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英日帝(海)師弟関係は素晴らしい
とある宴の夜更け。
来賓の声はすっかり止み、規則正しく整った椅子達はそれぞれ明後日の方向に向いていた。そんな舞踏室の一つの椅子に二人はこれまでの出来事に耽るように座っていた。
「これまでのことがまるで嘘のようだね、海…。」
「えぇ…。なんだか、わたくし寂しい…。」
しん、としたこの空間に堰を切ったように語り合う。海軍の声はしっとりと湿り気を帯び、切なさをさらに引き立てた。
「ねぇ。せんせ…。」
「なんだい、海。」
「甘えてもいいですか…?」
楽団のハーモニーの調べが止んでもなお、シャンデリアの輝きを纏わせた海軍が終わったはずの静かで艶やかな宴を続けていく。
「そうか。いいよ。」
ワインに酔いしれた次は海軍の視線に酔いしれる。手を取り、海軍の頭からつま先に至るまでの全てを舐め回すように眺めた。海軍は顔を赤らめつつも、「もっと私を見て欲しい」の一心でイギリスの体に縋り、顔を擦り付ける。
「こら海…そんなことをすれば、いつ僕の我慢の限界が来ても文句は言えないよ…。」
「いいの先生…。我慢しないで…。」
イギリスは夜にのみ許された姿を海軍にだけに見せる。獲物を見るような目。ひどく乱れた鼓動。普段はありもしない様な表情。今持ちうる全てを今、海軍に捧げるのだ。
「そろそろここを後にしようか。」
「えぇ…せんせ…。」
月明かりに照らされた、長い、長い廊下を進む。適当な客室のドアノブに手をかけ、そのまま入室。衣服をぽいぽい脱ぎ捨てながら海軍に迫った。
「ほら捕まえたぞ、海。」
「あんっ…。もう…。わたくしったらいつも先生に捕まってばかり…」
「だが悪くないだろう…?」
「おかげさまで…」
そしてベッドに押し倒し、海軍の布をひとつひとつ解いていく。胸元一枚を手にかけた時、そこには汗ばんだ胸が上下に揺れて待っていた。
「君のここ、可愛いよ…。」
「先生…。わたくしのここも見て…。」
導くように鼠蹊部に掌を滑らせ、その終点に指を指す。イギリスは海軍の膝を支え、優しく脚を左右に開いた。
「海の言った通りだ…美しい…。」
熟れた果実のように割れたそれは、見た目通りに口付けると甘かった。
「んっ…やあんっ…!やるならっ、ちゃんとやってくださいませっ…!」
「今はじっくり君の蜜の味を確かめる時間だ。」
焦らすように表面を優しく丁寧に舐めとってゆく。それゆえの繊細な舌先がまた彼女を狂わせてしまうのだ。
「そんなふうにされてしまったら…わたくしっ…もうっ」
「いい。壊れてしまえ。」
最後の下着を脱ぎ、膨張しきった第二の自分をお披露目した。すると彼女は、獲物を前に涎を垂らす大蛇を見た様な顔をする。
「食べられちゃう、。わたくし今から食べられちゃうのね…。」
「そうだ。お前は今から僕に食べられてしまうんだよ。」
熱く硬くパンパンに腫れ上がったそれはもはや暴走機関車の様。そして彼女はそっと鉄蛇の頭を撫でた。
「大丈夫、。大丈夫だよ、。ゆっくり、優しく、。そう、上手だね。」
手の平で、時には指の腹で然るべき場所に触れている。自分の手の感触とはまるで違う物で新鮮さと相まって一段と気持ちよく感じる。
「うふふ…いかがですか…?」
「気持ちいいよ…海…。」
そんな彼女は気分が良いのかお口でご奉仕するようになった。
「ふ、そんな事誰から教わったのやら、。」
「んっ、むううッ…」
「わかった、わかったから、。そうだね。僕が教えたんだったよね。ん?」
この光景は自身の素晴らしい立場を確かめられたと同時に、彼女はイギリスの所有物だという事実を嫌というほどに思い知らされたモノでもあった。
「うっ……あぁっ……海っ…」
夢中で我が一物にしゃぶりついている彼女の頭を撫でた。
「んっ…そろそろいい感じではないか。よしよし、頑張ったかわい子ちゃんにはご褒美をあげないとね。」
雰囲気も温度も匂いも、全て計画通り。舞台は整った。イギリスは自身の凶器を海軍の下に押し当て一気に腰を打った。すると彼女は甘い悲鳴をあげ善がり、彼もまた下半身に伝わる締め付ける感覚で獣の様な呻き声をあげる。ゆるゆると腰を揺らすとそのリズムに合わせて海軍は艶やかに声を漏らす。時に優しく、そして圧倒的な抽送に海軍は体を魚の様にうねらせ跳ねさせる。
「やあああんッ!せんせぇダメぇッ!死んじゃいますぅッ!」
「っはぁ…!死なないから大丈夫だよ…」
イギリスの力の掛け方はもはや暴力そのものであった。肉と肉がぶつかる音、互いの息遣い、海軍が定期的にあげる愛らしい叫びは広い客室内にとどまらず外にまで聞こえる勢いである。
「はぁッ…なんて可愛らしい格好をするんだ君はっ…。」
海軍の体を狂った獣の様に貪るその姿。紳士にあるまじき言動。これが海軍が憧れていたイギリスの真の姿か。やがて彼の口は彼女の唇では飽き足らず首、肩、腕、指と順番に力強く噛み跡をつける。柔らかな胸に舌を這わせそこにもガブリと噛みつく。自身の身体を噛みつかれるたびに彼女は泣き声に近い悲鳴をあげ生理的な涙を流す。痛みでイギリスを見つめる海軍の瞳は輝きから虚ろへと化した。いつもは優しく口付けてくれる彼の口はいつのまにか彼女の肌に噛みつき泣かす存在になってしまった。
「哀れだね。憧れてばっかりでちゃんと本性を見ないからだよ。」
イギリスはまるで教育の一環であるような口ぶりの後にこう続けた。
「でも僕はね?ちゃんと君の事を愛しているんだ。そう、これは愛の鞭なのさ」
一体どれほどの時間が経ったのだろう。海軍はイギリスが与える快感に身を任せ脱力し、ただただ喘ぐだけ。その姿のなんと愛おしいことか。その全てが彼の嗜虐心をさらに昂らせる。
「せんせッ…せんせぇッ…イくッ、イくッ!」
「僕もっ…出すぞっ…!」
愛弟子と一線を越えた。超えてしまってはいけない線を。一番奥に出したその時、いやもっとそれ以前から海軍を伴侶にするつもりでいたのかもしれない。
小さく舌を出し、白目を剥き肩で呼吸する彼女の頭を優しく撫でる。いたわる様に慈しむ様にイギリスは囁く。
「よく頑張ったね…。養育費はこちらで出すから心配しないでいいからね。」
ぼんやりと彼と目を合わせた海軍は微笑む。先程まで整っていたドレスはすっかり乱れ、海軍の全てが露わになっていた。
「せんせっ…。海…えっちになってる…?」
「あぁ…。かつてないほどね。」
イギリスの声はかつてないほど海軍の耳を優しくくすぐった。
こうして今の俺がいるってことさ(超弩級戦艦金剛目線)
何だこれ