続きです。
日帝「よし、あとすこしだな。」
アメリカ「残りは高所からの一斉射撃でどうかな?」
日帝「…ふむ。そうしようか。」
浮遊能力を使い高所へ移動する。此処からなら素晴らしい眺めだ。
日帝「……よし、”Incipit launch”」
バンッッッッッッッ!!!!
敵が倒れた姿を確認し、トドメの一撃をお見舞いしてやる。 思いっきりの、一番強い……筈の攻撃を。
日帝「”CREPITUS”」
ドォォォォォォォォォォォンッッッッッッ!!!!!!!!!
爆発が起こり、敵は散り散りになって逃げていく。これが神の力。どんな人外でも簡単には相手出来ない。かなり上位種でやっと相手になるレベルだろう。。
日帝「よし、戻るぞ。」
アメリカ「はーい。行こっか」
家に着くと、安堵の気持ちでいっぱいになる。やはり家が一番安心できる場所だ。早速契約の力を使ってみたが……妙に使い慣れていた。 まるで……”ずっと昔から知っていた”みたいに。 もしかしたらアメリカが何か知っているかもしれないな、今度聞いてみよう……。
アメリカ「今日はよく休みなよ。疲れたでしょ?家事とかならやっといてあげる。」
日帝「いや……子供に家事は……」
アメリカ「〜〜あのね、僕は子供じゃない。争神王だ。普通の子供扱いはされたくないね。」
日帝「……ふふっ、そうだったな……。なら、お願いしようか。」
そのまま、重い瞼を閉じて眠りに着いた。
アメリカ視点
アメリカ「〜〜寝た?」
彼女が寝たのを確認し、やっと一息着く。やはり人間とは相なれない。寿命も怪我も何もかもの感覚が違うからだろうか。
アメリカ「さて……何時もどおり調べますか。」
スクリーンのような画面に表示されたのは、僕が今まで調べてきた情報。争神王についてだけど、まだまだ解決の糸口にはなっていない。
ハッキリ言おう。僕は”記憶を失ってしまった”
神の力を殆ど失い、子供になってしまったのもそのせいだ。
どうやら僕が調べた情報によると、”記憶を失ったのは大切な人が死んでしまったから”らしい。
つまり、その”大切な人”について知れれば……
アメリカ「問題は此処からなんだよなぁ……」
その”大切な人”についての情報は全然集まっていない。此処で調査が止まっているんだ。
アメリカ「……はぁ、………」
もう良い。寝てしまおう。明日からまた契約者との生活が始まるんだから。
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