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アラスターside
〇〇「じゃあ、アラスターも・・・?」
アラスター「はい?」
不意に聞こえたその言葉の意図が汲めず、〇〇を見下ろす。
こちらを伺うように私を見上げるその瞳に悪戯の色が浮かんで見えるのは、気のせいか。
―――いいや、気のせいなどではなさそうだ。
わざわざ私の口から何か言わせようとしている。
そんな暢気な彼女の一面に、少々の苛立ちを覚えた。
しかし不思議と、不快感というものはない。
〇〇「アラスターも・・・そう思ってくれてる?」
―――ああ、馬鹿な娘だ。
彼女を取り戻すためにこんな危険な場所へと戦いに来た、馬鹿者たち。
その中に私自身も含まれている・・・それが答えだというのに。
アラスター「―――私の話を聞いていなかったのですか?それとも貴女には理解ができませんでしたか」
―――気がついたときには彼女の言葉に被せるように、自分でも驚くほどの早口でまくし立てていた。
アラスター「その小さな頭でもう一度、よくよく考えると良いですよ」
アラスター「そしてお好きなように解釈すれば良い―――」
〇〇「えと、えとごめん!!ごめんなさい!!」
彼女の悪戯心に多少なりとも憤りを示すと、〇〇は慌てて謝罪の言葉を繰り返す。
どこまでも悪意のなさそうなその様子に毒気を抜かれ、
私は大げさに溜息を吐いて彼女に詰め寄っていた顔を離した。
その様子を見てほっとしたのか、〇〇は苦笑いを零す。
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コメント
5件
ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"……見るの遅れたァァ……最高だぜ☆
お疲れさまです!第115話、読ませてもらいました〜。 アラスターの照れ隠し炸裂してて笑っちゃったわ(笑)。「その小さな頭でもう一度考えろ」って言いながら自分が早口になる感じ、完全にツンデレやん!でも〇〇が慌てて謝るところも可愛くて、二人の距離感が絶妙に描かれてて好きだわ。悪意ゼロの〇〇に毒気抜かれるアラスター、尊いですね。 次の展開も気になるので楽しみにしてます!🔥