしました。「そんな所まで来るなんて馬鹿なことはしない」って言いながら、実際に来てくれた仲間たちの愛を伝えてくれるアラスター、素敵すぎます……! 不安な表情がふっと和らぐ瞬間の描写がとても綺麗でした🌷