『家族って…』
『ナイちゃんは、あのまま放置されてたら死んでたよ』
『それ…は』
楽の言葉にオドオドして居ると楽は、床に膝を着いて僕の目線に合わせて真剣な眼差しで言葉を放った
『約束する今よりは、ましな衣食住の保護、学校も俺たちと同じとこに行かせれるナイちゃんが横にいて欲しいって時に横にいられるようにする』
『あ…』
僕の手の上に楽の手が乗るその手を取れば受け入れた事になるでも僕は、少し怖がった兄を裏切ることは、もちろん家族になっても手を挙げられたら、不意に両親から受けた暴力がフラッシュバックして過呼吸になった
『ッフッヒュー』
『…ナイちゃん』
ガタガタ身体を震わせ涙目になる僕の涙を楽は、不安そうに拭い優しくハグをしたすると優しい声で言葉を続けた
『大丈夫ナイちゃんが思うようなことには、ならないよだから大丈夫俺の家においでそしたらもう暴力なんてあわないよ』
『ほん…と?』
『うん約束』
『ッ』
僕は、楽が出した小指に僕の小指を絡めて涙を拭った
『おーいお兄さんのお出ましやで〜』
『ナイちゃんウルと奥の部屋行ってて』
『うん…』
『行こか』
僕は、ウルが出した手に僕の手を乗せて奥の部屋に移った楽を振り向くと楽は、優しくニッコリ笑い僕にグッとサインを見せたそれを見て何故かホッとした
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈楽vc
ほんとイライラする中途半端に愛情を与えて無関心になったらポイ捨て可哀想な子供
[珍しく世話焼いてると思うたらなんや同情か?はた迷惑やで]
同情心でこんな子供一人に大金つぎ込む用意なんて大胆な事するかってのただ…
[ま…ま?]
『似てんなあの頃の俺と』
1人で黙々と考えて居ると1人の男が現れた
『相当酔ってんな』
『なぁに怒ってんのさぁ楽〜ナイトはぁ?』
『ナイン、ナイちゃんを育てる気がないならちょーだい』
俺の言葉を聞くとナインは、酔いが覚めた様な目で俺を嘲笑うように微笑んだ
『は?無理だよそもそも楽に育てるだけの金は、あってもナイトは、手がかかるよ体弱い上に内気精神疾患もあるんだから』
『知った上でだよ担当医にウルになってもらえばどうにかなる』
『へぇ天才医師様が居ればなんでも出来るってやつ?でもできんの?お前も…』
無言でナインにそれ以上語るなという圧をかけるとないんは、黙ったナインは、不満そうな顔をしてどうしようかという顔をした
『タダでなんて言われたくないんなら金は、渡すよどうせ男の金貪り食って歩いてんだろ』
『人聞きが悪ぃな群がってくるから上手く利用して捨ててるだけだろ?何お前まで似てるなんて言わないよな?』
『いや別にどうするその利用すべき時なんじゃないの使用済みの弟を金で買うって言ってんだ』
ナインは、口角を思い切りあげ笑ったすると
『いいよ売ってあげる物好きだなぁお前も使用済みが好きなわけ?』
『黙って消えろ』
『はいはい』
ニヤニヤ笑ってヒラヒラと手を降りナイんは、この場を去った
『チッあぁいう奴こそ消えればいいんだよ』
『楽お兄ちゃん!』
ドアを開くと小さな可愛らしい少年が俺目掛けて駆け寄ってきた
(可愛い)
『おまたせ!ウルに遊んでもらった?』
『うん!』
こんな可愛い子供を捨てるヤツの気が知れねぇなんて思いながらウルに手続きを終わらせ抱っこして2人で家に帰った
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