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「  冬の両片思い   」

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「「  冬の両片思い   」」のメインビジュアル

「 冬の両片思い 」

1 - 「 ずうっと眺めていたいだけ 。 」

♥

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2024年10月07日

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どうも。お馴染み主です。


今回は残念ながら ( ?? ) えっち要素無しです。 たまには純粋な恋愛系も書きたくなってしもうて………



それじゃ、早速行きましょうか。テーマは

「 冬の両片思い 」です 。



行ってらっしゃいませ〜。



らっだぁ →→→♡(←←)←ぐちつぼ



らっだぁ 自覚あり ぐちつぼ 自覚少しあり




年齢操作注意


ら (18) ぐ (16)












r 視点



俺はらっだぁ。年は18歳、突然だが俺はには好きな人がいる。

それは、ぐちつぼという男だ。ン?男同士だって?だから困ってんだよ。こんな恋心ダメだなんて分かってる、





でも、この前の下校中も。




🌵 「らっだぁ 、 一緒に帰ろうぜ 。」


🟦 「ン、勿論。帰ろ 。 つか相変わらず俺の事先輩呼びも何にもしないのね  」


🌵 「別にいいだろ、今更だ今更 。

ウワ… 雪めっちゃ降ってんなぁ。もう冬か」


🟦 「お前それ前も言ってなかった?笑」


🌵 「うるせー!」


🟦 「あ、雪ついてる。」



ぐちつぼの髪についた雪を手で拭えば、



🌵 「 … へ 」


🟦 「よし。取れた。…って、ぐちつぼ?」


🌵 「あ、あぁいや。何でも無い。」


🟦 「じゃあなんでこっち向いてくんないの?」



そっぽを向いているぐちつぼを不思議に思って、後ろ姿からじぃっと眺めていたら、耳がとても真っ赤になっている事に気付いた。



🟦 「…もしかして、照れてる?笑」


🌵 「ンな ッ … !?な、な訳ねぇだろ!! 」


🟦 「んじゃ何で耳赤いの?」


🌵 「ソレは…ほら、寒さだ寒さ!」


🟦 「へぇ〜。」



面白そうだったので、顔を掴んで無理やりこちらを向かせて見た。


🌵 「ッは !?!?! バッ 、 馬鹿 !! 何してんの !?!? / / 」


🟦 「アレアレ、こんなに顔が赤いのも寒いせい?笑 それならそんな焦んなくて良いんじゃないの〜〜?? 」


🌵 「ッ〜〜……!! / /」



頬をつついてやれば、恥ずかしさのあまりにぷるぷると震え出した。






――――――――――――――――――




夏の花火大会の時だって。








🌵 「花火、スッゲェキレイ。」


🟦 「そうだね。また来年も見られたら良いな。」


🌵 「うん。また来年も一緒に…ってあ、」


🌵 「な、なんでもない。」


🟦 「ははっ。そうだね。また来年も2人で見られたらいいね。笑」


🌵 「ッ、聞こえてんなら言えよ…! / / 」


🟦 「ごめんごめん。ただ随分と素直な事言うからさ 、吃驚しちゃって。」


🌵 「……俺が素直じゃ悪ぃか」



不機嫌そうにぐちつぼは頬を膨らました。



🟦 「ううん。可愛い。」


🌵 「かわ ッ…そ、そういうのは好きな奴に言え … … / /」


🟦 「ええ?俺はぐちつぼの事好きだけどなぁ。」


🌵 「そーゆー好きじゃなくて、恋愛的な好きだよ!」


🟦 「はいはい。もう言いませんよーだ」


🌵 「……………うん。」



少し残念そうな声色で返答された。




―――――――――――――――――




コレで惚れない男が何処にいる?いいや居ないね。可愛いでしょ??可愛すぎるだろこんなの。反則級に可愛い。


今日は12月23日。もうすぐクリスマスだ。


勇気を出してクリスマスにイルミでも見に行かないか、とぐちつぼに誘ってみたら快く了承された。第一関門突破。



この日に、やっと1年半も続いた片思いに決着をつけようと思う。ま、100パー振られる覚悟してるけど。相手は俺の事なんて興味無いんだろうなあ。










g   視点





俺はぐちつぼ。16歳。俺には、仲のいい先輩…って言っても、もう全然先輩後輩気にしてないけど。んまぁ、いる訳だ。



その名も、らっだぁ。最近らっだぁと話していると、矢鱈と心臓が高鳴るというか…胸が苦しくなる。 コレは何かの病気なのだろうかと知人にも相談してみたが、そのうち分かる の一点張り。クソ。

そんな考え事をしていたら、らっだぁからクリスマスにイルミでも見に行かないかとLI〇Eが来た。


…まぁ、行かない理由もない。俺は快く了承した。ああ、また苦しい。苦しいのに…どこか喜んでいる自分が居て。らっだぁの行動一つ一つに一喜一憂してしまう。他の人にはそんなのしないのに。

やっぱり俺は、何処かおかしいのだろうか…?




――――――――――――――――――



2日後 、 夜の8時





🟦  「あ、ぐちつぼ!ちゃんと来てくれたんだ。」


🌵  「そりゃあ行かない理由も無いだろ、俺のことなんだと思ってんのセンパイ??」


🟦  「はは、ごめんごめん。ンじゃ、行こっか?」


そう言えば いきなり俺の手をぎゅっと握って、歩き出した。 や、ヤバい。心臓がうるさい。俺手汗かいてない??大丈夫かな。

🟦  「〜〜〜…って、ぐちつぼ?聞いてる?」

🌵  「あ、え?ご、ごめん。ボーっとしてた。」

🟦  「どうした、大丈夫?体調でも悪い?」

心配そうに顔を近づけて、優しい声を出しながら様子を伺ってくる。らっだぁ、それ逆効果すぎんだ…は、恥ずい。


🌵  「わ、悪くねえから。な?大丈夫だって。」


🟦  「そう?それなら良かった。体調悪くなったりしたらすぐ言いなよ?」


そうして俺の頭をぽん、と撫でてくる。


🌵  「こ、子供じゃねえんだから…/ /」


🟦  「分かってる分かってる。笑 ただ俺がぐちつぼにしたいからしてるだけ。 」

🌵  「はァ、??意味わかんねえ、 」

何とか嬉しいと言う感情を誤魔化せているだろうか。絶対顔に出しちゃいけない、流石に恥ずくて死ねる。








そして、イルミがよく見える場所に着く。



🟦  「うわぁ…すっごい。綺麗だね。ね、ぐちつぼ? 」


🌵  「あぁ。すげえ綺麗だ。」


🟦  「…………」


🌵  「…………」



お互い沈黙が流れるが、何だか悪い気分にはならない。沈黙すらも心地いい。


🟦  「ずうっと、眺めてたいね」


🌵  「だな。」


🟦  「……………ねぇ、ぐちつぼ。」


🌵  「ン?どうした?」








r   視点





駄目だ。言葉が、上手く…出ない。

でも、それでもこれだけは、伝えなくちゃ。



🟦  「 ……  す 、 き  だよ  。 」


🌵  「 え? 」



2人に5秒程の沈黙が流れて、ぐちつぼが先に言葉を発す。



🌵  「あ、あぁ…、俺も好きだぞ?」



違う。そういうのじゃ、そういうのじゃないのに。


気付けば俺は少し遠くの橋の方向に走り出していた。



🌵  「え!?らっだぁ!?」









あぁ、もう…自分が情けなすぎる。

告白すら出来なくて、挙句の果てに逃げ出して。泣いて。



🟦  「 ッ、 クソ … 、 っ 」



目から零れた雫が橋の下の水面に吸い込まれる。






🌵  「らっだぁ!!!!ッはァ、はっ…」



後ろを振り向くと、息切れしながら真剣な顔で立っているぐちつぼが居た。



🌵  「どうしたんだよ、急に走り出して。心配、しただろ…?」



不安そうな目でこちらを見れば、泣いていることに気づかれてしまった。あ、やばい。と、とめなくちゃ。



🟦  「あ、あぁ…ぐちつぼ?ごめんね、心配かけて。大丈夫!」



ぎこちない笑顔を貼り付ければ、ぐちつぼがぎゅっと俺の事を抱きしめてきた。



🌵  「無理、すんなって…俺、らっだぁに我慢して欲しくない。」


🟦  「 …ッ 、 … 」



最後のチャンスなんだ。伝えないと…っ!!



🟦  「俺、ぐちつぼの事が…好き。友達としてじゃない。恋愛対象として。笑った顔も照れてる顔も、何よりも綺麗で。大好き。」



🌵  「  …… へっ 、 ?? / / / 」



🟦  「 だから … 俺と、付き合って下さい。」



🌵  「  … 俺…恋愛とかまだ、そういうの良く…分かんない、けど、


センパイは、特別だし、ずーっと一緒にいたいって…おもう。だから 、 その…


俺で、よければ 、? / /   」

🟦  「だよね…って、え?いいの?」

🌵  「だから、そうだって言って、…、/ / 」

俺の肩に顔を押し付けて、もごもごと喋るぐちつぼ可愛くてなんだかおかしくて 、

つい ふはっと笑ってしまった。

🟦  「ぐちつぼ、こっち向いて?」


🌵  「 ぁ ? なん 、 」



言葉を言い終わる前に、ちゅっとぐちつぼの口にキスをした。



🌵  「…ッは !?!?!? / / え 、 いま、 き 、 き 、 …  」

🟦  「うん、キスした。」

🌵  「 〜〜ッ !! / / 」

恥ずかしいのか、ぽこぽこと俺の背中を叩いてくる。



🟦  「痛い痛い!笑 」


🌵  「 …センパイが急に恥ずい事すんのが悪い 、 」


🟦  「良いねセンパイ呼び。かわいい。」


🌵  「ホントに投げ飛ばしてやろうかなこのクソマフラー先輩」


🟦  「でもぐちつぼはそんな先輩が好きなんでしょ?」


🌵  「…うるさい」


🟦  「はいはい。笑」





そこからは手を繋いで色んな場所を回った。

少し恥ずかしそうにしていたけど、ぐちつぼも楽しそうでとっても幸せだった。


その日は俺の家に泊まって、何度も何度も唇を重ねた。何回しても慣れないぐちつぼが可愛くてしょうがなくて、止まらなかった。





🟦  「愛してるよ、ぐちつぼ」



🌵  「 ………… 俺も、ッス 、…  /」





やっぱり顔を赤らめながら言ってくれるのが、かわいい。



本当に、大好き。




やっぱりぐちつぼは、どんな花火でもイルミネーションでも勝てないくらい綺麗で、


ずうっとずうっと。俺の瞳の中に閉じ込めておきたいくらい、






眺めていたいなぁ。










――――――――――――――――――




閲覧ありがとうございました。

どうでしたでしょうか?個人的にはあんまり満足行ってないけれど…(笑)


気に入ってくれたらいいね・フォローどうかお願いします。




そして今めっっっっっちゃくちゃリクエスト欲しいです。とっても。


R18でも純粋な恋愛でもどんなものでもいいので、受け付けてます。

是非是非コメントでリクエストくれたら嬉しいです!!何個でもOKです!!



それでは、改めて閲覧ありがとうございました。



この作品はいかがでしたか?

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