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ーーepisode6ーー
「」零兎 『』薇維
天音 零兎
Amane Reito
24歳 178cm55g
星嵐 薇維
Seiran Rai
22歳 175cm56g
ーー薇維sideーー
何にも囚われなくなった零兎は、甘々だったり暴言口調だったりと
取り敢えず可愛い♡
『僕も正直になれたら良いのにな』
そんな言葉は静かな夜に消える
ピロン♪
【明日いい?】
【いよ〜】既読
もう寝よう、零兎はきっと朝に来る
そして明日、僕も正直になろうかな、ッッ
ーー零兎sideーー
楽しみすぎて夜も眠れなかった、、
勿論のこと扉は空いていないので合鍵で入るか
「かわいッ、、ボソッ」
誰がこの可愛い奴をこの世界で生きていいって許可出したんですか?
こいつマジで男性かよ
「寝てるよね、、//ボソッ」
別に彼氏の体に触っちゃいけないルールなんてないのだから、、
ニギニギ
改めて触ると指細すぎだろ
スリスリ
「、、//」
今にも抱きしめたい
ちょっとだけならバレないよね、?
ギュッ
「ん、、//」
あれ、眠気が、、
ーー薇維sideーー
『んぅ、、、?』
零兎を僕が抱きしめてるな〜
『ん?』
零兎、なんでいるの?
『は?』
状況が理解できない
「ぅん?おはよぉ?」
『おはよ、、ってこの状況何、、?』
っていうか”カラコン”しててよかった、、
「はやくきちゃった」
え、可愛い
『んふふ、♡」
ナデナデ
「んぅ♡」
『朝ご飯食べてきた?』
「4時30分にきた」
『早すぎだろw』
『ん、じゃあ作るね?』
「やった!ニコッ」
「って言うことがあってさww」
『なにそれ、、面白すぎww』
「やばかったんだからね?w」
『ごめんてw』
逃げるな、今ならタイミングいいだろッ?
今日、言うって決めただろ僕
『ね、ぇ!』
「ん?」
『あ、、のね、、』
言葉が喉から上手くでない、、ッ
『ッッ、、ヒュッ、』
どうしよう
「大丈夫ッ!?」
「薇維、しっかりして!」
『ッハ、ゴホッゴホッ、、』
あ、これ死ぬかも
「薇維!深呼吸!!」
『ッッ!スゥゥゥ、、』
『ハァァァ、、』
ーー薇維sideーー
「落ち着いた?」
『ん、、、』
その瞬間、薇維は俺に抱きついた
いや、しがみついたの方が正しいだろう
『れいと、、ッポロポロ』
体は震えていて、目は涙を溢している
そして、俺の服を強い力で握りしめている
「いいよ、俺はずっと此処にいるから」
薇維が考えている事は何となく想像がつく
薇維はずっと昔から自分を演じている感じがする
たまに一人称が僕だし、、
きっとその事だろう
『ぼ、僕、、、』