もうやだ

被害者面しやがって

嫌いだ

頼むから私の記憶から消えてくれ

お願いだから

もう思い出したくない

あの日の事

久しぶりに会ったのに

前までは「この時間が救いだよ」って言ってくれたのに

あいつらの話ばっか

いつの間にかあの子の中から私は消えてたんだ

なんで捨てたの

私はほんとに大好きだったのに

それなのに

あいつらのせいなんだよ

全部

幸せを知らなかったら

辛さもなかったから

あの子の世界が希望で満ち溢れてたのに

体は限界を超えないで

死ななかったのに

あの子も精神に限界を迎えなかったのに

姉さんは私の近くに居てくれたのに

私から全部奪ってったくせに

被害者面しないでよ

ののちゃん

ごめんね

情緒不安定になっちゃった

毎日ね

現実見せられるんだ

それのせいで悲しくなったり怒ったりの整理がつかなくなっちゃうの

ごめんね