世の泣き顔に興奮する蜂さんです。
人間の急所はどこか知ってます?
眉間、鼻、顎、首、肺、心臓、鳩尾、股間、脛など、、殆どの急所は身体の中心を縦に走るように集まってるんですって。
脊椎もあって、一歩間違えれば身体の一部が不自由になる様な神経質なそれ。なので喧嘩する時はなるべく鳩尾か顎を下から殴り飛ばしましょう。首にはふっとい血管が巡っていますので本気でチョップしたりスタンガンを当てたら人間気絶しますよ。割とガチで。危ないのでやめてね。
{attention please📢
・蜂潔
・蜂さんちょっと以上異常
・潔さん相も変わらずかぁいそう
side書いて無かったら三人称視点だと思って
それでも良!って人は行ってこい!⇩
潔side_________________
まだほんの数回しか行った事ないが、蜂楽の自室は少し以上に散らかっている。
辺りに乱雑に置かれている小道具に、何に使うのかも分からない奇抜な玩具、ブルーロックに行ってる間溜まったのか元からなのかは分からないプリント類、脱ぎっぱなしで放置されている衣類、Am◯zon柄の段ボール、他にも何故か部屋にある歯ブラシ、ドライヤー、当たったり踏んだりしたら怪我してしまうと分かる鋭利な器具。
こんなにも自室は踏み場もないくらい汚いくせにリビング、キッチンといった所は綺麗なままなのだ。それに飲みかけのジュース缶やペットボトル類はゴミ箱に入っている所以外見た事が無い。そこら辺は気にかけているらしい。それでも蜂楽の自室だけ物が錯乱し泥棒でも入られたかの様な部屋なのだ。自分の部屋は別に気にならないらしい。実に蜂楽らしいトンデモ理論。
なので、蜂楽の家へ行く時は決まってこの散らかっている部屋の大掃除から入る。メイドバロウおすすめの掃除用品で綺麗にしたり、ぽいぽい物を捨てたり、服を畳んだり。
蜂楽も手伝ってはくれるが数十分ですぐ飽きてしまうのか、俺がいそいそと片付けている姿をじーっと見ているだけだ。
でも、掃除が終わった後は蜂楽が目を輝かせながら「潔すごい!ありがと〜〜!!」なんて言うから絆された感は否めない。が、楽しみになっているのは事実だった。
そして今日はその蜂楽宅へお邪魔する日。蜂楽が好きだと言っていた菓子折りなどを持ってあの家へ行く。蜂楽に『もうすぐ着く』とメールを送り、蜂楽の家へと歩みを進める。
軽い力でインターホンを押すと、中から軽快な足音がトットットッ、と聞こえてくる。続けてガンッ!と大きな音が鳴り何かと何かがぶつかった音が鳴った。が、すぐに本人の悲鳴が聞こえたため無事なのだろう。
【いっつ〜…!潔〜〜!早く中おーいで!】
「あはは、…おう!お邪魔しまーす」
苦笑いが漏れてしまったが、我が相棒ながらも呆れてしまう。楽しみにしてもらっていた事は嬉しいが、もう少し落ち着いてくれと言いたくなってしまった。
ガチャッと手前側にプッシュプルハンドルを引く。流石現役のプロスポーツ選手とでも言うのか、何十億と稼ぐ蜂楽ならこんなデカい家に住む事も容易いらしい。
玄関にいた蜂楽は犬の尻尾がブンブン振られているのが見えそうなくらい嬉しそうにしてくれていた。最近はスペインに来る事が減ってしまっていたから、罪悪感がすごい。
蜂楽に買って来ていた菓子折り、困ったとき用()の酒、スポーツ選手を気遣ったありがたいおつまみを手渡し慣れた様に洗面台へと向かい、手を洗う。
手洗いも終わり、リビングへと向かえば蜂楽がソファに座っており手をひらひらさせながら笑顔で出迎えてくれた。
「潔〜!おけーりっ!」
「ふはっ、おう!ただいま!」
幅が横長い茶色一色のシンプルなソファの真ん中に蜂楽が座っていたので真横に勢いよくボフッと座り込む。流石と言うか、ソファにも金を掛けているらしい。高級品ソファの沈んでいく様な感触が大変心地良い。
「潔、最近あの青薔薇達とバチバチやってるよね〜!」
「あ?…あー、ピッチ上じゃなきゃナカヨク出来るんだけどさぁ、」
「えー? そなの?」
「…まぁ、俺はそう思ってるけど、」
「ふーん?…潔がそーなら良いけど。なんかあったら、絶っ対一番に俺に言ってね!?」
「うぇ、…ふは、ありがとな!蜂楽」
「んふふ〜、いーえ!」
わちゃわちゃと子猫が戯れ合う様に目と鼻の先で会話する。日々のしょうもない事を話したり、プレーの事を内緒話する様にこそこそと喋ったり、蜂楽の特徴的で癖っ毛な髪の毛を弄ったり、逆に俺のひょこっとしている髪を弄られたり。
わちゃわちゃしていると、蜂楽がそういえば…と切り出し思い出した様に手を叩く。
「潔って毎回遊びに行く時、雨降るとか当ててるけど、なんで?」
突発的で素朴な疑問。
と言うのも潔は遊ぶ時や外出時に百発百中で雨が降る、などを予報する。外した事は一回もない。何故分かるのかは謎だが完全に当てているのだ。前から聞きたかった事だったが今思い出したのだろう。
「んぇ、…俺五感良いらしいから、かな」
「えっ!そーなんだ?」
「うん。絵心さんとか、ノアに言われた」
「ありゃ、それは本当だね〜!」
「な〜〜。」
蜂楽side__
潔が五感鋭いなんて、初めて知ったかも。
でも思い返せば、ゴールの匂い、異常な程の聴覚、何故見えるのかと思う程の空間認識能力による視覚、いつもいつも美味しそうに食べるのを見ると恐らく味覚も鋭いのだろう。
五感って…嗅覚、聴覚、視覚、味覚、触覚だった気がする。
ほんの一瞬、脳に
[なら、痛みは?]
という考えが過ぎる。
我ながら最低だなと思った。
親友以上の、相棒とも言える潔の
なんて、とうとう頭があっち方向へイカれてしまったらしい。俺がこんな事考えてるなんて夢にも思ってない潔は、
「え、蜂楽?どした? 大丈夫か?」
って、本気で俺を心配してくる。あの大きい瞳に俺を、俺だけを映して、慈しみの色を滲ませる蒼。
(あー、なんなのホント、俺の相棒可愛いすぎない??なに、ブチ犯したいんだけど、オーケーって事?なに?心なしか潔の可愛い双葉が萎れてる気がする、は???可愛いかよ、可愛いわ、そうだ潔は世界一可愛いからあんなに虫つくんだ、潔すきすきちょーー好き♡♡♡)
「ごめんごめん!ちょっとぼーっとしてただけだから!大丈夫だよ潔〜〜!!」
心と言動が合ってないとは正にこの事だ。
潔に向かって勢い良く抱き付くと、潔はもー…とは言うが頬がほんのり赤く色づく。
嬉しそうに、そしてくすぐったそうに身を捩らせているのが本当に可愛い。
「んへへ〜…潔ほんっと可愛い!」
「はぁ?!…かわいー、のは、蜂楽とかだろ」
驚愕し目を見開くが、だんだんぽぽぽ、と頬が赤くなる。気恥ずかしくなったのか、ふいっと視線を下にずらす。が、そー、と此方を向いてボソッと呟く。
「〜〜〜〜〜〜〜…ッ、!!♡♡」
体中の血液、体温がぶわっと上昇してゆくのを生で感じる。下腹部がキュン、と疼く。
(なに、、なんなの、)
口内から唾液が溢れそうになる。今すぐにでも目の前のエモノを食べてしまいたい、淫らせて、曝け出させて、ぐちゃぐちゃにしてしまいたい欲が全身を駆け巡る。
危機感が無い、何も知らない潔はニコニコと楽しそうに笑っている。その曇りない笑顔を、崩したいと思ってしまうのだから、大分重症だと自分でも思う。
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蜂楽が急にソファから立ち上がり、潔に脇目も降らず「ちょっと待ってて」と言い残し早々にリビングから立ち去って行った。
取り残された潔は、目まぐるしい展開に数秒ポカンとしたが、
(まぁ蜂楽だしな、)
と頭を一瞬で切り替えた。潔のずば抜けた適応能力と切り替えは、ここでも当たり前の様に発揮されるらしい。
暫くは自分の家の様にごろごろする。ソファに寝転がったり、スマホを弄ったり、意味もなくソファの下を見たりと好き勝手に過ごしていると、リビングの外の階段をドタ、バタッと駆け降りる音が聞こえてくる。
リビングの扉がガチャッと開かれ、外から蜂楽が出てくる。出て行った時には手ぶらだったはずだが、はぁ、はぁ、と息を落ち着かせている蜂楽の手にはナニカが握られていた。ついこの間片付けた、アレ。
とある銀色の、カトラリーの、狼に化けた人間…人狼をも殺れるとされる銀。
「…蜂楽?」
「潔さぁ…ほーんとなんも分かってない」
どんどん近付いてくる蜂楽。当たり前だ。だって、二階へ行って、何かを取って来て、リビングに帰って来ただけなのだから。当たり前なのだが、
でも、
何故か目の前にいる、見知った蜂楽廻に恐怖心を抱く。
いつもの明るくて元気で、向日葵の様な笑顔を見せる、潔の知っている蜂楽ではない様な気がして、
まるで、薄暗い路地裏に咲くしっとりと湿った花の様な。陽の当たらないじめじめした場にいる、狂気を孕んだ羽虫の様な。
今の蜂楽は危険だ、と頭に危険信号が鳴る。
今が生命の危機だと、なぜか思ってしまう。
「………逃げないでよ潔〜♪」
蜂楽が手の内を明かす。
その手に握られていたのは、銀色に輝く綺麗なナイフ。カトラリーのナイフでは無く本物の、人を傷付けられる道具。一歩間違えれば殺せてしまう道具。それが今、蜂楽の手の中。
今、蜂楽が潔の生殺与奪の権を握っている。
潔の背中に嫌な汗がつー…と伝う。目の前の蜂楽が、怖くて仕方ない。
「ばち、ッら、?」
何が楽しいのか、サッカー試合中みたいに恍惚として、興奮している様子の蜂楽。
「んっへへぇ〜〜!____動いちゃダメだよ?」
ニコニコとした笑顔から一変、スン。と、感情がごっそり全て抜け落ちた様な無表情になる。目が据り、瞳孔がギロリと開く。
一歩ずつ、一歩ずつ距離を詰めて来る蜂楽。
その度、一歩、一歩と後ずさる。当然、背後を見る余裕なんてものは無い。動いちゃダメ。そんなの聞こえてるかも分からない。
トン、と、いつの間にか壁際へと追い込まれていた。もちろん潔が前方を見て、蜂楽が後方を見てる状態なのだから、当たり前だろう。しかし、いつもより視野が狭まっている様だ。いつもならわかる事も、蜂楽の事で頭がいっぱいいっぱいになっているため、考えられない。
目の前の蜂楽から目を離すと、もう、2度とお天道様を歩けない気がしてならない。必死に目を離さない様に、蜂楽の濁ってしまった瞳を見続ける。
「逃げちゃだめ、って言ったのに〜…。」
ドンっと蜂楽の両腕が潔の真横に手を付く。所謂壁ドン、少女漫画みたいな体勢だが、相手は男だしナイフを持っている。別の意味で心臓がドクドクする。全身の血液が逆流する様な感覚を覚える。
気持ち悪い、気持ち悪い気持ち悪い!!
「なにー?♡そんなに俺の事好き〜?♡」
「…ッ、すき、だから、」
嘘の、仮初の言葉。今はここを切り抜ける事を最優先とする、本心ではない言葉。
友達として、親友として、相棒としてなら大変好感が持てた。しかし、潔の目に映る今の蜂楽はただの恐怖を持つに値するヒトだ。
蜂楽はそれに気付いているけれど、ニコニコと楽しそうにしている。嘘でも本当でも、好きと言ってくれた事実はそこにあるからだ。
「えー、ほんとかなぁ〜?♡」
「ッ、ほん、と、!」
「えへっ、あは!やった〜潔が好きって言ってくれたー!両思いだね、俺たち♡♡♡」
「ばち、らぁ……」
「んーー?なぁに?潔」
額と額をコツンとくっ付けて、潔の青い目と蜂楽の黄色い目が逢う。
潔の目から、止め処無く涙が落ちる。
澄み渡る綺麗な蒼から、透明な雫が溢れる。
蜂楽side
「…………ッあ、」
泣いた。哭いた。啼いた。ナいた。
潔が、ないた。
「ッッ……………、♡」
綺麗、可愛い、なにこれ、好き、好き、もっと見たい、好き、綺麗、見たい、舐めたい、もっと、泣かせちゃった、ナカセタイ、カワイイ、好き。
色んな感情がごっちゃになって、脳が止まって、このどうも出来ない気持ちが全身に駆け巡る。
……………俺を狂わすのは、いつだって、
あの青色。
潔はさ、、
「どんな声で鳴くかなぁ…♡」
以下あとがき___________________
意味不明作品③
いやさ、、ごめんね?もっと潔くゅ痛がるシーン描くつもりだったの!ほんとだわ!!
だってさぁ…思ったよりも文字数多いし途中から何書くか分からんくなっちった。許して。
ここまでで5000文字超えやぞ????5000超えたもん書いた事ねぇやろ??文句言うてんじゃねぇよ!!!!ばーか!ばーか!!!(小学生風)
でね?
この小説版くんは私の性癖増し増しにしようと思ってね。もちろん癖捻じ曲がってますのでヤンヘラ拉致監禁ストーカー精神崩壊共依存依存型でお送り致します。(予定は未定って言うしなんも決まってないれす。メンゴ!)お送り致しないかもしれないです。ホラ吹きなんで。メンゴ。
あともう一つ、
これ見た人の推しカプ教えてくれ。やるから。(何年掛かっても待ちます!!って人限定で。有言実行苦手タイプなんで。ネタ思い付くのに時間掛かるんで。リクエストはいつでも受け付けてるけどぉーー。)
そゆことで。よろすくーーー( ✌︎’ω’)✌︎
コメント
1件
誤字脱字は気にすんな