“注意事項”
・モブが出てきます
・二次創作
・フワミナ主軸のろふまおメイン
・洗脳系…?
・R_気味
・ライバーさんがおかしくなります
・キャラ崩壊ありき
これらが大丈夫な方はどうぞ!!
剣持視点
翌日、道端でばったりあった甲斐田くんと社長の家に向かい、チャイムを鳴らした。
「おぉ!甲斐田さんに剣持さん!一緒に来たんですかですか?」
ガチャ、とドアが開き、驚いたようにそう言う。
「途中でばったり出会いまして。お邪魔しまーす。」
「昨日ぶりだぁ社長の家!!お邪魔しまーす!」
そう言いながら中へ入っていく。社長のリビングに集まり、甲斐田くんが1番に口を開いた。
「…まぁ、白い石を幾つか持ってきたので家早速凸します?」
「いや流石に何か考えましょうよ。」
「とりあえず不破くん抑えてネックレス奪いましょう。」
そんなこんなで作戦会議して早数十分。意見がやっとまとまった。
「じゃあ、作戦はこれで頑張りますか。」
「社長が不破さんを抑えて、そのうちに僕がネックレスを取ってもちさんが石を見せる…完璧では?」
甲斐田君から受け取った白い宝石は約3種類。どの宝石も三者三様、1つは輝きを放っていて不透明。1つはほぼガラスみたいに透明な白い宝石。1つは光は通せるくらいの半透明だ。
「じゃ、僕車運転するので行きますか!社長お車お借りします!」
「どうぞ使ってください。これ車の鍵です。」
そう言って玄関口にかけてあった車の鍵を甲斐田くんに渡す。
「ありがとうございます!!じゃ、しゅっぱーつ!」
そう甲斐田くんが言って各々外に出た。春の風は相変わらず強い。そう思いながら社長の車に運転席に甲斐田くん、助手席に社長、後部座席に僕が乗った。
「うわ〜…社長の車めっちゃ綺麗…」
ひし形のあのキラキラしたエフェクトが飛び交いそうなくらい綺麗だ。
「あはは、ありがとうございます。一応車の洗車は週一にしてるんです。」
「週一にでもこんなに綺麗だなんて凄いですよ!」
エンジンをかけて、「出発しますね!」と言い、車が前へ進んだ。
「あ、剣持さん、すぐ宝石が取り出せるように着いたらポッケに突っ込んどいたらどうでしょうか?」
確かに、社長が言った案は良案だ。宝石が取り出せず手こずってるあいだに社長の拘束から逃げ出すなんてなったら面倒だし。
まぁゴリラの拘束から逃げれる訳がないんですけど、ね。
「…剣持さんなんか失礼な事考えました?」
「えッ、いや〜…べべ別に…社長から逃れる事は出来ないだろうな〜って…ね?そんな目で見なくても良いじゃないですか!?」
社長からあらゆる疑いの目がかけられる。
「いや〜、確かに社長から力で勝つ事は無理ですわ…」
「甲斐田?」
「スッー…ゴメンナサイ…」
助手席からの圧が凄い。甲斐田くん、良い奴だった。なんて事している内に不破くんの家付近まで着く。車を近くの駐車場で止めて、不破くんの家の前に全員集まった。
僕はポッケに手を突っ込んで宝石をすぐ出せるようにした。
甲斐田くんがチャイムを鳴らした。意外と不破くんが出るのは早かった。
「…何しに来たんすか。」
ドアを少し開け、その隙間から覗き込んできた。声の感じは凄いやつれてるように聞こえた。
「ちょっと今日不破さん家で遊ぼうかなって…」
不破くんは少し悩んでから口を開いた。
「…お客さんいるけど、別室で大人しくしてくれるなら入ってもいいっすよ。」
そう渋々了承してくれたみたいだ。
不破さんが大きくドアを開け、僕らを中に入れてくれた。不破くんの服装をよくよく見てみると少し着崩れしていた。
「あっちの部屋で遊んで。部屋は綺麗だから。」
そう言って不破さんは別の部屋に行った。
僕らも一旦指定された部屋に行き、作戦を見返すことにした。
想定していない客人がいる。多分、そいつが不破さんを狂わせている元凶なのだろうと大方予想がついた。
「…多分この場全員お察しの通り、お客様は不破さんを狂わせてる人ですよね。」
「厄介な事になりましたね…どうします、?お客さんが退くまで待機しときますか?」
「いや、突っ込んで早く終わらせる方がいいんじゃないですか?殺害される可能性もあるんですし…」
2人の言い分も分かる。甲斐田くんのように客人が退いてから不破くんを元に戻すか、社長のように無理矢理でも不破くんを元に戻すか…
どうしようか…ジャンケンで決めるか、?いや、こんな大事な時にジャンケンで不破くんの運命が決まるなんてバカみたいだ。
「僕は____。」
コメント
2件
果たして不破はどうなるんだ…!毎回出るたびめっちゃ楽しみにしてます!