こんばんは🌛*゜カンヒュ好きです!
今回は!🇷🇺×🇯🇵&🇧🇾×🇯🇵です!!
書きたいところだけ書いてるので、前も後もありません(?)
注意⚠️政治的意図無し。
一個人の単なる解釈としてご閲覧
ください。
🇷🇺編
ロシア「……」
俺の変わり果てた姿を見て、口を紡ぐ日本がいた
かたかたと震える、日本が居た
ロシア「怖いんだろう?俺が」
馬鹿らしいことにほんの少し、期待を乗せてしまっていたその言葉だったが、それはあまりにも、無惨に。虚しく。散り果ててしまった。そんな問いに日本からの返事は無く、代物とでも言うように、日本の半分開いた口からは、言葉として吐き出すことのできなかった言葉の欠片が。呻くように漏れていた
ロシア「………早く、行け。アメリカの所へ、」
ロシア「お前の居るべき所はここじゃない、分かっているだろう?だから、早く…」
分かっていても、言いたくの無い言葉だった
今までの関係が、どれだけ日本に有害なものと分かっていても、それを言ってしまえば…
「日本と離れたくない」など、俺には到底おこがましい言葉を、俺はほぼ永遠に等しく引きつっていた
この感情の行方は、日本と離れればほぼ不明となる。感情が薄れていく感覚を、幸せなことに“久々”に感じた
その事実を知れただけで、えくぼが上がる感覚を、以前の俺なら感じられるのかもしれない
ぎゅ
日本「…」にこ
日本「怖くない、怖くない、」
子守り歌のように、俺に語りかける日本だったが、それは俺にではなく、自分自身に言い聞かせている様にも聞こえた
まるでそれが真実かのように、そう俺も日本も錯覚するまで、日本はそう、か細く囁き続けた
日本「確かに、主義は違いますよね、姿も、いつもとは違う」
日本「本当のことを言うと、ちょっぴり怖いです」
俺を抱きしめる日本の手は、その言葉を肯定するかのように、分かりやすく震えていた。それでも、日本の体温は変わらず温かく、俺を包み込んでいた。
決して冷たくなどは無かった
日本「でも、それは表面上の被り物に過ぎないんです」
日本「本物の貴方は…ここ、でしょう?」
日本は優しく、俺の頭を撫でた
日本「クールで冷徹。時々とっても冷たくて…。でも誰よりも優しくて、本当は、とっても温かい…」
日本「それを…私は知っています」
日本「だから私は…貴方が怖くない」
声も震えていた
今にも溢れそうな涙が、瞳にたまっていた
それでも、唇を噛み締め、懸命に微笑む日本に、不思議な感情が湧き上がる
ロシア「…声、震えてる」
確かめるように言った言葉だった
それでも日本は唯微笑んで
日本「だって…貴方があんまりにも悲しい顔をするから」
などと、日本らしいことを言った
その時、
「好きだ」
という、真新しい、不思議な感情が。どっと鼓動を揺らす感覚を、波打つように強く感じた
🇧🇾編
ベラ「アンタみたいな!!」
ベラ「…っあんたみたいな奴が…兄様の恋人しないでくれる…?」
透き通る様な白い肌
宝石が埋め込まれたかのように輝き、私を映す、その瞳
白鳥のように可憐な姿に、ゆったりとした
タレ目の睫毛
見つめれば見つめる程に湧き出る、悔しい程の美点が。この胸に残る、多くの恋情を蝕んで行く
日本「ベラルーシさん、」
認めなくなかった
もう少し、探せば見つかるくらいの欠点があれば良かったのに
そうすれば潔く、「相応しくない」と言いきれたのに
どうしても言葉が詰まってしまう
だって此奴が………
ベラ「いやだ、兄様………ベラを嫌わないで………っ」
違う、違う
此奴は関係無いんだ
もし「相応しくない」なんて私が言って、悲しむ兄様の顔が、私を軽蔑する、私を嫌う兄様の顔が、唯。恐ろしかっただけだ
きっと、そのはずだ…。
日本「…ベラルーシさん」
ベラ「……何、」
日本「私も、実はお兄ちゃんなんですよ」
ベラ「、は?」
日本「私にも1人妹が居まして、すっごく可愛らしい子なんですよ」
ベラ「私はその子みたいに…可愛くないって?」
日本「違いますよ、そんな訳無いじゃないですか」
ゆっくりと瞬きをして魅せるその睫毛
花弁を映したツララのように、綺麗で、自然で、壊してしまいたい美しさだった
日本「私の妹は、昔から手の焼ける子でして…運動音痴だったからよく転けては大泣きしてましたよ。だからその度におんぶしてあげてて…それに、いたずらっ子でしたっけね、よく靴にムカデ入れてきてました」
それから、此奴の妹の愚痴を淡々と聞かされた。兄様にもこれくらいの愚痴があるのかと思うと、段々と苦に感じた
日本「最近では私を使ったびーえる同人なんかも描いてますし…あと、」
ベラ「もういい!もう黙れ、」
日本「あれ、前文話しすぎましたか………ですが、結論はこれからなんです」
今までに増して、愛情の溢れた瞳が浮かぶ
日本「私は妹が、何をやっても。結局は可愛く感じてしまっているんです」
日本「少し馬鹿らしいでしょうか笑」
日本「でも本当。何をされたって、可愛くて可愛くて仕方無い。結局は許してしまうんですよ」
日本「……だから、ほら」
その瞳が、愛を持ったまま、私に向けられる
慣れない眼差しに、目を背けてしまいそうになる。けれど、その瞳ががっしりと私の視線を捉えて、離してくれない
日本「私はもう、少し。貴方を愛らしく感じてしまっているんです」
ベラルーシ「………!」
正直皮肉的にも聞こえる言葉だった
誰がお前をお義兄様なんて呼ぶかよって
それでも、そんな感情を揉み消してしまいそうな程、此奴の瞳にはなんの曇りも無い。慈愛に満ちていた
日本「だから今、貴方が何を言おうとも、私は動じませんし、悲しまない」
日本「ロシアさんにチクったりも致しませんよ笑」
此奴には変な能力でもあるのかと、不思議な程だった
自分が私の兄だったら、間違えなくお前を愛しく思っている…と、遠回しなお世辞か慰めか?
どちらにせよ、意図としては兄は妹を嫌わない。と、
ベラ「……ムカつくんだよ…………」
ベラ「認めたくない…!!認めなくないのにさ………」
ベラ「なんで…!!…」
ベラ「いっその事なら、顔も性格もクソブスだったら……よかったのにさあ………!!」
日本「お〜よしよし、私にだって欠点の1つや2つありますよぉ〜」
ベラ「うっさい!!頭撫でんな!!(泣)」
興味本位で調べただけだった
兄様が気にしてたから、少しだけ…私も気になって
ベラ「この国が……日本」
笑った時のえくぼが素敵で、撫でる手からは優しさが浴びせられる
あぁ…写真で見た時よりもずっと
ベラ(素敵なんだよな…)
つづく
いかがだったでしょうか?!
なんか微妙…?
リクエストなどがありましたら、是非!!よろしくお願いいたします🙇🏻♀️´-
それでは!!
コメント
12件
ああ、、なんと儚い、、 繊細で美しくて、言葉ひとつひとつがもうひきこまれますわ、、、 ベラ日好きなのでとても美味でした、、!!!!! ありがとうございますッッッッ
短編だということが何より悲しい、