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おお…第12話、読み終えました。パラオが「ないち」に再会して、勇気を振り絞って問いかけるシーン、胸がいっぱいになりました。「嫌いなわけないじゃないか」の一言がすごく重くて、80年前の別れの場面と重なってじんときました。飛び込むパラオを無言で撫でる日帝の不器用さも、すごく好きです。二人の距離がようやく縮まった感覚があって、温かい気持ちになりました…✨ 作者さんもスマホ新しくなったとのこと、よかったですね! 続きも楽しみにしています🌷
※パラオの子供語を読みやすいように改造しています。
※戦争美化等の意図はなし
パラオSide
聞かなきゃ、と思い立った時から自分の足が動いていた。
今日、ぱらおは有給消化と探し物のために1週間程度休みを取っていたけど、会社に行くことにした。補佐さん…というより、ないち、いるかな?
ぱらおの家は会社から1時間程度離れてるから、せっかくだし電車の中でなんでないちは言ってくれなかったのか考えることにした。
なんたって、めいたんていぱらおだもん!
ふ〜む…わかんない!
でも、仕事をしてるのは多分ないちが真面目な性格だからなんだろうなぁ〜…
80年前、ないちは呼び出されたら名残惜しいそうにも現場に行っていたし。
…やっぱり、やっぱりぱらおが嫌いで顔を見たくないとか、日帝として接してほしくない…とかなのかな
…いや、それを聞くんだ!
あの時のないち自身の真意!
____________________
ないちは、パラオ本土に日本兵が上陸して少したった頃に来た。
どうやら視察的な感じで休日に来たらしい。
最初は日本兵と日本国に不信感を抱いていた。
これまでの他の国より待遇は良かったのが救いと言ったところか。
住民たちは若干信頼していたぽいけど、不安感はいつも心の奥底にあったのを化身として感じていた。
カンヒュは自国の国民の感情や、国土の影響を受けやすく、そして感じやすい。
例えば、クーデターが起こると痛みが出たり、国民の不安を何もしなくても感じ取ることができる。地震などの災害など大きな影響を与えるものは本当に痛い。何処もかしこも痛くなる。
日本の化身がこちらに来た。
いや、日帝と呼ぶべきなのか?アジアの狂犬?…
彼は、とても怖かった。
刀に銃、軍服…
彼は身長はあまり高くないけど見上げる形になる。表情は…読めない。無表情だけど決して友好的な目ではない…
国民が怖がっている。
なら、ぱらおがおうじないと…
みんなを安心させないとッ…
日帝「始めまして、本日は話をしに訪れた。」
パラオ「話って…なに?」
日帝(ふむ…?随分幼いな?…そんなものは関係ない。しっかりと支持と命令の影響力を高めるために常に威厳と冷酷を保たねば…。…いや、少し肩の力を抜くべきだろうか?
ここの日本兵は温厚な性格の者が多い…
にしても先輩、随分この地の扱いが酷かったようだな…?
俺が尻拭いをするべきか…?)
同じカンヒュという共通点もあり、その辺の日本兵よりは話しやすかった。
が、その辺の日本兵よりも威厳があった。
彼はしゃがんで身長が低いぱらおに目線を合わせて言った。
日帝「俺は日本。…まぁ、日帝と呼んでくれ。宜しく」
パラオ「ぁ、え、よろしく…?」
あまり作り慣れていなさそうな微笑みで話しかけてくるものだから拍子抜けした。
それから、彼は1週間に1度ほど来た。
時間が経つごとにここはどんどん整備されていって、日本兵とも心を許せる仲になった。
もちろん、にってーさんとも。
ある日、少し気になったことがあった。
今のぱらおはにってーさんの物…領地だし、パラオ=日帝さん ってなるとおもったの!
だから、ないち、と呼ぶことにした。
ないちは日本本土の人だから、ないち。
ないちには色々な物を教えてもらった。
本当に感謝していた。
また時がたった。
1週間に一回だったのが一ヶ月に一回になった。
ないちの怪我が増えていた。
何回か数年、来なくなったこともあった。
日本兵さんたちによると、ないちは色々な地で戦っているらしい。
そして、ここ、ぱらおの島が戦場になった。
いっぱい燃えて、大きな音がたくさんした。
ないちも急いで駆けつけて戦ってた。
会えて嬉しかったけど、嬉しくなかった。
パラオ国民「俺等も戦わせてくれ!頼む!お前らには恩があるんだ!」
パラオ「ぱらおも!!たたかうもん!!」
多くの者がそう言った。
けれど、駄目だった。
日帝「帝国軍人が、貴様らごとき土人と一緒に戦えるか!」
そう、声を荒げて言われた。
ないちを皮切りに、日本兵も同じような言葉を投げかけた。
パラオ「……っ!」
結構、ないちも、日本兵さんもナチスさんとかと一緒だったんだと、そう絶望した。信じたくなかった。
パラオたちは、大人しく日本兵が用意した船に乗り込んで、パラオ本土を後にした。
どうしても気になって、振り返ると、笑顔で手を振っている日本兵と、微笑みながら控えめに手を振るないちがいた。
本当に驚いた。けど、最後の別れになりそうだから、聞きたいことがあった。
パラオ「…!?、ないち!!また、あえるよね!!ぱらおのこと、きらいじゃないよね!!! 」
ないちは、言い終わる頃にはもうアメリカ軍の方へ走り出していた。
つまり、何も言ってくれなかった。
でも、また話す機会があるって、信じてたから深追いはしなかった。
そして、時間が経って終戦した。
パラオたちは、死者を出さずに逃げることができた。
けれど、ないち…日本は負けた。
生死が、気になった。
ここはアメリカ領地になった。
この頃は死ぬほど憎んでたアメリカさんに聞くことにした。
…べつに、いまはゆるしてる。
しょうがないってことは、分かったから!
パラオ「…ねぇ、あめりかさん…ないちは、しんだの? 」
「死」がどんなものか、あまりわかっていなかったけど、いなくなる、ということは少し理解していた。
アメリカ「…」
アメリカさんは動揺したのか、しばらく何も言わなかった。
アメリカ「…うん、死んだ…けど、たぶん、永遠の別れじゃないと…俺は思いたいし、そう思う。 」
パラオ「…あめりかさんが、ないちを死なせたの?」
アメリカ「…それは、連合軍……違うな、俺が死なせた。」
パラオ「…そっっ…か。教えてくれてありがとう、あめりかさん」
軍帽であんまり顔が見えなかったけど、あめりかさんは疲れていた。
あめりかさんは他の島にも行かないと、と言いながらチョコレートをぱらおに渡してどこかに行った。
ぱらおは渡されたちょこれぇとの包みを開けて食べた。
美味しかったけど、美味しくなかった。
____________________
そう。ちゃんと、こたえてもらわなきゃ…!
頭の中を整理していると、最寄り駅についたから、降りて会社の中に入って探す。
他の国とすれ違って、今日休みじゃないの?と聞かれる。そのたび補佐さんを探してる、と言って居場所を探すと、最終的にたどり着いたのは狭めの第三資料室だった。
一応ノックしてから入る。と、やっぱりいた。
ちら、とこっちをみたけどずっとなにか探してる。
…あ、
もしかしたらひとちがいかもなの…?
じゃあ、さぐらないと!
なんと言ってもめいたんていぱらおだもんね!
パラオ「ほ、補佐さん!」
補佐(日帝)「はい?…パラオさん、今日は休みでは?」
…今きいてみると、ないちの声に似てる…それにしんちょうも…
もしかして…肌かくしてるのは…ばれるから…?
パラオ「やすみ…なんだけど、どうしてもききたいことがあって!!」
補佐(日帝)「…?」
パラオ「…ほささんって…ないちなの?
…いや、ないちなんでしょ!」
もうちょっとさぐろうとおもったけど、わかんないや!
きっと否定される。けど、ないちはよそうがいのことによわいの!
日帝「は…?なんッ……なぜそう思われたのですか…?」
ほら、動揺してる。素がでてるよ、ないち!
パラオ「あの時、たすけてくれてありがとう!ぱらおは、ないちのこと、本当にだいすきだよ!」
日帝「…」
資料を探す手を止めてこっちを見るないち。
パラオ「それで、ききたいことがあるの。ないちは、ぱらおのこときらい? 」
自分の目が少し潤んでいる気がする。涙腺があつい
きら いって言われたらやだな。
聞いたくせに、答えを聞く勇気がない。
日帝「はぁぁ〜…嫌いなわけ、ないじゃないか…」
ないちは根気負けしたようで、ため息をしながら遠回しに「自分は日帝」と言ってくれたし、嫌いじゃないと言ってくれた。
それが嬉しくて、ないちに飛び込んだ。すると、ないちは黙って頭をなでてくれた。
パラオ「…♪〜」
…!そうだ、ないちに何で言ってくれなかったか聞かなければいけないんだった。
パラオ「何で、 いってくれなかったの…」
日帝「…あ〜…その…」
顔をそらしながらもごもごと何かを言っている。明らかに言うのを渋っていたから、深くは聞かないであげることにした。
パラオ「…満州くんと台湾くん、にぽんには言ったの?」
日帝「言っていない…そもそもパラオにも言うつもりはなかったんだ。」
パラオ「いってあげてほしいな。とくににぽんに」
正直、ちょっと引け目を感じている。実の息子のにぽんには言わずにぱらおに明かすことになったなんて…言い方は悪いけど、よそのお宅の子供を優先してるのとおんなじだ。
しかも、あんまりないちは家に帰れてなかったようで、教えられていたことは少ないらしい。
ないち、休日出勤を当たり前のようにしてたし。
パラオ「ぱらおはむりに言わせようとしないけど、自分からいってあげてね…」
日帝「…」
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日帝Side
そのあとは俺に対する文句と世間話を聞き、解散した。
正直言って、満州と台湾は気まずい。結局救うことができなかったし、満州に関しては俺らのせいで生まれたんだし…。
あ、別に俺は関与してないからな、阿呆な日本兵が勝手に実行しただけだ。
二人はかなり前に俺に対してまだ好感を持っていると言ってくれたが…
俺は、結局覚悟が持てないんだ。
もし怖がられて、逃げられたりしたり、刺されたりだとか…
それが怖いんだ。
幸い地球さんの良く理解が出来ない脱ぎたくなるナニカは最近発動していない。
流石に前回のよじ登りは勘弁してもらいたい。 (枢軸でなぜかサイゼリ◯でドレッシングとかの会話してるときになったやつ)
イタ王に話したら「あれ本物だったんだwww」って吹き出されたし。
…たまには自分からしっかり言うのも悪くないか…
退勤後に会う約束を満州と台湾に取り付けた。
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最近スマホが壊れまして…。
新しいスマホ買ってもらいました。やったね!
約2倍の性能です。書くのも捗ります。
多分近々また投稿します。結構自分的にはここでこの物語全体のクライマックスの3分の一が終わったぐらいです。
次回 ♡100