テラーノベル
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第1話
出会ったのはあの日。
あの時。
まだ僕が全然人気なかった頃かな。
高校生ぐらい、他校の同い年の子が僕の路上ライブを見てとても目を輝かせていた。
観客はその子だけ。
「 なんて言うバンド!? 」
「 俺もその曲一緒に歌いたい 」
なんて言われたりしてた。
「 俺若井って言うの!ずっと応援するから覚えておいてね 」
この言葉を僕は一生忘れることができなかったよ。
あの時の笑顔も。
声も。
静かに僕の曲を聞きゆらゆらと動かす体も。
僕が少し人気が出てきてライブハウスで演奏してる時も、必ず1番前の列には若井がいた。
こっちを見て目を輝かせている。
それから若井にだけ
Xのリプも、
インスタのメンションも、
ファンメッセも、
全て気づいて対応した。
それからだったな、
僕が本気になったの。
今では100万人を超える大物アーティストになった。
もちろんファンは増えて、
若井だけをずっと見ることも無くなった。
ライブで若井を探すのも、
見つけても手を振らなかった。
でも若井は必ずライブに来てくれた。
当たらず来れない日にはXでのツイート、
ファンメッセを忘れなかった。
それが僕の唯一の楽しみだったかもな。
でも、急に若井はライブに来なくなった。
もちろんXもインスタもファンメッセも
なかった。
他のファンなんてどうでもよかった。
若井だけ居ればいい。
僕は活動を休止して、若井が戻ってくるのを待った
「 いつも曲聴いてるよ 」
「 ありがとう!今日も最高 」
「 やっぱり大森くんは違うや神! 」
前にくれた手紙を読み返していくうちに
変な感情を抱いた。
「 暖かくて 」
「 心地が良い 」
「 誰からも指摘はされない 」
そんな環境を作ってくれてたのは若井だけだった。
完全に僕、
若井のこと、
好き。
だいすき、
襲いたい、
31
2,262
食べたい、
犯したい、
あの顔がみたい、
ブツブツと呟きながらXで若井の情報を集めた。
家の住所
住んでる県
学校名
本名
アルバイト先
全ての情報を取り入れた。
それからというもの若井のアルバイト先には毎日足を踏み入れた。
若井の家の周りを何周も回って、夜遅くまでいたこともあった。
「 ようやく見つけた。」
若井の手首をガっと掴むとびっくりした顔でこちらを見ていた。
その後すぐに怯えた顔をして目には涙を浮かべていた
嗚呼、
かわいい。
無言で無理やり車に乗せ僕の家まで止めずに車を走らせた。
「 大森、」
「 なんで、やめて 帰して 」
訴えてる姿も愛おしい。
聞こえないフリをして僕の部屋まで引きずり込んだ。
「 やっ、」
「 ねぇなんでライブに来てくれないの 」
「 ツイートもインスタもなんで更新しないの 」
「 なんで僕を1人にするの 」
若井の両手首を持ち何も出来ないようにした。
若井の目には大量の涙が浮かんでいたが、心も何も痛まなかった。
ただ
かわいいとしか思わなかったよ。
「 だって、大森、」
「 熱愛出てるんだもん 」
「 女の子と部屋に入ってくの見たって!週刊誌さんが 」
そんなデタラメ。
誰が。
「 嘘に決まってる 」
「 他の女になんて興味ないよ 」
「 若井”しか”見てない 」
「 でも写真だって出てるんだよ!? 」
「 大森のこと信じれ無いよ 」
その言葉が僕の中の僕を苛立たせた。
「 そんなデタラメ信じるんだ 」
「 本人が前にいるのに本人に聞かないんだ 」
「 頭悪、」
「 きっと僕がまだ植え付けてないからだね 」
若井の体に、♡
next→2000❤︎
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好評だったら続きだします💦
奥底の下書きですけど、読んでて結構天才だなーっと思ったので!!
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コメント
8件
溶けそう

どタイプすぎます!😭 若様受け最高です❤️🔥
え?好きなんですけど?めっちゃタイプで好きなんですけど?無理やり系最高なんですけど?