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どうも遙都です。
初めてのノベルです!いつもはチャットノベルですから…下手だとは思いますが、どうぞご覧下さいね!
あ、先に言っておきます。私、これ書いてて怖くなったので読む方は気を付けてください…笑
本編へ…れっつごー!
** 11号 **
生まれ方こそ酷かった。
僕は寒い檻の中、3人の人間を繋げて作られた。7号は惜しかった。体が魂に追い付かなくて散り散りになった。6号は実験台に過ぎなかった。初めての純人間性だった。1号~5号までは人間以外の獣を使って失敗した。
だけど、今はとても幸せに過ごしていて、初の成功例として贔屓されている。美味しい食事(毎日同じ献立だが美味しいから良し)、温かいお風呂(冷水)、ふかふかのお布団で暮らしている。”人造人間”からしたら贅沢すぎるくらいだ。
でも…一度で良いから外の世界を見たい。そんなワガママが芽生えていた。
ある日、4人の人間が僕に話しかけてきた。
「お外に…出ようよ。」
背の低い男が言った。
「駄目だよ!僕は…実験体なんだ!!」
僕は遠慮した。みんなを置いて外には出れない。本当はお外に行きたかった…けど。
「そう…」
僕が断れば、背の高い女は悲しそうな目をした。
遠くで赤くて白い光が見えた。警備員さんだと思う。4人は瞬く間に去ってしまった。
後日、僕を生み出した人は言った。
「君は本物の成功作だ」
さて、この物語の真相は__
今回の考察(たぶん)簡単です。
是非、考察してみてくださいね!
それでは おつ遙都!