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注意
出てくる設定、過去等は全てオリジナルとなります。ご了承ください。
アメリカ→日帝の片思いがあります。今回のエピソードにはガッツリ出てくるわけではないです。
アメリカ編に片足突っ込んでるのに、アメリカ編はかなり後回しになります。
イタ王Side
…本当どうしよう…
逃げる?…でも逃げたとして他の人に会っても気まずいよな…
日帝が何処かに行ったあと、僕はずっと悩んでいた。絶対に日帝はナチスを連れて話し合いだ!とかほざくんだ!暴れても怪力で閉じ込められる!
…!そうか、死んでしまえば数年は!!
でも…悲しむかな…?
あぁ、またあいつらのことを優先して考えてる。
なんでなのかな
…自分のことが分からない、本当は何を思っているんだろうか
でも、思い浮かぶのは裏切った僕のせいで苦しんだ皆だ。
本当は気づいてるのかもしれない。
僕は………………………………。
…にしても遅いな
多分正体を話すだろうし…もしかしたら2人でどっか食事でも行って僕のこと忘れちゃったかな…
…ねむい
最近寝ていなかったからか、日帝のせいで疲れたのか。椅子に座ったまま机に突っ伏して寝てしまった。
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日帝Side
日帝「入るぞ〜…」
ガチャ、と盗んだ…ではなく、合意で貰った鍵を使って中に入る。
ナチス「邪魔するぞー」
ちなみに、先輩とは道中、 詳しい事情や昔話、俺のことについて話した。
深く聞かなかったのは先輩の優しさだろう。
ナチス「…寝ているな」
日帝「寝てますね」
イタ王はすぅすぅと寝息を立てながら寝ていた。
手も何も添えずに頭だけ乗せて睡眠を取っているのは少々気になるが。
日帝「…あの、やはりイタ王は演技していたと私は考えたのですが、先輩もそう思いますか?
今まではっきりとは伺ってないので気になりまして…
語尾には「んね」、一人称は「いお」?と毎度言っていましたけど…本当は一人称は僕ですよね」
ナチス「確実に演技だろう。明らかに、io、んねを使う人物には似つかわしくない行動や発言があったことに加え、時々「僕」と言っていたしな」
日帝「イタ王、敵兵の 死体に「奇襲で僕を殺せると思ったか?浅はかだなw」って言ってましたよ。
そういえば、イタリアさん…いや、イタリアくんもioとかんねって言ってましたよね
イタリア人のなまりとかそういう物なんでしょうかね?」
ナチス「いや、そういうモノじゃなくて可愛い子ぶってるだけだと思うぞ。イタリアくんは良くも悪くもイタ王のこと尊敬してるからな…恐らく真似してしまったんだろうな 」
日帝「あぁ、その…ピザ、ではなくぴっつぁ?と言う言い方を強要したり…イタリア料理狂いはどうなんでしょうかね」
ナチス「それについては本当だろうな。いつでも強要するし、いつでもイタリア料理だな。 」
日帝「昔、ぴっつぁが言えなくて殺されかけたのはいい思い出です」
ナチス「絶対いい思い出じゃないぞ」
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第三者視点
イタ王「…んん…。」
イタ王は顔をしかめながら起き上がった。変な体勢で睡眠を取ったおかげで体が痛くなったらしい。
イタ王「…ぇ、あ、ナチス…っ」
顔を上げた瞬間、絶望したような顔と声をした。
イタ王「…何、しにきたの」
日帝「話し合いのためだぞ」
イタ王はやっぱり、という顔をした。足がそわそわしていた。逃げたいのだろうか?
ナチス「…すまなかった。どうであろうと、お前を傷つけたのは私だ。
言い訳することになってしまうが、当時の記憶がないのだ。」
しっかりと頭を下げた。ちなみにこれはとても珍しい。
イタ王「…………」
完全に信頼できていない様子だった。まぁイタ王からすればそういうものだろう。
イタ王「…君たちは、僕が裏切り者、嘘つきだと思う?あと…疫病神だとか…」
日帝とナチスは、「こいつ何言ってるんだ?」と言いたげな顔をしながら顔を見合わせた。
ナチス「…はぁ、そのことまだ言ってるのか? 裏切り者っていうのは仕方がないことであるからな。仕方がない裏切り者でいいんだ。私らは気にしていない。
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いい加減割り切ることしかできない。もし私がイタ王の立場であったらそうしていた。それはどの国に聞いても同じことを言うだろう、私は…あの時、お前が心の内を明かしてくれた時、何も言えなかった。後悔している。」
日帝「先輩と同意見です。あと…疫病神?ってなんだ?いや、この場の意味は分かるが何故そこに行き着いた?」
イタ王「…だって、その…僕が関わった全員が不幸になってる、きが、して…」
日帝「考えてみろ、その不幸はイタ王の行動に直結するものだったか?
国に命令されて逆らえないことは…運命に近いものだと俺は思ってる」
ナチス「私もだな。運命という非合理的な言葉は出来るだけ使いたくはないが、元から決まってるような意識を私共はもっているからな」
イタ王「…父さんたちと…、二重帝国と…サロはどうなったのかなぁ…?」
今まで話には出てきていなかったが、イタ王には複数人の父と呼べる存在(イタリア王国は正史では回りの勢力を統合したことで生まれたものため)、関係的には弟となるサロ共和国がいた。ちなみに、サロ共和国はイタ王が降伏したあとに産まれ、イタ王と兄弟として何度も会い接していた。
今では父、サロは存在していない。おそらく小国、組織であったため、復活しなかったという説があるが真偽は不明
二重帝国との関係は、敵国関係であったが、カンヒュ同士は仲良くしていたらしい(諸説あり)
日帝「悪いがそれは知らん…」
イタ王「…これは別に言うことじゃなかったね。ごめん 」
イタ王はゆっくり、落ち着いた声で淡々と問うことにしたらしい。
イタ王「…もし、さ…本当に、僕のせいで…、君たちが死んだらどうする? 」
日帝「…まぁ、その時はその時だな。もし本当にいつかそんな事が起きても、俺はイタ王を最期まで信じる。」
ナチス「私も…場合によるかもしれないが、信じよう」
イタ王「…っ、僕たち、本当の最期は一緒かなぁ…っ」
ナチス「同じ可能性が高いだろうな。」
日帝「イタ王が雑魚死しても一緒に死んでやろうか?はは、冗d…」
イタ王は、久しぶりに少し口角を上げた。
イタ王「それもいいかもね〜♪」
ナチス「んふっw」
日帝「は?」
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少したち、イタ王は吹っ切れた様子だった。
イタ王「…な〜んかあんなに悩んでたのがばかみたいになっちゃった!」
イタ王「君たちの意見と想いを聞いてやっとわかったよ、きっと、「io」じゃなくて、「僕」自身が君たちのこと好きだな!」
イタ王は楽しそうに言ったが、言われたふたりはかなり驚いていた。
ナチス「まさか素でそんなことを言うとはな……あぁ、これはずっと、この3人が揃った時に言いたかった言葉なんだが…」
ナチス「よく頑張ったな」
ナチスは珍しく、悪魔のような笑みではなく、優しく微笑みながら言った。
イタ王「…泣かせに来るなよぉ〜!」
日帝「…」
日帝「あぁ〜、約束を忘れてしまっていたようだな、これでまた友達であろうな!」
感情に浸る場面であったが、日帝はすぐに話を切り替えた。不自然なくらいに。
イタ王「…?、あ、うん…そうだね友達友達…」
ナチス「そうだな…」
イタ王「…ぁのさ!日帝…無理して…ないよね?」
日帝「何の話だかわからないな」
気持ち早口で言われると、イタ王とナチスも本格的に心配になってくる。
ナチス「ないならいいのだが…無理だけはするなよ?」
あまり深く追求すると日帝は黙って何処かに行ってしまう気がしたので、ナチスとイタ王は咎めなかった。ただ、日帝は 何かを隠しているため、無力さがのしかかった。
日帝「…はい」
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番外編 イタ王の過去と清算
この物語は、今回の一連の出来事から暫く経った後に日帝とナチスに話した僕の昔話。
頑張ったな…と2人に頭を撫でれられた。嬉しいけど…僕子供じゃないもん。
僕はイタリア王国が出来る13年前に 辺境、いわゆるスラム街というところで産まれた。
具体的な地名はわからなかったけど、かなり荒れ果てていたのを覚えている。
カンヒュが産まれる時は突然未来の自国の領土に当然現れるから、これが未来の僕の領土か、と考えると統治が面倒くさそうだと思った。
まずは身体が小さくて使い物にならないし親となる4人のカンヒュたちを探したり政府に保護してもらおうとしたところ、声をかけられた。
「お前さんカンヒュだよな?どこに行くんだ?」
スラム街にはあまりそぐわない豪華な服装をした小太りの男だった。ついでに随分ぐいぐいと来る奴でびっくりした。
イタ王「…政府とか、親。一応責務を果たさないといけないし」
初めて人と接触して話したから、どう反応すればいいか分からなくて少し辿々しく言った。
「おい…お前知らないのか?もうこの世界ではカンヒュはもう上にいる必要はないんだよ、自由に暮らしていいんだ…俺が一旦保護しようか?」
つまり、一般人として過ごしていい、ということだった。
だが、これは真っ赤な嘘だ。
僕はこの時、世界の残酷さを知らなかったから鵜呑みにしてこいつに保護されることになってしまった。
この時は地球さんって時代遅れなのかな?とか保護先が出来て良かったなとか呑気に考えていた
「なぁ、お前名前は?」
イタ王「…多分、イタリア王国」
地球さんからの教えてもらった名前だった。
だとすると地球さんは未来が分かるのかな?
「へぇ、そんな名前になるんだな。」
成り行きでこいつの家に住むことになって、使用人?っぽい人も沢山いた。
だけど、外には一切出してもらえなかったし、政治やカンヒュ関連の事を聞いても話を逸らされた。
だけれど、あの時僕はあのおっさんたちが良い人だと信じて止まなかった。
僕はたった数週間で身体が大きくなった。
だけど、知識量はほとんど変わってないし、精神面も変わっていなかった。
だから、僕は純粋なままで、人の策略なんかも見分ける事ができなかった。
あのおっさんに話がある、と言われてのこのこと付いていった僕は、…まぁ、脅されたり、トラウマを植え付けられた。今でこそまだマシになったけど、ふとした瞬間に思い出してしまったら発狂するくらい。目を開ければあの時の光景がじんわりと今の視界を占領し始める。
トラウマを植え付けるのに飽きたおっさんは、今度は僕を利用してスラムの邪魔者の排除だったり、色々な意味での道具として扱い始めた。
僕は新聞や憶測、排除するついでに聞いてカンヒュが現役で、国の化身として…偉い地位に立って人々を駆り立てるような存在だと分かったけど、僕はここに残り続けた。
怖かったから。
カンヒュともなれば演説とか新聞に載るかもだし
。
居場所がバレてまたあんなことされるぐらいだったらまだ人を排除して…、叫び声と真っ赤な鮮血を見る方が楽しかったから。
そして…もっともっと技術を磨いて…あいつらを自分の手で葬りたかった。
確か…僕が『io』を演技し始めたのはこれくらいだった。
『io』で役を作って演技したら何もなかったような感じになれたから、僕はそっちに逃げた。
…演技と言っても、戦略的で… 後天的な二重人格とでも言うべきかな。
あの時は自分に対する嫌悪感、おっさん達に対する恐怖で一杯いっぱいだった。
イタリア王国が出来る数年前のある日、僕は…ioはおっさん達を殺した。従者も一人残らず殺した。
すげぇ気分が良かったのを覚えている。報われた気もした。
一方で冷静になった僕は沢山の人を殺したという重さと、目標を失った喪失感でどうしようもなくなってしまった。
死体は…スラム街の一角に置いておいたから見つからないはずだし、第一カンヒュの僕を捕まえることなんてないだろう。
でも、僕は罪悪感や人を沢山殺したという自重や殺したことによる爽快感の後に湧き上がってきて、死へ逃げた。
ただ、この選択は僕を苦しめた。
生き返った時、丁度都心の道のど真ん中に座り込んでいた。
「イタリア王国!!建国おめでとう!!!」
数人が叫んだ後、膨大な数の人が叫んで祝っていた。
イタ王「いたりあ、王国…?」
訳がわからなかった。復活したら、また何処か遠いところに行こうと思ってたのに。
今すぐ逃げようとした。けど、僕が都心のど真ん中で生き返ったせいで、僕は見つかった。
「あ、あれを見てくれ!!イタリア王国のカンヒュじゃないか!」
そっからは結論、散々だった。また豪華なところに連れられ、かなりいい待遇を受けた。
ふと、使用人に聞いてみた。
イタ王「この地の前任のカンヒュたちは…何処に行ったんね?」
ただ単純に、父親からの無償の愛をもらってみたかった。知識を教えてもらいたかった。それだけだった。
使用人「あぁ、姿を消してしまわれましたわ。」
イタ王「…ぇ…あ、そ、っか…」
僕は絶望した。カンヒュといえども、精神は人間だ。
時が経ち、戦いが起こり、僕も戦場に繰り出されることになった。
カンヒュは兵器に近いからだろう。
実は、僕たちはやろうと思えば水だけでも生きていける。流石に水だけで万全の状態にはならないけれど。
治癒力抜群、運動神経よし、死んでも生き返る。
据え置きにするのがもったいないポテンシャルだろう。
まとめると、この騒動は、僕自身が自分のことを分かっていなかった。信頼も、友情も。分からなかった原因は、僕が自分を見ようとする自分の意志で人を殺したという事実が見えてしまうから。僕は国の影響が分からないけど、すぐ逃げて押さえ込む性格らしい。
まぁ、今は2人がいるところに逃げるけどね。
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日帝Side
時は8月9日。世は長崎の原爆が落ちた日である。
そして、世間では俺の命日は8月15日と予想されているが、実際は9日が命日である。
このことを知っているのは、カンヒュたちだけである。
犠牲者を追悼する平和式典など、色々な催しがあった。
ちなみに、カンヒュたちは社会儀礼として参加させられている。
俺の立場はあくまで補佐だったが、式典に参加した。
先輩と同時期に降伏してたら良かったものを…はぁ
俺の墓(笑)にカンヒュたちが来たのは式典や仕事が終わったあとだった。
日本家はすぐ近くなので朝に一緒に行ったのだが…
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回想
日本「ここらへんの道、草多くないですか?そろそろ草刈りの季節ですかね…」
ぐき、と嫌な音がしたと思えば、親父…江戸が腰をやったらしい。
ちなみに日本は聞こえてなかったらしく普通に先に進んでいった。
江戸「ぁ、゛!!痛いなこれはぁ!!」
どんどん膝から崩れ落ちて行って最終的には腰に負担がかからない体勢で寝そべった。
空「何こんな草とか蟻とか土があるところに寝っ転がってるの!?洗濯するの誰だと思ってるの?!」
江戸「面目ねぇのぉ…」
補佐(日帝)「えぇ…運んでおきますよ…」
海「すまん、助かる」
日本「えぇ!?うそ!?」
遠くから日本の悲鳴にも聞こえる声が聞こえた。
日本「と、父さんの刀がない!!盗まれた?!いつから?!」
ここ最近仕事が忙しくて誰も来ていないはずなのに、と続けて叫ばれた。
ちなみに、墓はよくわからない大きな石の下に俺の骨が埋まってるらしく、そばに愛刀2本が刺さっていた。
空と海が、「父さんを頼んだ!」といいながら急いで走っていくのを見ながら、江戸を運ぶ。
まぁ、俺が回収したんだけどな。
江戸「あい゛たたたたたたたたたたたたたたたたた゛!!!もうちょっと運び方あるじゃろ?!」
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日本家(江戸と補佐なし)Side
(時系列は朝。)
日本「…刀は諦めるしかない、ですよね…」
海「監視カメラ付けとくべきだったか?」
空「あんまりここの自然を汚したくないんだよなぁ…まぁいいか、陸の刀ってもともと僕らのだし」
日本「えぇ?!そうなんですか?」
海「あぁ、確か…戦場でたまたま会った時、陸、何故か武器何も持ってなくてだな…素手でぶん殴ってたから、俺らの刀のスペアを急いで取ってきて渡したんだ。随分喜んでたのが懐かしく感じるな…」
空「あれは流石にアジアの狂犬と言われてもおかしくないよ…」
日本「…もう、死んでから80年の節目は超えちゃって、81年だけど…今年そこは生き返ってくれますかね…」
海「…墓の前で労ったり、思ってあげればきっと何処かにいる陸に届くだろうな。」
空「…」
3人は手を合わせて、伝えたいことを心の内で言った。
空(陸が今幸せであることを祈ってるし、なってたら嬉しいな)
海(バカやれる相手がいたら俺は満足だ。楽しい生活でも送っててくれよ。)
日本(父さんに会いたい…帰ってきてよ…)
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アメリカSide
式典が終わった後、大体の日帝Chenの知り合いは墓に皆で行った。
俺はあとで行くと言って集団から抜けることにした。もしかしたら薄情なヤツと思われるかもしれないが、俺はそれでもういい。
皆が日帝への思いを伝えてる中、日帝が死んだ原因と一緒にいるのも少し気分が悪いものだろう。
日帝は俺が殺したも同然だからだ。
あの頃の日帝大半の傷は俺がつけた。
正直言って、俺は生き返って欲しい、言い方を変えると帰ってきて欲しいと、生き返って欲しくないが半々だ。
生き返って欲しい、の方はただ単純に謝りたい。顔が見たい。話したい。
でも、一番の理由は俺が彼に惹かれてしまったからだろう。
きっとこれは叶わぬ片想いに終わる。たとえ日帝Chenが生き返ったとしても、彼は俺に振り向くことはないと思う。
最期まで足掻きたい。あわよくば〜なんてことも考えてないこともないけど、俺にそういう気があるとは思えなかった生前だった。
生き返って欲しくない、の方は、俺が彼に合わせる面がない。
俺自身ではないけど、化身としての立場として、俺の国はまだ核を持っているし、戦争もしている。
俺は日帝Chenの最期に立ち会った。
遺言は特にない、と皆には伝えたけど、本当はあった。
もう日帝Chenには聞こえてなかったかもしれないけど、もうこんなことは起こさせたくなかった。生き返ったときに晴れない気持ちになってほしくなかった。だから、俺はこう言った。
「俺が世界のポリスメンになってやるから、安心しろ 」
って。今になったらめっちゃ恥ずいけど、全く果たせてない。
俺は毎日、朝起きたら「日帝」でGoogle検索をかける。
もしかしたら、80年ぶりの生き返り?!みたいな記事があるかもしれないから。
でも、結局、カントリーヒューマンズの日帝についての分かっている情報だとか、現在未発見だとか、大日本帝国への批判が日帝Chenに浴びせられてる動画がヒットする。
己の無力さと後悔、気持ちやら色んな物が溢れて、多分…自分では気付いてないけど、俺は毎日、毎日泣いてる。多分親父にもカナダにも感づかれてる。
俺は、もし日帝Chenにあえたら何を言うんだろう…
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パラオSide
いま、ないちがいなくなっちゃってから81年目の夜!
ないち、ぱらおのこと守ってくれたし、色んなこと教えてもらったの!
…きっと、ないちは沢山の人をころして、傷つけてるんだろうけど、ぱらお
パラオ「んぬぅ〜…」
ぱらおね、今、家の物さがしてるの!
(パラオの子供の言い方をわかりやすくしたバージョンでお送りいたします)
ガサ、ガチャガチャと大きな音を立てながら物が掘り出されて行く。とあるものを捜索し始めてから数ヶ月がたった。
パラオ「…あ!やっとみつけた!!」
勢いよく引き抜いたのは、日帝と遊んだ時に探偵ごっこをした。その時に指紋採取のやり方を教えてもらい、保存したもの。
日帝とパラオの2人分の指紋が80年の年月により古びて汚くなっているが、辛うじて読み取りは出来そう。
あの時、クロアカとマキシマへの補佐の傷害(?)事件が起こった時に、補佐(日帝)の指紋が採集されており、その際パラオはじっくりと観察していた。見覚えがあったから。
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あの時のパラオSide
…んん…しもん採集…しもん…なんかひらめきそう!!
ナチス「…ん?どうしたんだぁ?パラオくん…、探偵ごっこするかぁ?」
ニタニタ、悪い笑みをしながらナチスが近づいてきた。ナチスによる精一杯の子供への近寄り方と接し方らしいが、怖すぎる。パラオは慣れているから動じない。
パラオ「たんてい…ごっこ」
ナチスは偶然通りかかったイタ王に連れ去られた。
イタ王「なち!笑顔が怖いんね!こんなカスみたいな笑顔でパラオくんに近寄るんじゃないんね!
…あぁ、ごめんねパラオくん!探偵ごっこっていうのは、何か謎を見つけるごっこ遊びだよ!…流石に分かってるか…?(呟く)
あっ、邪魔してごめんね!」
パラオ「…あ!」
ひっかかりは、指紋が記憶の中の、日帝の指紋に似ていることだった。
確か保存していたので、スマホで補佐の指紋の写真を撮ってから家に帰って探したがなかなか見つからなかった。
さがさないと、ないちの手がかり!!
なんたって、めいたんていぱらおなんだから!
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…やっぱり!指紋、似てる!というより、ほとんど同じ!
やった!やっとみつけた!ないち!
なんで言ってくれなかったんだろ?
みんなに言わないと!
そう思い、立ち上がって連絡しようとしたが…教えてもらった日帝の言葉が突然、ふと思い出す。
「いいか?パラオ。人のひみつを見つけても、わるいことをしてなかったらだれにも言わないんだぞ?」
…もしかして、ほささん…ないちの…、ひみつ、なのかな?
わるいこと、してないもんね!
ないち、わるいことしないもん!
…じゃあ、ちょくせつ聞かなきゃ!
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お久しぶりです!コメント、ハートいつもありがとうございます!励みになります!
日帝兄弟は空が長男、陸が次男、海が三男です。
そういえば、空と海の読み方って皆さんなんですか?自分は、空海で読んでます。
これは今作品ではあんまり関係ないのですが、うちの現在の強さ順だと、ソ連(全盛期)→イタ王(本気)→アメリカ、ロシア→日帝(陸)→などなどです。
うちの設定だと、崩壊したらほとんどの口がカンヒュも消え去るのですが、ソ連は特別強かったので残りました。ですがあまり大きな力を使うと崩れて再起不能になります。ソ連は薄々感じ取っていますが、ウォッカで肝臓に負担をかけています。
これは裏設定になるのですが、イタ王(本気)っていうのは、イタ王は殺し屋紛いのことをしていたので戦いの面では経験豊富な技術者…ですがイタ王は人をもう殺したくない、傷つけたくないという縛りがあるので、現在本気を引き出すことは出来ないと思います。
これも裏設定。日帝さんは、当たり前のことだと思ってるので言っていなかったのですが天空の島で地面の草ばっかり食ってました。りんごとか実ってたのに…
取っても生えてくる不思議な草をいつも腹いっぱい食ってるので、生命力と治癒力かアップしたので、日帝本人の根性と生命力でスーパーヤサイ虫になったゴキブリ並に起き上がるので、持久戦が強くなりました。遠距離の武器を持ってないので微妙なとこだけど。
ちなみに、今の日帝さんは結構緩い感じになってるけど、戦いの時はバチバチ厳しい口調です。
そういえば、あらすじとか第二話あたり見返したんだどすごい恥ずかしかった!!ちょっと修整したし消しちゃった!
次回 ♡1000
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番外編 なんで陸は日帝を名乗ることになったの?
時は三人が生まれ、ある程度成長した時…
江戸「カンヒュって3人もいらなくないか?
…では…陸は陸軍!空は空軍!海は海軍!どうじゃ?」
陸「適当だな」
空「じゃあ、今の日本…大日本帝国は誰が名乗るの?」
江戸「じゃあわし〜♪」
海「駄目に決まってるだろ引き篭もりクソジジイ」
空「そもそもさぁ…大変なんでしょ?なんか国をまとめる権利がちょびっとあるってさあ
しかも、名乗ったら国民全員の総意を持つだとかそういう国もあるし…やりたくない…」
海「俺はパス」
陸「俺は遠慮する 」
江戸「じゃあじゃんけんじゃな!」
陸/空/海/「最初は゛ぐー!!じゃんけん゛ぽい゛!! 」
海「やった!!!回避!」
空「僕もだよ兄弟!」
陸「クソ…やり直し不可だろうか?」
割と泣きそうな顔
海/空「不可」
陸「クソが!!」
コメント
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うわ…この話、重かったけどすごく良かった…。イタ王の「僕自身が君たちのこと好きだな」って言葉にじんときた。あの“io”の仮面の奥にずっと閉じ込めてた本音が、やっと出せたんだね。日帝とナチスがちゃんと受け止めてくれて、ほっとした。それとパラオが指紋で気づくシーン、子供ならではの純粋な視点が光ってた。陸の過去も切なくて、胸がぎゅっとなったよ。べーこんさんの世界観、丁寧で好きです。続き楽しみにしてるね🌙