土曜日、私はお気に入りの服を着て約束した場所へ向かう
先輩は背が高いからか、すぐに見つかった
噴水のそばに立っている先輩…かっこよかったなぁ…
桜「先輩!!お待たせしてしまってすみません!」
私は足早に先輩の元へ向かう
露「大丈夫。待ってない。」
それだけ言うと、行こっかと店に案内してくれた
店に入るとチリンチリンと玄関ベルが鳴る
アンティーク調なカップやテーブル、ランプ等々様々なモノが並んでいた
先輩は気になっているものがあるのか、その場に立ち止まった
覗き込むと、うさぎや犬、猫のキーホルダーがあることに気付く
桜「先輩!何か買うんですか?」
露「…猫のキーホルダー買いたいなって」
河川敷の件の頃から思ってたけど…やっぱり先輩は猫好きみたい
ふと、猫のキーホルダーを見てみると…たくさんの種類がある
先輩は灰色の猫のキーホルダーを手に取った
桜「…あの!お揃いにしませんか?私も猫好きなので!」
そう言って、ピンク色の猫を取る
嫌じゃないかと思い、先輩の顔を見てみると…なぜか顔を逸らしていた
桜「どうしました?」
露「…なんでもない…買ってこようか」
それから列に並んで、キーホルダーを買った
買い物が終わると、先輩は近くにある猫カフェに誘ってくれた
猫が本当にかわいくて…たくさん癒やしを貰った
先輩の方をチラッと見てみると…
猫に微笑みながら猫じゃらしを振っている姿があった
少し顔が熱くなり、バッと視線を猫に戻す
…疲れてるのかな
でも、今日は楽しかったし明日熱が出ても大丈夫!
猫カフェを後にし、先輩の今日のお礼をした
桜「先輩!今日はありがとうございました!」
露「いいよ、全然…着いてきてくれてありがと」
先輩は私に笑いかけ、帰ろうかと言った
見慣れた帰り道に着くと、さようならと手を振り、家に向かった
ふと後ろを向くと、先輩も小さく手を振っていた
先輩はやっぱりいい人だ!
これからも仲良くできたらいいな…
コメント
7件
なーんか不穏じゃね…
百合だぁ…😇😇😇 二人の絡み大好き😘😘(()
なんか知らない間にめっちゃ書くのうまくなってる!!(((( すごいなんかもう好き(?)