🖤「忘れ物ない?」
💚「ん、大丈夫。行ってきます」
🖤「行ってらっしゃい、楽しんで。連絡ちょうだいね」
💚「もちろん。めっちゃ連絡する」
キスをして玄関で見送る。
ついに休みが重なったので、岩本くんと念願のダイビングに行くらしい。
行き先は泊まりがけで沖縄。
決まってからずっと楽しみにしていてご機嫌な様子が可愛かったのだけど、今日も太陽みたいな笑顔で手を振って阿部ちゃんは家を出て行った。
空港についたよ、飛行機乗ったよ、と阿部ちゃんはマメに報告してくれた。そろそろ飛行機が発つ時間だ。
俺は電話をかけた。
🖤「いいよ」
しばらくして、インターホンが鳴る。
やって来たのはしょっぴー。
こちらも岩本くんを送り出した後だ。
💙「照、めちゃくちゃ嬉しそうに行った」
🖤「あっ、拗ねてる」
💙「当たり前だ」
🖤「まぁまぁ。俺たちは俺たちで、ね?」
ソファにだらしなく座るしょっぴーの隣に行き、倒して覆いかぶさると頭を叩かれた。
💙「家ではしない約束だろ」
🖤「そうだけど」
💙「俺、照のソファであいつらがヤッたりしたら速攻買い換えさせるわ」
🖤「ふーん」
じゃあしょっぴーの家で俺とするのは?と聞くと『照をそんな汚いソファに座らせたくないからそれも買い換える』と言い切る。
🖤「汚いだなんて」
💙「ほんとの事だ、少なくとも綺麗な関係じゃない」
🖤「そんな事言って、楽しんでるくせに」
ソファから立ち上がり、しょっぴーを起こすと俺たちは車に乗り込んだ。
💙「あっ、あっ、あ、待てって…あっ」
🖤「なに?」
💙「激しい…っあ!」
俺の下で、しょっぴーが汗だくで睨んでくる。
🖤「あぁ、ごめんね?阿部ちゃんこれくらいした方が悦ぶから」
💙「阿部ちゃんと比べんな」
🖤「しょっぴーも激しい方が反応いいけど。何だかんだ燃えてるんでしょ?」
💙「うるさ…あっ」
根本まで入っていた俺のものを勢いよく引き抜くと、衝撃でしょっぴーは震えながら中を締めた。
🖤「甘イキした」
💙「はぁっ…うるさい」
身体を引き起こし、後ろから抱えるようにして再び繋がる。
もうすっかり柔らかくなって一度俺を全部受け入れたはずのしょっぴーの中はそれでもまだ少しきつくて、息を吐いて時々身体を割られる快感に中を締めながら繋がっていく。
🖤「しょっぴー、見て?」
💙「え?…あっ!」
目の前のものに気付いたタイミングで下から突き上げる。
💙「あっ、あんっ、やだ、バカ、離せっ…」
🖤「締め付けやば。好きじゃん」
💙「ちが…あっ」
目の前には、鏡。つまり俺に突かれてる自分が丸見えの状態。
やだバカと口では言う割に身体は正直で、うねるように締まって俺を煽ってくる。
🖤「しょっぴー、今日すっごいエッチ」
💙「あん、あんっ…」
普段ツンとすました隙のない美しさと子どもみたいに笑うあどけなさを見せるしょっぴーの顔が、快楽にだらしなく蕩ける。
その様はいっそ官能的でさえあり、それを今支配している事にたまらなく興奮をおぼえる。
💙「あっあっ、ひかる……」
🖤「……」
💙「ひかる、照……あぁ、いく、いく……」
最後は俺でなく岩本くんを呼びながら、しょっぴーは鏡に自分の欲を飛ばして脱力した。
コメント
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えぇーーーいきなりびっくり! だけど ひかるっていいながら抱かれてるー😱
なんか、照って呼んでるし、めめに支配されてるし感情忙しいんだよな。 阿部ちゃんと比べて抱いて、照と思って抱かれてるのかなちい。
わーーーーーー